野口あや子

短歌|野口あや子

短歌|野口あや子

水煙草 見つめたるのちのあなたの目のゆらぎ 風に混じるがごとく光って 水煙草ゆっくり吸って吐き出せばうすもののごとたゆたう煙 クッションをいくつも積んで膝頭緩めて語る小説のこと ココナッツの炭をトングで返すときの短く切った爪のセクシャル ロングシャツ揺らがせなびかせ揺蕩わせまだどうとでもとれる言葉を 中東の男権社会を語りつつ二人で吸って混ぜる吐息を らんぷ洋燈 手を伸ばしたら叶いそうなことをあなたはまた思わせる

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歌舞伎町発「ホスト万葉集」

歌舞伎町発「ホスト万葉集」

「ホスト万葉集」(発行〜短歌研究社、発売〜講談社)を読んでみた。作者は手塚マキと歌舞伎町ホスト75人作、編者は俵万智・野口あや子・小佐野弾である。歌舞伎町で働くホストたちが詠んだ900首の歌から300首に絞り込んで掲載した本である。  この企画を取りまとめた手塚マキ氏は、元No. 1ホストで、その後にホストクラブを経営するだけではなく、歌舞伎町商店街振興組合理事を務めたり、ボランティア団体「夜鳥の界」を立ち上げてホストによる街の清掃活動をしたり、セレクト書店「歌舞伎町ブックセ

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#枡野と短歌の話 を購入すると日記も読める、オカルト的な話なんて言わなかった父、本歌どりと思われず盗作と言われた、などの一日。#kurukeredo

#枡野と短歌の話 を購入すると日記も読める、オカルト的な話なんて言わなかった父、本歌どりと思われず盗作と言われた、などの一日。#kurukeredo

2020年8/28(金)3383 https://note.com/masuno/m/mc606aaa7cc6d #枡野と短歌の話 を購入すると、 この日記も読めるんだけど、 日記はタイミングをみて マガジンから外します。 早い段階で購入したかたへの サービスというか。 いつもより 短歌の話題を増やしてる。 https://twitter.com/chikaiuchini/status/1299197633487986688 #山階基 枡野浩一トーク。 私も緊張します。

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短歌投稿一首入魂掲載実績

短歌投稿一首入魂掲載実績

短歌ムック『ねむらない樹』vol.5 題詠「底」 野口あや子さんに準特選に選んでいただきました! 「了解です。よきタイミングで出ていきます!」井戸の底から貞子の返事 この歌のすべては、評で野口あや子さんがすべて言ってくれました。 ありがとうございました!!

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書評;西村陽吉 歌集『第一の街』

書評;西村陽吉 歌集『第一の街』

野口あや子さんが「短歌というお守り」というハッシュタグで西村陽吉の歌を挙げて、興味を持ちました。 それで目的の短歌がどこにあるのかを探す旅が始まりました。 1.『都市居住者』(大正5年) 都市居住者は、西村陽吉の第一歌集です。若い頃、父親を亡くした時の連作が良かったです。 事もなく彗星すぎて蒼く澄む夜空の奥に夏来る見ゆ 16歳の時だったようで、その時の「事実としての病状を淡々と語る看護師」の言葉が、若い自分を痛めつけたようです。  他には、仕事に明け暮れるも裕

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共犯者の部屋/5分で読める現代短歌11

共犯者の部屋/5分で読める現代短歌11

互いしか知らぬジョークで笑い合うふたりに部屋を貸して下さい /野口 あや子  部屋とは、住居であり、隠れ家であり、防護壁であり、シェルターであり、およそ閉じられた精神で満たされる領域でしょう。外出自粛の日々、閉じ続けていることをつらく感じる/憂鬱になることもあるでしょう。何かを守るとき何かを拒絶せずには済まない、その脆い盾をも厭わずに使う。まさしく相聞歌。ここでの〈ふたり〉を、恋人やそれに類する関係性以外で読むほうが、不自然になりかねない。他にひとりといない親友、くらいの親

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野口あや子「ニジンスキーの薔薇」20首(「短歌研究」2020年3月号)

野口あや子「ニジンスキーの薔薇」20首(「短歌研究」2020年3月号)

野口あや子「ニジンスキーの薔薇」20首(「短歌研究」2020年3月号) https://twitter.com/ayako_nog/status/1232278281568714753 短歌研究社 http://www.tankakenkyu.co.jp/ 短歌研究編集部 https://twitter.com/tankakenkyu 野口あや子 https://twitter.com/ayako_nog ※この情報はアップした時点のものです。リンク先にて最新情報ご

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満月夜、短歌

満月夜、短歌

見事に情熱的な満月の夜を迎えている。今夜は短歌の気分なので、野口あや子の『眠れる海』を読み耽るつもり。 きみのうなじはほしのようほたるのように灯って夕の客体となる        野口あや子 #牡牛座 #満月 #短歌 #野口あや子 #眠れる海 #moon #fullmoon

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互いしか知らぬジョークで笑い合うふたりに部屋を貸して下さい / 野口あや子

互いしか知らぬジョークで笑い合うふたりに部屋を貸して下さい / 野口あや子

野口あや子さん。彼女に出会って初めて歌人という職業を知った。 短歌って平安時代の文化でしょう、57577のルール遵守な難しい文学でしょう、と思っていた私の無知さよ。 アクリルの白いコートを汚す雨 好きってそういう意味じゃなかった これは彼女が10代の時に詠んだ歌。 まず共感した。大人になるとウールやカシミヤのコートを選べる私たちだが、あの頃は確かにアクリルのコートを着ていた。汚れないよう大切に着ていた白いコート。せっかくめかし込んで出かけた日に、「好き」な人とかみ合

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ポエトリーリーディングを通じて目指す、短歌の再発見 <PSJ2018ファイナリスト・野口あや子>

ポエトリーリーディングを通じて目指す、短歌の再発見 <PSJ2018ファイナリスト・野口あや子>

2018年に開催されたポエトリースラムジャパン(PSJ)名古屋大会で準優勝し、全国大会へ出場された野口あや子さん。 PSJは初出場という野口さんですが、普段は短歌の世界で活躍されています。2006年には短歌研究新人賞を、2010年には現代歌人協会賞を歴代最年少受賞するなど、若手世代を代表する歌人のひとりです。 そんな野口さんがポエトリーリーディングの舞台で表現する短歌の世界。その異様な緊張感と興奮に包まれたパフォーマンスの秘密を語っていただきました。 ポエトリーリーディ

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