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拙い短歌

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俵万智さんの短歌集「サラダ日記」に傾倒した時代がありました。 noteでも素敵なクリエイターさんの短歌の、あの短い文字間に繰り広げられるドラマに心打たれています。 無知で拙く…
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#自由律俳句

猫大好き 狗尾草

猫大好き 狗尾草

熱風に エノコログサの 揺れる道 愛猫のため 摘んで帰るか

猫じゃらし大好きなLunaくんとテンちゃんが浮かんできて、こんな俳句もどきのようなものを書く。
今回は写真だけ。
仕事中で摘んで帰れなかった。

狗とは犬の事のようで、
犬の尻尾のような草
という意味でしょうか。

中国語では、小さい犬という意味らしい。
小型犬…狗
大型犬…犬

いずれにせよ、可愛い尻尾の事のようです。

耳に良し 胸震わす蝉 夏は来た

仕事中 合間に見つけた 美スポット

田植え前 水面煌めく 鶯の声

お天気は快晴、風は柔らかく頬を撫で、鶯が求愛か縄張りのアピールか、しきりに声を張っています

何と言う

心地よさ

山あいの 高速道路 目の端に 山桜あり 此処も彼処も

山あいの 高速道路 目の端に 山桜あり 此処も彼処も

車を走らせていると
ふと目に付くようになった山桜の木。

ああ、やっと来たか春。

と思わせてくれる、嬉しい光景です。

四季のある日本で「春」とは、待ち侘び焦がれていた季節といえるのでしょうか。

以前、咳止め薬として山桜が伐採されていたような記憶があります。

病院で処方されたもので、実際に飲んだ事もあります。

山の中にひっそりと息づく山桜は、春にならないと気づく事が難しいですね。

出来れ

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「春霖しゅんりん」という季語が素敵

「春霖しゅんりん」という季語が素敵

山煙る いつ涯てるのか春霖の 明けを待ちわぶ 今4月は来る

わけもわからずこんな感じが素敵だわ、と自由に書かせてもらいました。

仲春とは、3月半ばからのことだったのね。
では、まさに今ドンピシャではないか。

失礼いたしました。

つくし君 いつからそこに生えてたの 毎日通っている道なのに

何故か俳句のようなものが書きたい

何故か俳句のようなものが書きたい

何故だかわかりません。

会社からの帰宅時、カラスが大事そうに千切れたビニール袋の箸切れを加えて移動を繰り返していました。

遠すぎて写真がなかなか撮れなかったけど、これを短歌か俳句にしたい、と思ってしまいました。

「やいカラス 気に入ったのかその袋 遊びたいのか 持ち帰りたいのか」

カラスは人様の生活に危害を加える代名詞のように感じます。

私も、カラスに大きな身体で近くを翔びかすめられると

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