止むことなき再開発が続く豊洲と晴海。 その二つの地を、ブリッジする美しき廃橋。 私はこれと並行する橋をよくとぼとぼ渡る。 現存する遺構は、たいてい遺構に見えない。 遺構のはずなのに、ずっと誰かの役に立っているように見えるのだ。