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こんこんキツネ塾!

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視点を変えると世界も変わる、「こんこんキツネ塾!」です。 みなさんの日常、ちょっと見え方が変わるお話をおとどけします。
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#哲学

こんこんキツネ塾 第8話「視点と視野の円」 高い山なら景色は広い。

こんこんキツネ塾 第8話「視点と視野の円」 高い山なら景色は広い。



すこし高さのある靴を履くだけで、意外と景色が変わることに驚きます。
ほんのすこし高いところにのぼるだけでも、周りが見通せるようになります。
ビルの屋上や山の上にのぼると、まるで景色が変わってしまいます。

「考える」ということも同じです。
何かを発見し学ぶと、一段上のレベルから物事を捉えるようになります。
そのように、少し自分が物事をみる視点が高くなると
それまで見えなかった自分の目標地点

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こんこんキツネ塾 第6話「わの国 えんの国」〜ことばに潜んだ大切な何か

こんこんキツネ塾 第6話「わの国 えんの国」〜ことばに潜んだ大切な何か



私達が使うことばの中には
意味なのか偶然なのかわかりませんが、
不思議ななにかが隠されていることがあります。

「えん」という読みには
「円」と「縁」という漢字があります。

「わ」という読みには
「輪」は「和」という漢字があります。

ご縁によっておこる出来事は、人の輪をつくります。
つまり縁は円をつくります。

人の輪というのは心遣いのある調和によってうまれます。
つまり輪は和を成すのです

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こんこんキツネ塾 第5話「宇宙のパズル」〜私と宇宙は同じ価値

こんこんキツネ塾 第5話「宇宙のパズル」〜私と宇宙は同じ価値



ここに、宇宙が完成するジグソーパズルがあります。
どれくらいのピースが必要になるでしょうか。
10億ピース?100億ピース?
たぶん、とほうもない数で出来上がる
この宇宙をつくるジグソーパズルを
想像してみてください。

その中の1ピースは
「あなた」です。

パズルというのは、ひとつでも
ピース無くしてしまうと、完成しません。
完成しないということは全体の価値も失われてしまうということです。

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こんこんキツネ塾 第4話「因数分解」〜アイデアをつくりだす方法。

こんこんキツネ塾 第4話「因数分解」〜アイデアをつくりだす方法。



アイデアというものは、
がんばって考えても、気まぐれに思いついても
どちらが良いアイデアが出るのかはわかりません。

はじめから良いアイデアを出そうとすると
そのプレッシャーが知らず知らずにあたまを固くしてしまいます。
なので気楽に、思いつきに任せてたくさんのアイデアを出し、
そこからよいものをピックアップすればいいのです。

100個のアイデアを出すことを目標にしてみます。
100個思いつく

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こんこんキツネ塾 第3話「らしさ」〜あなたらしさは、もうできている。

こんこんキツネ塾 第3話「らしさ」〜あなたらしさは、もうできている。



自分らしさは、もうできているものなんです。

すでにもっているから
「見つけなさい」と言われると
違和感を感じてしまうのでしょう。

しかも、もうできているというより、
あなたそのものが「らしさ」であり
それは、小さい頃からみにつけたクセや偏りであり
そういうものは誰にでもあって
その人らしさをつくりあげています。

あるひとは、さんかく

あるひとは、まる

あるひとは、ほしがた

とい

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こんこんキツネ塾 第2話「ご褒美と器」〜不満は自分が決めている。

こんこんキツネ塾 第2話「ご褒美と器」〜不満は自分が決めている。



A と B はちがう大きさのコップを持っています。
それぞれに、同じ量のごほうびが与えられました。

Aはごほうびに「不満」です。
Bはごほうびに「満足」です。

与えられるごほうびに対して
AとBが用意したコップの大きさに違いがあります。
これが「見返りの期待値」です。

実際にごほうびをもらう前に
見返りを大きく期待すればするほど
ごほうびは少なく感じられ、常に不満足な状態になります。

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