移転を決断した背景に何が起きていたのか?【社長書き下ろしnote#7】
こんにちは!
株式会社ハッピースマイル代表取締役社長の佐藤です。
なぜオフィス移転をする意思決定をしたのかについて、その背景や想いなど、書いておきたいと思います。
また、現在一緒に頑張っている従業員にはオフィス移転の背景を伝えてきたつもりではありますが、うまく伝わっていないメンバーもいるのではないかということ、そして、これから新たに入ってくる従業員の方にも、なぜ今の場所にオフィスがあるのかを伝えていくために書いておきたいと思います。
ハッピースマイルのオフィスは、自宅6畳一間からスタートしました。
その後、おかげさまで会社も順調に成長させていただき、一緒に働く従業員数も増え、合計4回移転してきました。
そして今回の大宮駅前への移転が5回目となります。
今までの使用してきたオフィスの広さは次の通りです。
順調にオフィスの広さも広くなっております。
それでは早速、移転の背景について書いていこうと思います。
①今までのオフィス変遷
ハッピースマイルが創業した2008年1月に、自宅の2階6畳一間でハッピースマイルはスタートとしました。
その後、川越市から、さいたま市西区に移転し、少しずつ事業拡大とともにオフィスも変化していきました。
創業した2008年が3坪からのスタートだったということもあり、2018年までの10年間で、オフィスの広さは30倍以上になりました。
今後予定している事業拡大に伴う人員増加や、IPOに向けた組織体制の構築と言うところを視野に入れると、どうしても現状のオフィスの状態では解決できない部分も多々ありました。
②現状のオフィスの課題、現在地
2022年の現時点で感じているオフィスの課題は次の3つです。
1.オフィス内が狭い
2.オフィスの立地が良くない
3.オフィスがオフィス仕様ではない
不動産である以上、立地については非常に重要なポイントでもあります。
また、オフィスの広さについても、当時は現状+ α位の広さがあれば間に合うだろう!と言う考えでオフィスを決めてきました。
しかし、ありがたいことに、事業の成長と従業員が増えるスピードが想像以上に早く、当初予定していた広さでは入りきらなくなると言うことが移転のたびに発生していました。
オフィスの賃料は固定費であるため、なるべくなら低く抑えたいところではありますが、今振り返ると、移転して3か月後、半年後には狭いね…。と言うような会話が社内から聞こえるような状況でした。
そのような状況ではありましたが、創業時から社長が実現したい理想的なオフィスイメージがあります。
③社長が実現したいオフィスイメージ
1.駅前であること
2.ワンフロアであること
3.ワクワクできる社内であること
4.ビジョンを表現したオフィスであること
創業時から、いつかはこのようなオフィスで仕事がしたい!と思っていました。
特に重要視しているのが、ワンフロアで全員と仕事をする!というところです。
同じ空間で、様々な部署が仕事をしていることで、笑い声や雑談など、その空間に居るからこそ感じることが出来る雰囲気があります。
私はこの雰囲気の中に、チーム作りの重要な要素が詰まっていると考えています。
実現したいオフィスイメージはあるものの、2022年現在のオフィスで実現できていないものは当然複数あります。
④理想と現在地のギャップ
一番大きいギャップとしては、使用しているオフィスがオフィス仕様ではないということです。
一般的なオフィスであれば備わっているはずのあらゆる設備が無いと言うことです。
例えば、従業員の人数に対するトイレの数などです。
また、建物の造り自体も木造ということもあり、どうしても柱の数、壁の数が多くなってしまうため、レイアウトをするにも、この壁がなければな…。と言うようなことが頻繁に発生します。
壁や柱の問題だけでなく、そもそものオフィス自体が狭いため、従業員の人数が増えるたびに、デスクのサイズを小さくして席を増やしていく手法を用いるしかありません。
よって、従業員数が増えると、デスクサイズを小さくするため、今まで使用していたデスクが使えなくなり、小さいデスクに買い替えるという無駄なコストが発生する負のスパイラルに陥っていました。また、買い換えたことで、今まで使っていたデスクを保管しておくための倉庫の契約も必要で、買い替えの度に契約する倉庫の広さもどんどん大きくしていく必要がありました。
倉庫を契約しても、倉庫に荷物を誰が取りに行くのか?というようなことも発生し、倉庫とオフィスを往復するための車両なども必要になりました。
目先のコストとしては、オフィス仕様ではない建物の方がコストも低く抑えることが出来るので、良いようにも思いましたが、10年以上経営してきて、色々なことが限界を迎えており、目に見えるコストの部分だけでなく、コスト以外の目に見えない部分のデメリットが増えてきたと感じています。
⑤オフィス移転を考え始めた時期
2022年に移転を決めましたが、実際に移転について必要性を感じ、動き始めていたのは2017年の後半からでした。
渋谷区、港区、新宿区、豊島区などなど、100カ所以上のオフィスを見に行きました。
その中でも、出世ビルを重点的に見ていました。
一つ前に入居していたのが、GMOや、サイバーエージェント、ミクシィなどのIT系の企業がそのオフィスで成長し、次のオフィスに移転して行った出世ビルです。
移転するなら、そのような出世ビルにしたい!と考えながら内覧し、いくつか良いところもありました。様々なオフィスを見ている真っ只中の2019年、新型コロナウィルスが日本中に蔓延し始め、緊急事態宣言の発令など、国内の動きがネガティブになり当社も売上に影響を受けました。
その時「これは神様がまだ移転するな!」というメッセージだと思い、移転については保留にしました。
その後、少しずつ業績も戻り始め、未来も考えられる状況になってきた頃、オフィス移転どうしようかな…。と再び思い始めたのが2020年後半でした。既に移転を考え始めてから3年が経過していました。
当初は渋谷区、港区などIT系企業が集まるエリアに移転しようと思っていましたが、その頃から少しずつ考え方が変わり、創業した埼玉の地で1番の企業になる!と言う想いが強くなりました。
それを仲介業者に伝え、再び物件探しが始まりました。
物件選びの条件は
1:ワンフロア250坪以上であること
2:大宮駅西口であること
3:大宮駅から徒歩3分以内であること
この3つでした。
この3つが当てはまるオフィスビルがなかなか見つからず、特にワンフロアで250坪以上という条件が非常にハードルが高かったです。
そんな中、奇跡的にも物件が見つかり、1カ所目の物件を内覧し、条件に当てはまったため申し込みをしましたが、入居審査の段階で「うちのビルは上場企業しか受け付けていないので難しいです」という理由で断られてしまい、やはり上場企業の信用は絶大なんだなと感じるとともに、非常に悔しい思いをしました。
条件に当てはまるオフィスビルでないと移転はしない!と決めていましたが、内心、本当に見つかるのかなあ…。と不安な状態で過ごしていました。
しかし、強く思えば思うほど引き寄せというのが起こり、その約1ヵ月後に仲介業者から連絡があり「3つの条件全て当てはまるオフィスビルの建設計画が発表されました!」と連絡が入りました!
確認したところ、全ての条件に当てはまるだけでなく、新築ビルと言うこともあり、BCP対策がされており、制振装置や、非常用電源なども完備されていました。また、駅から徒歩1分という立地でした。
入居審査を申し込み、ハッピースマイルの成長をぜひ応援したい!と言っていただき、入居審査を通過することができました。
⑥移転先のオフィスビルに決めた理由
3つの条件に当てはまっていたということが決め手なのは間違いないですが、それ以外にもオフィス選定にあたり、どのようなメリットがあるのかについて、次のような視点でも考えていました。
これらのメリットが、移転することで得られると考えています。
2017年から移転プロジェクトが始まり、途中、新型コロナウィルスの影響で止まっていたプロジェクトも再開し、移転を考え始めてから6年後の2023年9月1日についに移転が決まりました。
今回、様々なタイミングが合致し、また強い引き寄せで移転先のオフィスも決まりました。
オフィス探しのために深夜までやり取りしていただいた仲介業者の方、そして、ハッピースマイルの未来の成長を共に歩んでくれると言ってくれた管理会社様、本当にありがとうございました。
2023年9月から新たに始まるNEWオフィスで、更に次のステージに駆け上がりたいと思います!!!
✅写真代行販売サービスやカメラマン派遣のお問い合わせはこちら
https://minnanoomoide.com/contact/
✅ネットでの写真代行販売サービスについての詳細はこちら
https://photo-park.info/about/
✅サービスの資料請求はこちら
https://photo-park.info/contact/document/
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?