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シドニー・ホワイトと7人のおたく
ドリームプラン<https://note.com/harahiro67/n/n767bb41c4a1c>は、邦題がお気に召さないと書きましたが、逆に気に入ったのは「シドニー・ホワイトと7人のおたく」。この…
ヴァージン・スーサイズとクレイジー・オン・ユー
ソフィア・コッポラ監督が好きな理由として「音楽のセンスがいい」ということがある。「ヴァージン・スーサイズ」しかり「ロスト・イン・トランスレーション」しかり。
「ヴァージン・スーサイズ」で特に好きなところが「クレイジー・オン・ユー」の使い方である。
ハートの「クレイジー・オン・ユー」はスパニッシュギターを思わせるアコースティックギターのソロから始まり、一瞬静かになったと思うと一点激しくなって盛り上
ヨルゴス・ランティモスと「哀れなるものたち」
ヨルゴス作品はサイコスリラー、ホラーが多く、その舞台が異常な環境下におけるため、ブラックな笑いが加わって癖が強いです。そして一貫して描かれるのは弱い男と強い女です。
最初の作品である「籠の中の乙女」は、文字通り父親により籠(外界から物理的にも論理的にも閉ざされた自宅)で軟禁状態になっている姉妹の物語です。
この異常な家族関係が不気味であり、時には笑いを呼ぶ。そして長女が外界の情報を得て...と
転職活動してます。 その1
定年退職まで、もうすぐあと3年というところで転職活動を始めました。
これまでも数年間、「定年後の生き方をどうしようか。このままこの会社で雇用継続でもいいのかな」とモヤモヤしていましたが、一念発起しました。
そのきっかけとしては以下の2点、
①子供達が社会人となった。
②今のプロジェクトが終わりに近づいた。
ことです。
一番大きいのは①です。
子供達が在学中は「転職したい」と家族に伝えたら、「
シドニー・ホワイトと7人のおたく
ドリームプラン<https://note.com/harahiro67/n/n767bb41c4a1c>は、邦題がお気に召さないと書きましたが、逆に気に入ったのは「シドニー・ホワイトと7人のおたく」。この映画の原題は ”Sydney White” で ”Snow White”(「白雪姫」)をもじったものだが、邦題もそれに上手く寄せている。
映画の内容としては、意地悪な寮長に寮を追い出されたシドニ
こんなことリアルの場では言えないんだけど
こんなことはリアルの場では時と場所をかなり選ばないと言えないんだけど、能力のない人を辞めさせられるよう労働契約法改定されないだろうか。
使えない人を回されて、仕事与えても出来ないから自分や周りの人間が苦労して、そのくせ原価ばっかりかかる。
使えない中堅から年寄りはとっとと解雇して、若者の雇用枠を増やしてくれよ。
若者は成長する余地があるので、仕事出来なくても育てようと前向きな気持ちになれるけど
参議院選挙と能力主義
参議院選挙で最低賃金の話題が出るたびに、
「社会全体としては良いことだと思うけど、最低賃金で生活しているような人は投票に足を運ぶ割合は少ないのではないか。」
と考えてしまう。
そんなことを考えていたら、「この考え方って、最低賃金で生活している人に対しての偏見であり、ある意味差別的ではないか」とふと思った。
これって、マイケル・サンデルの「実力も運のうち 能力主義は正義か?」に記載されていた
「
母の死に涙することができた
濃厚接触者になってしまったため母の火葬に立ち会えず、母の死を実感できずに泣けずにいたけど、実家の片付けに行く途中の車の中で My Chemical Romance の "Welcome to the Black Parade" を聴いていたら、涙が出て止まらなくなった。
母にマーチングバンドを観に連れてもらったことがあるわけでもなく、また、母に救済者になるよう言われたわけでもないけど、”We'l
自分の葬儀について考えてみた
自分は無宗教だ。といっても宗教を否定的ということではなく、宗教そのものは信者の人にとって心の拠り所になっているわけだから、それだけで存在意義があるものと思っている。
母は信心ぶかい人で、自分が子供の頃は母が唱える「南無妙法蓮華経」を毎日耳にしていた。「いんなあとりっぷ」という冊子が昔は家に届いていたので「霊友会」に入っていたのだと思う。いつの間にか届かなくなったので「霊友会」は退会したのかもしれ
母の死が実感できない
先日、母が亡くなった。そろそろ1週間になるが、まだ実感がなく消化しきれていない。
まだ実感が持てていないのは、母の火葬の場に立ち会えなかったためだと思っている。立ち会えなかった経緯は以下の通り。
通夜と葬儀の出席のため、遠方に住んでいる長男、次男を呼び寄せた。久しぶりに一緒に夕食をとった翌朝に長男から「コロナの濃厚接触者になったと連絡があった」と伝えられた。
我が家は皆濃厚接触者及びその濃厚接触