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冬の和歌9・定家絶唱
これは絶唱というのに相応しい和歌でしょう。日本の和歌史にも燦然と輝く新古今和歌集の精神を代表する名歌。
駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ
まあ言葉もないよね。完璧な歌。解説も要らないか、という気もするんですが。
まず、この歌には難しさがない。捻った言い回し、複雑な掛詞等もなく、漢文や古典の知識も必要ない。技法としてはせいぜい体言止め程度です。
本歌はありますが、本歌がな
これは絶唱というのに相応しい和歌でしょう。日本の和歌史にも燦然と輝く新古今和歌集の精神を代表する名歌。
駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ
まあ言葉もないよね。完璧な歌。解説も要らないか、という気もするんですが。
まず、この歌には難しさがない。捻った言い回し、複雑な掛詞等もなく、漢文や古典の知識も必要ない。技法としてはせいぜい体言止め程度です。
本歌はありますが、本歌がな