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【作品の物語】猫又夜行

7月のイベント用に製作した新作の紹介です。

「猫又夜行」
9×9㎝(額込13×13㎝)
色紙・アクリルガッシュ

(個人蔵)

満月の夜、踊りながら歩く猫又たちです。

月が出ているのに、猫又たちの猫目時計は
昼を指しています。

蝶が舞い、梅が咲き、夜空には小波の煌めきが美しいこの場所は現世と常世の狭間です。

ここからどこへ向かうのか?

それは、猫又たちが知っています。

今回、モチーフにはそれぞれ意味を
持たせています。

蝶:新しい道を切り開く。 

梅:気高さや長寿を表し、長命な猫又の門出を祝うように咲き乱れています。 

観世水: 止まることのない未来永劫を表し、無限の動きと時間の象徴。

満月:道導べ。

鑑賞の際、散りばめたモチーフも
見ていただけると幸いです。

黒猫又は、特に月明かりで金がキラキラしています(かわいい)。

2020ザ・美術骨董ショー
へ出品予定です。
https://note.com/haitukuroneko/n/naa7d77c452d6

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