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【洗脳】 使用を禁止された心理テクニック
「洗脳は怖い」というお話です。
洗脳の方法を伝える記事ではありませんが、事実として知っておいても損はないと思います。
これからご紹介する内容は科学的に根拠がある話ではありません。しかし、実際にテレビなどでは活用が禁止されているのです。それは「洗脳」に対する恐怖心や公平性を保つために、禁じられているのだと私は感じました。
それでは、ちょっぴり怖い洗脳の話を始めます..
結論
人は、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで、刺激内容の通りに行動してしまう。
かも??
この刺激によって現れる効果を「サブリミナル効果」とよびます。この言葉が有名になったのは、1957年に行われたジェームズ・ヴァイカリーの記者会見でした。彼は、映画フィルムに知覚できないほどのスピードである映像を差し込むことで、映画館の売店の売上げを大幅にアップさせたと発表したのです。
「コカコーラを飲め」「ポップコーンを食べろ」というメッセージを繰り返し流すことで、コカコーラの売上げは57.7%アップ、ポップコーンの売上げは18.1%アップしたと発表したので、すごい効果です。
この発表が本当であれば「サブリミナル効果」は最高の広告手法となっていたでしょう。(なにせ、映像に差し込まれた命令に無意識に従ってしまうというのだから)
しかし、あとになってから実験はでっち上げだったと本人が認めたのです。
はじめにお話した通り、科学的にはなんの根拠もない効果だと言うことです。しかし、実験がでっち上げだと発表されたあとに、サブリミナル的表現を禁止する国々が続々と現れたのです。アメリカやカナダ、イギリスも現在までテレビでの放送を禁じています。
なぜ科学的に信憑性が低いとされているのに禁じる必要があったのか??
サブリミナル効果が騒がれたとき、人々は「もしかしたら洗脳されるかもしれない」という恐怖心と反感を買ってしまったのです。日本でもサブリミナル的表現は禁止されており、過去には「それはサブリミナル的表現ではないのか!?」と何度か指摘された事案もあったようです。
サブリミナル効果は実際に効果が得られる保証もなく、信憑性も低いことがわかりました。それなのに、サブリミナル的表現は、効果の有無に関わらず人々の反感を買ってしまう可能性が非常に高く、とても危険な表現だと言えます。つまり、ものすごいコスパが低い、ハイリスクローリターンだということです。
一般人の我々が使用する機会はほとんどないかもしれませんが取り扱いには気をつけた方がよさそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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