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ドラマ・映画 感想

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『不適切にもほどがある!』についてとりとめなく愛を込めて語る

『不適切にもほどがある!』についてとりとめなく愛を込めて語る

放送開始からだいぶ遅れて見始めたドラマ『不適切にもほどがある!』の最終回を無限ループで何度となく見ている。何度でもおかわりできる。さすがクドカン。
脚本を書いたクドカンこと宮藤官九郎、主人公小川市郎を演じた阿部サダヲとは奇しくも同級生。あの時代に青春時代(私の場合はダサ過ぎて全く彩りないが時代の息吹は肌身で感じ取っていた)を過ごした私には昭和のあの時代に確かに実在した風潮、風俗が懐かしく、そして心

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映画『夜明けのすべて』を見た批判的な感想

映画『夜明けのすべて』を見た批判的な感想

ご飯を食べに行きました〜!
(だからどうした)
映画を見に行きました〜!
(だからどうした)
久しぶりの診察で異常なしでした〜!
(だからどうした)

全部、そう。あんたが誰と何を食べようが、どこに行こうが、何の思想を持とうが、結局、こうなる。
(だから、どうした?)

自分自身にツッコミを入れ、余裕がない生活とも相まって、投稿の手が止まっている。いや、文章が思いつかない。

さて、そんな中、先日

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長谷川良品さんのYouTube

長谷川良品さんのYouTube

遅咲きのスノ担(SnowManファン)になってからもう少しで1年経とうとしている。これまで(旧)ジャニーズ、アイドルになど全く興味を持っていなかった、むしろ違和感を持っていたのに、好きになった途端にイギリスのBBCの放送をきっかけにいろいろな根深い問題が明らかになった。遅咲きで染まり切っていない(と自分では思っている)ので、創業者ジャニー喜多川氏の人類史上最大といわれる性加害問題、力を持つ事務所の

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SnowManと「わたしの幸せな結婚」とおジャニーズ

SnowManと「わたしの幸せな結婚」とおジャニーズ

そして「おジャニーズ」へ。

これまで一歩も足を踏み入れたことのないおジャニーズの世界へ。その道はこうだ。

ヒゲダンが好きだった(と敢えて過去形)→ヒゲダンが目黒蓮(おジャニーズのSnowMan)主演のドラマ主題歌を歌っていた→目黒蓮すごい、カッコいい(個人的にはドラマは見ていない、娘たちが見ていた。)→SnowMan

ヒゲダンが好きだった(と敢えて過去形)→ヒゲダンが紅白歌合戦に出ると言うの

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すずめの戸締まりを5回も見て

すずめの戸締まりを5回も見て

映画「すずめの戸締まり」を、何と5回も見に行ってしまった。累計動員数が1000万人を突破したとのこと、うち11人は私たちの分だ。なぜ5回も見に行ってしまったのか。「もう一度見たい」という気持ちになるのはギャンブルに似た感覚なのだろうか。5回も行くと、鑑賞特典は全て手に入れることができた。かなりのはまりようだ。

一緒に行った二女は、音楽やセリフ、映像をほぼ覚えた。時々声色も似せて忠実に再現してくれ

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2022年の紅白歌合戦を見て

2022年の紅白歌合戦を見て

私の中の注目ワードは高齢化社会。
紅白歌合戦を見ていて感じたことだ。
比べてはならないとはいうものの、永遠の若大将、加山雄三さんが85歳でしっかりと舞台に立ち、歌詞を覚えて、伸びのある歌声で歌われる。下を流れる白いドライアイスに足元を奪われそうになり「おや、あれ?」と言われるが、いやいや、どうして。何とか踏み止まる。NHKの昔の番組名ではないが「お達者」で羨ましい限り。歌い終わられた時、テレビの前

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『すずめの戸締まり』を見て

『すずめの戸締まり』を見て

※ネタバレ注意※

上映初日に鑑賞。何てらしくないミーハーなことを。娘のリクエストにより、行ける時に行っておこうと出かけた。

何でも斜めから見てしまう私が真っ正面から好きと言ってしまう程、新海誠監督の世界観が好きだと思い知った。『天気の子』も娘と映画館で見たが、その時以上に、新海監督の冷めた見方に共感した。ちゃんと、このままで終わって欲しくない、というところはそのようにしてくれる温かみももちろん

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映画「梅切らぬバカ」を見て

映画「梅切らぬバカ」を見て

11月に、テスト勉強をしなければ!と自分で自分を苦しめて、趣味や娯楽をお預けにする生活を送っていた。

そんな時に息抜きに見ていたSNSのタイムラインに出てきたのが、この映画「梅切らぬバカ」の紹介だった。非常に興味を持てる内容で、一人で見に行こうと思った。その時調べると、近場の映画館で上映中だった。

「テストが終わったら見に行こう」とそれを目標に踏ん張ったが、終わってみたら、その映画館での上映も

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映画『そして、バトンは渡された』を見て

映画『そして、バトンは渡された』を見て

「そして、バトンは渡された」

二女と映画を見に行ってきました。
二女とは昔から戦隊ショーや戦隊モノの映画を見に行っていました。その後も時々映画を見に行きます。と言ってもご時世で久しぶりのことでした。

10月の公開で、かなり遅れてからの鑑賞です。

主人公の女の子(みーたん)は次々に父親が変わり、ハードな幼少期を過ごします。コロコロと男を変えて行く魔性の女に見えていた母親にもそれなりの事情があり

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「いのちの停車場』を見て

「いのちの停車場』を見て

5月の連休に、『いのちの停車場』という映画のペアチケットをある抽選で手に入れました!それから、時は緊急事態宣言へ。何となく行く機会を逃していたのですが、そろそろ上映が終わってもいけない、と、母と観に行って来ました。

医療の現場の片隅で働いていることから、専門用語が台詞の中に出て来ても、何を意味しているか、それなりに分かります。

仕事のことを思い出して、嫌になるかな、と思いきや、そんなことは全く

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いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』最終回を見て

いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』最終回を見て

何とか最終回まで感想を書き続けることができそうです。
全体として、みんなが安心できる内容で、大団円を迎えました。

瀬野さんの件については、思うところがありますが、薬の開発は日進月歩で、多くの生命を救うために治験から臨床まで人々が努力している、ということを伝える意味もあったのでしょうか。人の寿命は予測されることはあってもそれが本当かどうかは誰にもわかりません。

正直に言うと、今自分の周りを見

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いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第10話を見て

いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第10話を見て

『アンサング・シンデレラ』第10話

半沢直樹が次回11話で最終回。アンサング〜は次回、11話で最終回。これは、打ち切りではなく、予定どおりの大団円に向かっていると理解してよろしいでしょうか。

今までは、ネタバレよろしく、ドラマのエピソードを取り上げて感想なり解説なりを述べて来たようなつもりでした。

今日は、復習もせず、ただ単に自分の感情の趣くまま書き殴ってみたいと思います。カメラの腕前と同

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いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第9話を見た感想

いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第9話を見た感想

「もしも、自分が重い病気になって、治療しても治らないかもしれないって分かったら どうしますか?」

ステージⅣの重複がんを宣告された田中圭演じる瀬野薬剤師に主人公葵さんが問いかける。

今、私自身が、その立場に置かれている患者さんと接する機会は少なくない。

情熱を持って患者さんに接する薬剤師、葵みどりさんは、もし私がその立場だったら、と考えてから行動しているだろう。若くて熱いハート。羨ましい。

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いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第8話を見た感想

いち病院薬剤師が『アンサング・シンデレラ』第8話を見た感想

今回は、私自身が大変勉強になりました。在宅医療に携わる地域の薬局薬剤師のみなさんのお仕事を、ドラマを通じて教えてもらった感じです。

地域に根差す車に乗り込む調剤薬局の仁科薬剤師、本当にあの人は俳優ですか?薬剤師にしか見えませんでした。薬を家まで届けて、電球を変えて差し上げたところを見て、あり得る話だろうなと思いました。

最近、特に感じるのは、核家族が当たり前になったということ。そうするとどうな

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