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【展覧会鑑賞後記:『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』展 〜青野文昭 作品評〜】

【境界の磁場、郷愁の彼岸】 壮大な一つの“磁場”を形成している空間に足を踏み入れる。 高く積まれた箪笥の狭間で、 ヴァナキュラー的な写真・雑貨類がディティールをな…

conatus
1年前
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【夏の終わりの“蝉時雨”】

今日曜日の過ごし方… 池田亮司展飛び込み観覧→日曜柔術→      じゃじゃ麺 / 温泉→              イースタンユースの久々のライブへ… こういう…

conatus
1年前
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【遅ればせながら…安倍元首相銃撃事件について】

ちょっと時間が経ってしまいましたが、私的ですが感情の日記的にも、 簡単にでもどこかに所感を書き残しておくべき事象かな、 と勝手ながら思いまして… 個人的には安倍さ…

conatus
1年前

【ヴィパッサナー瞑想研修 体験記】

10日間、誰とも話さない、誰とも目を合わさない。
スマホは事前に保管され、活字は読まない書かない。
毎日4時に起床し、夜の9時に就寝するまで、
食事・シャワーなど…

conatus
2年前
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“生きづらさ”の構造分析 〜アラフォーまで生きづらかった当事者が考える勝手な学問、『生辛学…

遠い国でのほんの一時期の蔓延と高を括っていた感染症は、ここ数ヶ月で世界を一気に非日常へとパラダイムシフトさせてしまった。 非日常としての日常は、“生きづらさ”に…

conatus
4年前
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諦め受け入れ、難事多き人生をメタ的に愉しむ。

生きづらさからの緩やかな回復を目指すアラフォーの試行錯誤として、少し何回かに渡り生きづらさについての過去回帰的な省察をアーカイブしていけたらと思う。 このnoteで…

conatus
4年前

残された時間は…もはやない。

「残りの人生をどう生きたいか?」 アラフォーには、もう残された活動時間は少ない。 圧倒的な“遅れ”の中で、自分の人生そのものをどうクリエイトできるか、どうできる…

conatus
4年前
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絶望しきったアラフォーは、緩やかにでも回復できるのか!?

齢30代後半。約40年間という、実に長いこと生きづらい中で過ごしてきた。 それは、中高辺りでの自尊心が決定的に傷ついた出来事(いじめや教師からの無関心・否定感……

conatus
4年前
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【展覧会鑑賞後記:『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』展 〜青野文昭 作品評〜】

【展覧会鑑賞後記:『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』展 〜青野文昭 作品評〜】

【境界の磁場、郷愁の彼岸】

壮大な一つの“磁場”を形成している空間に足を踏み入れる。
高く積まれた箪笥の狭間で、
ヴァナキュラー的な写真・雑貨類がディティールをなす。
廃墟をも思わせる壁面群を巡り
路は神社の境内を模した象徴的な“場”へと終着する。
集積された古物が発するすえた匂いに、
遠い記憶の断片を呼び起こされた…。

感受性の寛容さを保てていた幼少期の夕暮れ時。
路地裏を抜け、
気がつく

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【夏の終わりの“蝉時雨”】

【夏の終わりの“蝉時雨”】

今日曜日の過ごし方…

池田亮司展飛び込み観覧→日曜柔術→      じゃじゃ麺 / 温泉→              イースタンユースの久々のライブへ…

こういう投稿するのは、見るのも含めあまり積極的ではないのですが…

我ながら、完璧な日曜日の過ごし方じゃないか!

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ということで、イースタンユー

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【遅ればせながら…安倍元首相銃撃事件について】

ちょっと時間が経ってしまいましたが、私的ですが感情の日記的にも、
簡単にでもどこかに所感を書き残しておくべき事象かな、
と勝手ながら思いまして…

個人的には安倍さんという政治家が、長くあまり好きではなかった。
(政治家みたいな「おじさん」が嫌いなだけかもだが…)

バイアスによっているかもだが、偏執的な権威主義的性格と
稚拙で劣化した病的な自己愛が露骨に感じられる、
その言語・非言語問わないコミ

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【ヴィパッサナー瞑想研修 体験記】

【ヴィパッサナー瞑想研修 体験記】

10日間、誰とも話さない、誰とも目を合わさない。
スマホは事前に保管され、活字は読まない書かない。
毎日4時に起床し、夜の9時に就寝するまで、
食事・シャワーなどの時間を除けば
基本的には目を閉じ坐し瞑想をしまくる…

もの凄い非日常的な体験の10日間を、
この忙しい年度末の最中、
キャンセルが出たという知らせを受け迷いに迷った末、
マインドフルネスの源流でもある
ブッダがやっていた瞑想・ヴィパッ

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“生きづらさ”の構造分析                                〜アラフォーまで生きづらかった当事者が考える勝手な学問、『生辛学』〜

“生きづらさ”の構造分析 〜アラフォーまで生きづらかった当事者が考える勝手な学問、『生辛学』〜

遠い国でのほんの一時期の蔓延と高を括っていた感染症は、ここ数ヶ月で世界を一気に非日常へとパラダイムシフトさせてしまった。
非日常としての日常は、“生きづらさ”に深く長く自我を閉ざされていた自分自身にとっても、私固有の生きづらさへの概念をもパラダイムシフトさせうる大いなる転機として、なぜだか強く切迫しているような気がする日々である。
個人的にも新時代が幕あける気配を常々痛感するこの日々において、生き

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諦め受け入れ、難事多き人生をメタ的に愉しむ。

諦め受け入れ、難事多き人生をメタ的に愉しむ。

生きづらさからの緩やかな回復を目指すアラフォーの試行錯誤として、少し何回かに渡り生きづらさについての過去回帰的な省察をアーカイブしていけたらと思う。

このnoteでは、これまでの過去を経て至った現在の状況を好転させるには、今がまさに最短かつ最善の条件であると仮定し、アラフォーが日常的に肯定的な行動を踏み出し習慣化することでの、微細な変化の記録を記述していくことを前提としたいと思う。

生きづらさ

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残された時間は…もはやない。

残された時間は…もはやない。

「残りの人生をどう生きたいか?」

アラフォーには、もう残された活動時間は少ない。

圧倒的な“遅れ”の中で、自分の人生そのものをどうクリエイトできるか、どうできる限り使い倒すことが“納得できる人生解”なのか。

“死ぬしかない”という底つきを経由して辿り着いた、自分自身への最後の命題である。

仕事での立身出世や高収入よりも、どんな資本主義経済に準ずる活動よりも、そんなものでの一喜一憂など取るに

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絶望しきったアラフォーは、緩やかにでも回復できるのか!?

絶望しきったアラフォーは、緩やかにでも回復できるのか!?

齢30代後半。約40年間という、実に長いこと生きづらい中で過ごしてきた。

それは、中高辺りでの自尊心が決定的に傷ついた出来事(いじめや教師からの無関心・否定感…)があったことに端を発してはいるのだが、実際のそういったことを引き受ける土壌は、幼少期からの家庭教育でのプロセスがあったと確信している。

私は、ようやくではあるのだがAC(アダルト・チルドレン)であったことに、人生の大事な時期を苦悩で費

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