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日々生きること感じること

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#子育て

違和感に慣れない

違和感に慣れない

子どもと暮らしながら仕事をするようになって7年。
複数の組織を経験させてもらってきた。

既に乳児の母を脱して久しい。
7年経っても、組織が変わっても、マネジメントに戻っても、違和感をもつ声がけや出来事はおきる。つまり、

ということだし、
時間も時代も経て人が変わって(もちろん、自分も慣れるし耐性もつき)役職についたわたしでさえ感じるのだから、これは氷山の一角だろうなと思うわけで。

新年の仕事

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橋を架けるのは

橋を架けるのは

誰かのことをわかりたいと思う
きっと完全にわかりあえることはないと知っていても。
だから、その人の「ことば」を知りたい。

幼い頃からずっと持っている、わたしが生きていくうえでのテーマのひとつだ。人はなぜ、どうやって他者とコミュニケーションするのか。大学では、子どもはどのようにことばを獲得していくのかを卒論に書いた。

言語習得だけの話ではないことばとは、外に向けて発し、届けようとしているいくつも

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そうか、わたし公園嫌いだったんだな。

そうか、わたし公園嫌いだったんだな。

「おかあさーん、こーうーえーんー、いこ!」

週末も仕事の夫が出かけた直後も、ベッドでいつまでもゴロゴロしてるわたしの元へこどもたちがやってくる。

よし行こうー!なんて気持ちになることは、ほぼない。なんかいつも億劫だし、できれば行きたくない。

遠出が嫌なのではなく、近ければ近いほど(遊具と砂場と広場があるフツーの公園であればあるほど)行きたくない。

こどもたちがなかなか着替えないとか、まだ歯

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備えあればうれしいな

備えあればうれしいな

二人目育休中に「備えあればうれしいな」とテーマを掲げて過ごした。おちゃらけてるつもりはないけど、どうせなら楽しんだ方がいい、と思ったから。

「生きていく」ことと「防災」はセット2019年2月にまとめたメモがこれ。
キーワードは”thrive”だった。

わたしのこのnoteは、雑多にいろんなことを書いているけど、大体この1枚に集約されてる。

生きていくためには、命を落としてはならないのだ。いか

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「だってあなたは産んでない」

「だってあなたは産んでない」

育休中、たまに読書会をやっていた。課題図書は色々で、もちろん「子育て」をテーマにした本も読んだ。

「見守り」のススメある時、フリーランスの保育士さん二人が書いた本に

こどもがなにか出来ない!となった時に
すぐに手を出さない
どーんと構えて見守るべし

というくだりがあった。
ここは母たちの中で大きく意見が分かれたポイントだ。

わたしは、うんうんそうだ!と超・賛成派。
一方反対派の意見はこんな

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「1対n」と「1対1×n」

「1対n」と「1対1×n」

この間の休日、2歳半むすことふたりで散歩。
いつもなら父ちゃんと行く皮膚科に「おかあさんとがいい」と同伴ご指名だったり、コピーのためにコンビニまで行こうとしたら「いっしょにいく」とついてきたり。

普段お姉に色々先導されたり煽動されたりしている2歳弟だけれど、大人みたいに会話のキャッチボールが成り立ち、謎のストライキや甘えも繰り出さず。「個」を静かに主張する感じが、新鮮だった。あれ、こんなことでき

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大人になること

大人になること

今日は成人の日。
新成人のみなさま、おめでとうございます。

いつもの年なら、艶やかな晴れ着姿の二十歳の皆さんにたくさん眼福賜る日。今年は、ウイルスに、豪雪に、とお祝いごとには手厳しい天からの贈り物が届いたなぁ。

トップ写真は昨年の七五三晴れ着姿の娘と、父。このとき、「大きくなったなぁ」と同時に「ゆっくり大きくなったらいいよ」と思ったのを覚えている。

人はいつから「おとな」になるのだろう。おと

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母になるとは、何かを諦めることなのか?

母になるとは、何かを諦めることなのか?

昨日「母」のことを書いた。
そういえば、一人目出産から、もうすぐまる5年。
母になったら、捨てたり諦めたり我慢したりすることが格段に増えるのかと思っていたのだけど、実際どうだったかを振り返ってみた。

何を諦めなくちゃいけないと思っていたか①夜の外出(夫は接客サービス業だから夜は不在)
②たまのジャンク食(母乳に悪いし身体が資本)
③ネイル(伸ばせないし通えない)
④ヒール(抱っこ外出怖い、幼児に

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住む、を考える

住む、を考える

今年は、友人から届いた年賀状のなかに

「引っ越しました」

というコメントがとても多かったように思う。家族が増えたり仕事が変わったりというのはもちろんあるけれども、covid-19の影響で、住まい選びに「通勤」の影響が小さくなったこともあるなぁ。

住む街をどう選ぶか大学在学中に実家を出てから、これまで1都3県、7回の引越しをした。いま住んでいる街は、それまでに「縁もゆかりもない」ところだけれど

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2021年の初夢

2021年の初夢

「いちごはかわもたべれるの?」
という声で起こされた。まだむにゃむにゃ寝ぼけている2歳むすこの初夢はいちごだったらしい。

この人は毎晩可愛い寝言を言ってる。
元旦の朝は「レモンはすっぱいんだよ!」
と叫んで起きた。食いしん坊や。

元旦の夜に見るのが「初夢」らしい。レモンじゃなくていちごのほうね。

わたしの初夢2021概要はこんな感じだ。
いつも夢は起きる直前に「これを記憶しておこう」と思いな

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2020年は特別な年だったのか?

2020年は特別な年だったのか?

きわめて個人的な、2020年大晦日の記録です。

大晦日、5年ぶりのデート最近は私のまわりではこどもたちを預けてデート、がわりと市民権を得ていて、わりと聞くしオススメされる。

でも、上の子出産して4年9ヶ月。一度もデートしたことがなかった。(私のソロ遊び時間はいつももらってる)

今までなかったのは、こどもたちの年が2歳ちょっとしか離れていないので手が空かなかったのもあるし、夫の休みがあまりない

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こどもへの言葉がけ

こどもへの言葉がけ

日曜日の公園で聴こえてくる会話「なんでちゃんと並べないの?」
「早くしなさい!」
「なんで妹が泣いてるのにほっといたのよ!」
「ほらあんたがグズグズしてるから場所取られちゃったじゃない」
「ちょっとそこさわんないの!!」

あー、わかるよ、と思いつつ…
いやはや、質問というより呪いやら命令やら、楽しいはずの公園で涙目だったりプンスカしてる子どものなんと多いこと。公園て怖いところです(違)

***

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歯医者さんの価値が変わった日

歯医者さんの価値が変わった日

歯医者が嫌いだった理由小学生の頃、歯医者嫌いでした。
歯が痛いって経験はないのですが、治療中に「その舌が邪魔!」と怒られてから。

無意識だと治療中の歯に行っちゃうけど、ふと我に返ったとき、どこに舌を持っていけばいいか正解がわからない。皆どうしてるのか?

キーンて音も、独特の匂いも、全部、嫌い。
でも何より

虫歯になった人が悪いんだから

て、空気感が何より嫌いだったなぁ。
そりゃ言われてみた

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冬に来る怖いアレとどう付き合うか決めた

冬に来る怖いアレとどう付き合うか決めた

冬に来る怖いものといえば、サンタでもなく鬼でもなく
インフルエンザ。

とはいえ、生まれてから一度も罹ったことがないので
“実態のないもの“ 。
だから、正しい怖れ方をしているのかよくわからない。

予防接種は冬のマストアイテムか小学生の頃は学校で予防接種を受けていたが、それ以降、予防接種も未経験のままずっと来てしまった。

妊婦になった2015年、産婦人科の先生に言われて、初めて予防接種を。(妊

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