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【子育てママ】子どもが作るキャンプ飯 #32
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
「卵を割る時は、こう持ってな、
コンコン」
コンコン
コンコン
あれ?ゴン!!
「あーあー!力入れすぎや」
キッチンからトトさんとココちゃんの声が聞こえる。
「カカさんに見せる!」
「こぼさないよーに両手で持ち」
ココちゃんが大事に持ってきたお椀の中には、黄身がプックリと膨れて濃い黄色。卵かけご飯にしたらめちゃくちゃ美味
【子育てママ】熱が出まして・・・#31
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
キャンプを楽しみに仕事を頑張っていたけど、
打ち込んだデータを全部消しちゃったり、デスクのコーヒーをこぼして
後少しで完成だった図案が汚れたり、なんでもないところで
蹴躓いたり、バナナゼリーだと思って食べたらアセロラゼリーだったり。
いつもなら気をつけていることも、ついうっかりが続いていて、
気だるいの。ここ2、3日ぐらいね。
【子育てママ】ご機嫌さんで起きるには。#30
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
最近オシャレに目覚めた娘ココちゃん。
オーガンジーのふわふわとしたスカートがお気に入りで、保育園にも着ていくと、毎朝ひと揉めする。
フードがついた服、スカート、レースなどの引っ掛けやすいものや、
紐がついたものは、危険だからと保育園では禁止されているのに。
「スカートで保育園にいく」
「スカートは履いて行かない約束だよ」
「
#29 担任はみゆき先生!
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
4月。10日ばかり過ぎ、ようやくいつものリズムを取り戻してきた我が家。
新しい保育園の入園を目前に「行かない」と言い出したココちゃんにどうしたものかと心配したけれど、
トトさんの言うとおり、全然大丈夫だった。
3日目。
お迎えに行くと、担任の先生が出てきて「ココちゃんが私の顔を描いてくれたんです!」と、
画用紙を広げて、大き
ココちゃんとトトとカカ28 慣らし保育って。
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
保育園の入園を目前にして「大きい保育園には行かない」が口癖になった娘。
本園には仲良しのお友達も一緒だし、保育園の場所もほぼ敷地内。
どちらかというと、お姉さん面をするタイプで、繊細な心のケアは必要ないけれど、
急に良からぬスイッチを入れてイヤイヤモードになりかねないから、
「ココちゃん良いな〜。大きい保育園って、滑り台ある
ココちゃんとトトとカカ#27 桜ご飯と夫婦喧嘩
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
桜が咲くと、「空から見たら日本がピンクのホワホワなんだろうね」という母。
そんなことはないって…と今なら思うけど、幼い頃は、本当にそうなのだと思っていた。
「年々、満開になるのが早くなっている気がしない?
この調子だとさ、入園式には桜がないんじゃないかと心配してたんだけど、
なんとかもつかな」
「入園式は今週?」
「うん、来
ココちゃんとトトとカカ#26 もう卒園かぁ。
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
ココちゃんの髪を二つに分け三つ編みをし、くるくるっと丸めてお団子を作り、
先日、茶屋町で買った、小さなリボンがついたピンでちょこんととめる。
もう片方も同じようにクルクルッと丸めてピンでとめて完成。
春らしいクリーム色のワンピースによく似合っていてなんとも可愛らしい。
「次はカカさんの髪の毛やり。ココちゃんが手伝ったげるわ」と
ココちゃんとトトとカカ #25 カバオのごはん
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん3歳の暮らしのお話》
「ココちゃん3歳です!」
「まぁ、大きな声でお名前が言えて、かっこいいわねぇ。じゃぁ、教えてほしいんだけど。ココちゃんは何のご飯が好き?」
「・・・なにのごはん?」私を見上げるココちゃん。
「好きなご飯は何か?って」耳打ちをする。
「えーっと、えーっと・・・。あ!カバオのごはんです!」
自信満々に答えた『カバオのごはん』
園
ココちゃんとトトとカカ #24 花粉大丈夫?
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
「せなかがかゆい」と、よく言うココちゃん。
私は目が痒くて、鼻もムズムズ。今年もまたこの季節がやってきた。
ココちゃんには、花粉症の症状はないものの、肌が乾燥しやすくて、
お風呂上がりには保湿クリームが欠かせない。
ホホバオイルにラベンダーの精油を入れてマッサージするように、背中に塗ってあげることが多いけど、
今夜は、寝かし
ココちゃんとトトとカカ #23 春といえばイカナゴ
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
なんなの?この寒さは…。昼と夜の寒暖差が激しくて、洋服が決めづらいよね。
それでも、春はすぐそこまでやってきているみたい。もう少しだね。
菜の花が売り場に並び出すとそろそろだなーっと楽しみになるのがイカナゴ。
あれって、知らない所もあるんだってね。
全国どこでも、春といえばイカナゴ!だと思っていたから。
同じ関西でも知らない
ココちゃんとトトとカカ #22 生まれ変わったら
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
「生まれ変わったら、どんな職業に就きたい?」
昨夜の残りご飯を詰め込んだお弁当を広げ、大きなおにぎりを
頬張ろうといた時、向かいに座っていたチカが目をくりくりさせて聞いてきた。
くりくりかな、ぱちくりの方が合ってるかも。
「職業?んー。生まれ変わってみないとわかんない」と答え、
トトさんスペシャル唐揚げにお箸をのばす。
「ちゃ
ココちゃんとトトとカカ #21 バレンタインってなにさ。
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
リボンのシールがついた小さな包みを「いつもありがとうございまーす」
大きな紙袋から一つずつ男性陣に配る入社2年目の後輩。
「おっ!バレンタインか!」
「明日お休みいただいているので、ちょっと早いんですけどぉ」
「嫁さんに貰うくらいしかなかったけど、みなみちゃんが来てから2個になったわ」
と、チラリとこっちを見る部長。(そんな気
ココちゃんとトトとカカ #20 気をつけて!子供と豆
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
「昨日、大丈夫だった?」
後ろからポンと肩を叩いて、声をかけてきたのは菊池さんだった。
私が知らない頃のトトさんを知っているからか、すごく親しく話しかけてくれる。
私のお弁当を覗き込み「今日も美味しそー。さっすが、トト。いい?ここ座って」なんて言いながら、
右手に持った紙袋を見せて「うちの近所のパン屋さん、有名なのよ」と笑った
ココちゃんとトトとカカ #19 節分前の悲劇
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
「ただいまー」
困り顔のトトさんがキッチンから顔を出す。
「どうしたの?」
「なんかさ、保育園では元気だったんだけど、帰ってきてからずっとこれやねん」
トトさんの足にしがみついたココちゃんがコアラに見える。
どうやらずっとこの調子で離れなくて、夕食の準備どころではなかったらしい。
「具合悪いとか?」少し涙目のココちゃんの顔を
ココちゃんとトトとカカ #18夕食は何にする?
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
「ココちゃーん、ママがお迎えに来てくれたよーー」
先生が私を手招きして、絵本コーナーを指差し(ココちゃんの様子を見てと)目配せしてくれたから、覗き込んでみる。
先生のように絵本を持ち、並べたぬいぐるみ達に絵本の読み聞かせをしている。
お友達が1人、ぬいぐるみの後ろに正座で、ココちゃんのお話を聞いていた。
一つ上のクラスのお姉ち
今どきテレビよりYouTube カカさん#17
《これはトトさんと、私カカさん。そしてココちゃん2歳の暮らしのお話》
テレビからお笑い番組が流れ、それをBGMに、トトさんはソファーでYouTube。
時々「わっはっは!!」と大笑いするからびっくりする。お正月ってつまんない。
去年までと違ったのは、ココちゃんがYouTubeを覚えたこと。
トトさんがYouTubeを見始めると、「かしてく〜ら〜さい」
トトさんのそばで「まだかなぁ」ってずーっと言