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こんこんキツネ塾 第4話「因数分解」〜アイデアをつくりだす方法。

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アイデアというものは、
がんばって考えても、気まぐれに思いついても
どちらが良いアイデアが出るのかはわかりません。

はじめから良いアイデアを出そうとすると
そのプレッシャーが知らず知らずにあたまを固くしてしまいます。
なので気楽に、思いつきに任せてたくさんのアイデアを出し、
そこからよいものをピックアップすればいいのです。

100個のアイデアを出すことを目標にしてみます。
100個思いつくというのは、なかなかたいへんそうですが
これを掛け算の組み合わせに
「因数分解」してみるといいのです。

例えば「ワンピースのデザイン」を100案考える。

[100(アイデア)=10(要素A)×10(要素B)] と
因数分解して考えてみます。

すると、
ワンピースのデザイン100案
= ワンピースの形10種類 × 生地の色柄10種類で、
理屈では100案が思い浮かびそうです。

この「100案思い浮かびそう」という感覚が、とても大切なんです。

10×10でも難しそうであれば、「できそうだな」と思えるまで、さらに小さい数の掛け算に分解します。
[100=2×5×2×5]ならばどうでしょうか。

ワンピースのデザイン100案
= 形5種類 × 生地素材2種類 × 柄模様5種類 × 色バリエーション2種類
となります。

このように
「100案思い浮かびそうな」状態になっていると、
アイデアすべてを書き出す必要は無くなります。
数式に「色」や「素材」などの条件を代入することで、
短い時間で多くのパターンを「想像」できるからです。

アイデアは1回で質の高さを求めても、良いものはでてこないのです。
あるきっかけときっかけが結びついたときに
ハッとして、最適解が浮かんできます。

その瞬間に出会えるように、
たくさんのアイデアを効率的にうみだしていきましょう。



はい、ば け た。

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