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発達障害の世界【当事者目線でおくる】

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#人生

流された事がない人生

流された事がない人生

人間には山登り型と川下り型の2種類がいると言う。

山登り型の人間というのは目標を決めて、それに向けてコツコツと登って行く努力家で真面目な寄り道しないタイプ。

川下り型は川が上から下に流れていくように、目標とかじゃなく、やりたい事や、無理な事にぶち当たったら適宜進路を変えながら、流されてどこかに辿り着くタイプだ。

発達障害を抱えて今まで生きづらかった人の多くは前者だと思う。

私もそうだ。

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自殺する瞬間の心境

自殺する瞬間の心境

電車がホームに入った瞬間

人が飛び込んだ。

乗っていた乗客たちは何かに乗り上げるように電車の床が持ち上がったのを感じた。

毎朝の通勤ラッシュ時にこんな状況に遭遇し、人身事故で電車が遅延になった事はあるだろう。

読者の方の中に、電車に飛び込もうと思ったり、ダンプカーに飛び込んでしまおうと思った事がある方はいるだろうか。

これ以上、生きる事はできない。

線路に飛び降りる瞬間の気持ちを私は覚

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【真面目すぎる人はこの事実に気づいたら楽になれるかもしれません。】

【真面目すぎる人はこの事実に気づいたら楽になれるかもしれません。】

自分の事を大事にしているら、人から大事にされるという人がいるのですが、それは卵が先かひよこが先かという話かなあとと思うのです。

もちろん考え方って大事だと思います。でも、自分に生まれた事に感謝できるかどうかって、その人の考え方が悲観的だからではなくて、状況によりますよね。

つまり、その人に生まれたからそう感じるということです。

裕福さとか境遇だけでなく、セロトニンやアドレナリンの分泌量が少な

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⭐︎発達障害の私の中学時代

⭐︎発達障害の私の中学時代

私は人とは何かが違うようだ。そう思いながら、中学受験を経て、私立の女子中学に入学した。そこでも同じことだった。明るい子は人の良い所を見つけるのが上手い。「かわいい!」と言ってくれるクラスメイトや先輩は明るい人で目立つようなタイプばかりだった。しかし、結局は私から遠ざかり、またいじめられっ子になっていた。睨みつけられ、通りすがりに足を踏まれたり、触った所を払いのけられたり、大げさに避けられ

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50、80問題の解決と発達障害に対する大きな誤解と誤った支援

50、80問題の解決と発達障害に対する大きな誤解と誤った支援

「8050問題」という言葉をご存知でしょうか。

「80」代の親が「50」代のひきこもりの子どもの生活を支えるという問題です。

こういった問題の背景には発達障害の存在があります。

なぜニートになったりひきこもったりしてしまうのでしょうか。

農林水産省の事務次官が発達障害の息子を殺してしまった事件があります。
事件の記事を載せておきます。
無職の息子を殺した官僚は器が大きすぎた "最後ま

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