ハリー・ヲーデン

バレンタインのパーティを開いてはいけない

ハリー・ヲーデン

バレンタインのパーティを開いてはいけない

記事一覧

【雑記】13年ぶりのゆずソフトリベンジ

 X(旧Twitter)のアカウントが凍結されました(挨拶)。  うーん、思い当たる原因がマジで何もないんですよね。他者を攻撃したり偏った思想を撒き散らしたりといったこ…

【雑記】悩ましいCD収納問題

 「CDは時代遅れ」と言われるようになってから、どれくらい年月が経ったでしょうか。我が家では未だに現役バリバリです。サブスク主流の現代において「なぜわざわざCDを…

【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle- (2009)

はじめに 『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は、オーガストから2009年に発売されたたPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2005年発売の『…

【映画紹介】『血のバレンタイン』(1981)はスラッシャー映画の最高傑作である

 2月です。今年もバレンタインの時期がやってきました。というわけで今回紹介する映画は、カナダ産ホラー『血のバレンタイン』(1981)です。 あらすじ  そもそもなんで…

【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な PC/Brighter than dawning blue (2005/2006)

はじめに 『夜明け前より瑠璃色な』は、オーガストから2005年に発売されたPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2006年、18禁描写を省き攻略可能ヒロ…

【雑記】2023年を振り返って/ハマったものとか

 2023年も残すところあと僅かとなりました。せっかくだからこの一年を振り返って、印象深い出来事を日記的に書いていこうかと。 1月~3月  SNS上で話題沸騰中のソシャ…

【ライヴ感想】VEKTOR JAPAN TOUR 2023 @ SPACE ODD 11/2・11/3

 2023年11月2日(木)・11月3日(金・祝)、VEKTORのライヴに行ってきました。その感想を書きます。 はじめに VEKTORは、アメリカのプログレッシヴ・SF・スラッシュメタル・…

【ゲーム感想】真昼の暗黒 (2018)

はじめに 『真昼の暗黒 / Darkness at Noon』は、隷蔵庫氏が運営する個人サークルSummertimeが2018年に公開した、フリーのノベルゲーム。ティラノゲームフェス2018グラン…

【ゲーム感想】FORTUNE ARTERIAL (2008)

はじめに 『FORTUNE ARTERIAL』は、オーガストが2008年に発売したPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2010年、『FORTUNE ARTERIAL 赤い約束』の題…

【ゲーム感想】イハナシの魔女 (2022)

はじめに 『イハナシの魔女』は、同人ゲーム制作サークル、Fragaria(フラガリア)が2022年に発売したPC用ビジュアルノベルゲーム。2023年現在、PS4/PS5/Nintendo Switc…

【ゲーム感想】穢翼のユースティア (2011)

はじめに 『穢翼のユースティア』は、オーガストが2011年に発売したPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)である。2023年現在、R-18描写がカットされた…

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【雑記】13年ぶりのゆずソフトリベンジ

【雑記】13年ぶりのゆずソフトリベンジ

 X(旧Twitter)のアカウントが凍結されました(挨拶)。
 うーん、思い当たる原因がマジで何もないんですよね。他者を攻撃したり偏った思想を撒き散らしたりといったことは一切ありませんし、日常のできごと(大半は音楽と映画)について細々とつぶやいていた泡沫アカウントなのですが。誤BANというやつなのでしょうか。
 一応、異議申し立てはしていますが、自動返信以外のリアクションがない状態なので、復活の

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【雑記】悩ましいCD収納問題

【雑記】悩ましいCD収納問題


 「CDは時代遅れ」と言われるようになってから、どれくらい年月が経ったでしょうか。我が家では未だに現役バリバリです。サブスク主流の現代において「なぜわざわざCDを買うのか」と問われれば、最たる理由は「物理的に所有することで安心感が得られるから」。サブスクは予告なく配信停止される可能性がありますし、そもそも最初からサブスクに存在しない音楽なんて、この世にごまんとあります。無論、ほかの物理メディアで

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【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle- (2009)

【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle- (2009)

はじめに 『夜明け前より瑠璃色な-Moonlight Cradle-』は、オーガストから2009年に発売されたたPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2005年発売の『夜明け前より瑠璃色な』(以下前作PC版)及び、そのコンシューマ移植版となる2006年発売の『夜明け前より瑠璃色な-Brighter than dawning blue-』(以下前作PS2版)の直接的続編にあたる。

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【映画紹介】『血のバレンタイン』(1981)はスラッシャー映画の最高傑作である

【映画紹介】『血のバレンタイン』(1981)はスラッシャー映画の最高傑作である

 2月です。今年もバレンタインの時期がやってきました。というわけで今回紹介する映画は、カナダ産ホラー『血のバレンタイン』(1981)です。

あらすじ

 そもそもなんでこんな記事を書いたかと言いますと、もちろん時期的にちょうどいいのもありますが、何より自分がこの作品を愛してやまないからです。タイトルに書いた通り、ガチでスラッシャー映画の最高傑作だと思います。誰が何と言おうとこれだけは譲れません。

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【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な PC/Brighter than dawning blue (2005/2006)

【ゲーム感想】夜明け前より瑠璃色な PC/Brighter than dawning blue (2005/2006)

はじめに 『夜明け前より瑠璃色な』は、オーガストから2005年に発売されたPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2006年、18禁描写を省き攻略可能ヒロイン・新規シナリオが追加されたPS2移植版が、『夜明け前より瑠璃色な -Brighter than dawning blue-』の題でオーガストの別ブランドARIAから発売された。

 本稿では、無印PC版並びに『Brighte

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【雑記】2023年を振り返って/ハマったものとか

【雑記】2023年を振り返って/ハマったものとか

 2023年も残すところあと僅かとなりました。せっかくだからこの一年を振り返って、印象深い出来事を日記的に書いていこうかと。

1月~3月

 SNS上で話題沸騰中のソシャゲ、『ブルーアーカイブ』(ブルアカ)を2月の2周年記念キャンペーン中にはじめました。もともとソシャゲはあんまりやってなくて、今も継続してプレイ中なのは『アリス・ギア・アイギス』くらい。『ウマ娘』はログボ勢。んで『ブルアカ』はどう

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【ライヴ感想】VEKTOR JAPAN TOUR 2023 @ SPACE ODD 11/2・11/3

【ライヴ感想】VEKTOR JAPAN TOUR 2023 @ SPACE ODD 11/2・11/3

 2023年11月2日(木)・11月3日(金・祝)、VEKTORのライヴに行ってきました。その感想を書きます。

はじめに VEKTORは、アメリカのプログレッシヴ・SF・スラッシュメタル・バンド。SFはそのまんまサイエンス・フィクションの意味で、そういった世界観が楽曲のコンセプトになってます。'04に結成され、現在に至るまで以下の3枚のフルレングスアルバムをリリース。

・Black Futur

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【ゲーム感想】真昼の暗黒 (2018)

【ゲーム感想】真昼の暗黒 (2018)

はじめに 『真昼の暗黒 / Darkness at Noon』は、隷蔵庫氏が運営する個人サークルSummertimeが2018年に公開した、フリーのノベルゲーム。ティラノゲームフェス2018グランプリ受賞作品。公式サイトには「このゲームには残虐な表現・性的な表現が含まれています。15歳以下の方はプレイをお控えください。」という注意喚起が記載されている。

・公式サイト

総評 (※ネタバレ無) フ

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【ゲーム感想】FORTUNE ARTERIAL (2008)

【ゲーム感想】FORTUNE ARTERIAL (2008)

はじめに 『FORTUNE ARTERIAL』は、オーガストが2008年に発売したPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)。2010年、『FORTUNE ARTERIAL 赤い約束』の題でTVアニメ版が放映された。

・総合公式サイト(R-18)

 『穢翼のユースティア』に情緒を破壊されるほど感銘を受けた(感想はこちら)ので、ほかのオーガスト作品もプレイしてみよう企画第1弾。
 

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【ゲーム感想】イハナシの魔女 (2022)

【ゲーム感想】イハナシの魔女 (2022)

はじめに 『イハナシの魔女』は、同人ゲーム制作サークル、Fragaria(フラガリア)が2022年に発売したPC用ビジュアルノベルゲーム。2023年現在、PS4/PS5/Nintendo Switch/Xbox One/Xbox Seriesの家庭用移植版も発売されている。本稿で扱うのはPC版である。

・PC版公式サイト
・家庭用移植版公式サイト

総評 (※ネタバレ無) ボーイミーツガールって

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【ゲーム感想】穢翼のユースティア (2011)

【ゲーム感想】穢翼のユースティア (2011)

はじめに 『穢翼のユースティア』は、オーガストが2011年に発売したPC用アダルトゲーム(所謂ギャルゲー/エロゲと呼ばれる)である。2023年現在、R-18描写がカットされたPS Vita版、PS4版、Nintendo Switch版も発売されている。本稿で扱うのは、最初に発売されたPC版である。

・PC新装版公式サイト (R-18)
・Switch/PS4版公式サイト (全年齢)

 十数年前

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