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扇浦レミイ@妖怪画家
2023年9月14日 19:37
今宵、日本の様々な場所からやって来た妖怪たちが集まって来ました。空中で百鬼夜行を行う為です。仲間に入れて貰おうと、アメリカから来たモスマンが様子を伺っています。空に国境はない。文化を越えて尊重する。をテーマに烏天狗、野衾、管狐、幽霊鳥、モスマン、比翼鳥、すりこぎのお化け、ヨゲンノトリ、青鷺火、波山、姥ヶ火、鳥兜、赤舌を描きました。窓から空を見るイメージで、しっかりとした木枠の額を
2023年9月2日 19:44
「化かすぞー!」と自信満々に拳を突き上げる狸は早速頭に葉っぱをのせています。そんな狸を往なす狐。三毛猫又は、どう踊るか白猫又に相談中ですが、赤殿中(赤いちゃんちゃんこの狸)におんぶをせがまれ、それどころではありません。ドタバタしながらも楽しく化かす相談をしていきます。かなり小さめの作品です。狸たちが、楽しそうにしているのを描きたく制作したのですが…狸のみだとどうしても
2021年2月20日 22:49
「潮鳴りの龍」色紙・アクリルガッシュ額11.7×7.7㎝絵8.5×4.5【個人蔵】人には見えぬ、黒い龍。珊瑚のような枝分かれをした角を持ち、寄せては返す波の音が聞こえる間はそこにいる。静かに海を見守る。
2021年2月5日 21:52
「黒招き猫又」色紙・アクリルガッシュ10.5×10.5センチ(額込み)【個人蔵】全国の看板猫が大事にしている、黒い尾が二本の招き猫。その尻尾は少し曲がっていて、お客さんを引っ掛けてくれる。黒字の黒招き猫なのである。末広の扇と共に描きました。招き猫の大きさは親指サイズです。
2021年2月2日 21:58
渦を巻くように広範囲に降り落ちる雷の中心には龍がいる。それは「渦雷の龍」発達した低気圧や台風の中心付近などで、周囲から吹き込む気流によって上昇気流が通常より盛んになると発生する雷です。気温が高い時は勢力を長時間持続し、移動速度が速いため広範囲に影響を及ぼします。これを見た昔の人は、きっと龍がいると思ったのでは?と想像し、描いた龍です。「渦雷の龍」色紙・アクリルガッシ
2020年7月29日 00:13
作品名:黒招き猫又136×121㎜色紙・アクリルガッシュ(個人蔵)商売に携わる看板猫ならどの猫でも知っている。それは、黒招き猫又。黒字の黒猫。身体には魔除けの模様が描かれていて二又の尻尾は、どちらも鍵尻尾でお客さんをどこかから連れてきてくれる。一人前の看板猫になると、先輩看板猫と旅に出て黒招き猫又に挨拶をしに行くのである。そして、商売繁盛をお願いするので
2020年7月27日 22:14
作品名:猫背屋60×50㎜色紙・アクリルガッシュ(個人蔵)「よっ!猫背屋!!」「九代目!!」会場に声が響きます。見栄を切るのは、猫背屋の九代目猫背村 松之助。時代物が特に人気で、どんな猫背も猫背屋の九代目が演じればたちまち拍手大喝采。猫又歌舞伎の看板役者である。しかし、猫背村松之助には裏の顔がある。舞台が終わり、ネズミを2匹平らげたら夜の顔。それは、巷を
2020年7月26日 23:13
作品名:我が家のタマ直径8㎝色紙・アクリルガッシュ、胡粉【個人蔵】 我が家には、タマという猫がいる。恐らく10年以上生きているのだが、正確には何歳か不明であるため、毎年1月に歳を取る事にしているが忘れてしまった。 時折、人の話がわかっているような顔をしているのがなんとも愛らしい。 最近、行灯の油が減るのが早い気がするがまさかタマが舐めているのだろうか?まぁ、妖怪猫又でもあ
2020年7月25日 18:56
作品名:猫又小旅行45×70㎜色紙・アクリルガッシュ・雲母(個人蔵)作品についてこの作品に描かれた猫又は、猫又になってからしばらく経ち、二足歩行や踊りも慣れてきた猫たちです。ベテランの猫又の様に、人の知らない様々な世界の行き来き慣れていないためみんなで小旅行に行って見る事にしました。初めての別世界に、猫目はキラキラと輝きます。金雲の間には花が咲き誇る青空。どこ
2020年7月24日 19:34
「ふわふわの夜守り」とある村にとってもふわふわな黒猫がいました。 黒猫の家族の誰よりもふわふわで柔らかい毛並みを持っていました。 とても細い毛は黒猫が動くたびに美しく揺れ、時に闇にまぎれましたが、黒猫は他の猫よりもふわふわ過ぎないかといつも不安に感じていました。 ある夜、黒猫が闇にまぎれていたところ神様に声をかけられました。「月の下でも闇にまぎれる美しい毛並みを生かして神の使
2020年5月13日 23:24
7月のイベント用に製作した新作の紹介です。「猫又夜行」9×9㎝(額込13×13㎝) 色紙・アクリルガッシュ(個人蔵)満月の夜、踊りながら歩く猫又たちです。月が出ているのに、猫又たちの猫目時計は昼を指しています。蝶が舞い、梅が咲き、夜空には小波の煌めきが美しいこの場所は現世と常世の狭間です。ここからどこへ向かうのか?それは、猫又たちが知っています。今回、モチーフ