中国の監視下に置かれる日本
テレビ朝日が👆を報道した。この記事を見ると、世界シェア2位の中国セキュリティ会社・ダーファ・テクノロジーが日本に初上陸、、、、だけ？？
流石としか言いようがない。テレビ朝日、期待を裏切らないではないか。『報道しない自由』を存分に発揮している。
事実だけを報道するのが、マスメディアの正しい姿勢なのだから、テレビ朝日は間違っていない。そう思いましたか？
確かにテレビ朝日の報道は事実を述べている。「中国のセキュリティ会社が日本に初上陸。」何にも間違っていない。
ではそんなダーファ・テクノロジーは何をしていて、どんな企業なのか？？ そこが完全に抜けている。それが大問題なのだ。
勘違いしないでほしい。報道機関が一企業を取り上げるときに、何でもかんでも企業の詳細を明記しなければならないと言っているわけではない。特に問題のない企業なら別に良いと思う。しかし、とんでもない企業に関しては、しっかりとその問題点を指摘した上で報道するべきだ。『日本国民のために。』
今のマスメディア全般に言えることだが、この『日本国民のため』という意識があまりにも欠落しすぎている。一体何のための報道なのか・何のために公共電波を使っているのか。
では本題に入ろう。端的にこのダーファ・テクノロジーの問題点を述べる、
アメリカのシンクタンクが「ダーファ・テクノロジーの監視カメラ4種類に人種・肌色・ウイグル族・チベット族の顔を識別できる機能が搭載されている」 という報告書を出した。
中国の新疆ウイグル自治区で何が行われているのか？ それをまだご存知ないという方は、まず👇の記事をご覧ください。
こういった新疆ウイグル自治区で、冷酷な看守として君臨するのがダーファ・テクノロジーの監視カメラなのだ。
中国の監視カメラがどれだけ高性能なのか、わかりやすい記事がある。2019年のもので👇
タイトルの通り。監視カメラの顔認証機能で指名手配犯を60人以上逮捕した中国当局。
アメリカは2020年、既に手を打っている。ダーファ・テクノロジーの製品には『安全保障上の懸念がある。』として“禁輸措置”の対象にしたのだ。
国連が、中国のウイグル人に対する非人道的な人権弾圧を認めた昨今。アメリカ・EU（欧州連合）は中国の『ジェノサイド』に少しでも加担している企業への締め上げ・制裁を強めている。
ダーファは「日本のプライバシーを完全にコンプライアンスできるように頑張っている」とコメントした。
「ダーファが日本のプライバシーを守ると言っているんだから安心だ！！」そう思ったあなた。
それは不可能なのです。なぜか？
中国の国家情報法・第7条があるからです。👇
いかなる組織及び個人も、法律に従って国家の情報活動に協力し、国の情報活動の秘密を守らなければならない。国はそのような国民、組織を保護する。
イカれた法律だ。いかなる組織及び個人が！？ 国家の情報活動に協力！？
つまり、ダーファがいくら日本人のプライバシーを守ると宣言したところで、“中国の法律”がそれを許さないのだ。アメリカが『安全保障上の懸念がある。』として禁輸措置にしたのも理解できる。
あまりにも危険な代物なのだ。駐車場・商業施設・ビルなどに設置されており、私達の日常を鮮明に捉えている監視カメラ。犯罪の捜査も監視カメラを使い、容疑者を追っていくのが主流の現代において、中国のダーファ・テクノロジーの監視カメラが日本を席巻した時、果たしてどうなりますか？？
ここまで読んでくださっているあなたなら容易に想像がつくはずです。
世界シェア2位のダーファが日本に初上陸！！ やったー！！ とはなりません。私達の顔・行動及び個人情報が中国政府に全て把握されるということです。
日本政府は一体何をしているのか、国会議員に問いたい。あなたたちは何のために議員バッジをつけているのですか？ どこの国のために働いているのですか？
余談ですが、中国のウイグル人に対する人権弾圧を取り上げると、こんな事を言う人が、ごくたまーーにいらっしゃいます。
「日本でも人権弾圧はある。なんでそれを取り上げないの？」
どの国にも、大なり小なり人権弾圧はあります。しかし、中国政府が行っている人権弾圧のレベルは私達の想像を遥かに超えた『ジェノサイド』なのです。民主主義の日本において情報発信し、1人でも多くの日本人に知ってもらいたい。私の投稿など微々たるものです。もはや0に等しいです。しかしやらなければ本当に0です。私がウイグル人への人権弾圧をここまで取り上げる理由はそこにあります。
どんどん拡散してください。
HuaweiやZTEもいつまで日本で販売されるのか、、、(泣)
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