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こんこんキツネ塾 第8話「視点と視野の円」 高い山なら景色は広い。


すこし高さのある靴を履くだけで、意外と景色が変わることに驚きます。
ほんのすこし高いところにのぼるだけでも、周りが見通せるようになります。
ビルの屋上や山の上にのぼると、まるで景色が変わってしまいます。

「考える」ということも同じです。
何かを発見し学ぶと、一段上のレベルから物事を捉えるようになります。
そのように、少し自分が物事をみる視点が高くなると
それまで見えなかった自分の目標地点がはっきりしたり、
それまで見えなかった人や物事のつながりが見えてきたりします。

◆右図:A、B、Cはそれぞれ同じ大きさのブロックを積みあげています。
その上に乗ると一段分ずつ視点は高くなります。
自分がひとつ何かを学んだ分だけ、物事を捉えることができる視点も高くなります。

◆左図:A、B、Cの円はそれぞれ、右図のA、B、Cの高さから見渡せる範囲の広さです。
A、B、Cと高さが上がるに連れて、その視野面積も広くなっていきます。

これが
自分の視点の高さと、物事を俯瞰して見ることできる視野の広さとの関係です。
経験を積み、学んだ分だけ、高い視点を獲得できます。

一つの学びで得られる高さは一段でも、
そこから見える景色、知りうる情報は格段に多くなるんです。

ただし、注意も必要です。

高い視点だけで物事を捉えていては、基本に立ち返ることを忘れます。
低い視点と高い視点を行き来することが大切です。

また、自分の行きたい方向、見たい方向だけをみていては
せっかくの視野をいかすことができません。
広い視野というのは、ぐるりと周りを見渡して初めて手にいれることができるんです。

はい、ばけた。

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