複雑極まりない世界でいきる思考法
原因と結果を考えるだけでは、解決しない問題があります。
たとえば、コロナウィルスの問題や不登校の問題、地球温暖化の問題。
これらの問題は、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。そのため、「原因→結果」のように直線的に考えても解決策は見えてきません。
では。このような問題はどのように解決すればいいのでしょうか。
「システム論」という考え方が有効です。
システム論の考え方
システム論は、全体を俯瞰し「要素」間の関連を把握するよう努める考え方です。
「原因」と「結果」だけの関係性をみるのではなく、さまざまな要素のつながりを包括的に見て物事を考えます。
(システム論的思考のイメージ)
このように考えれば、複雑に絡み合った要素のそれぞれに対して、解決策を見出せます。システム論で考えることで、複雑に絡み合った問題の解決できるアプローチをみつけられるのです。
(システム論的思考の課題解決アプローチ)
複雑に絡み合った世界で
人は多くの場面で「原因」と「結果」に分けて考えがちです。
原因がわかれば安心できますからね。
しかし、原因と結果だけの二元論的な考え方では、焦点が絞り込まれすぎていて、現実世界では役に立たないことが多くあります。
そこで、今回ご紹介したシステム論的に考えてみるのはいかがでしょうか。
システム論的に考えれば、現実場面で実践可能な、変化の糸口を無数に見つけることができます。
複雑極まりない世界で足がすくむことは多いですよね。
そんなときに適切な判断ができるようにしていきたいと思います。
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