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エッセイ集

311
2020年8月16日10時現在 創作作品数は109。 その中でエッセイは33でした。 もっと多いと思ったが、雑学コラム、ラジオ番組のサマリー、趣味のフリートーク、書評を除くと意外…
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2020年8月の記事一覧

信心深い日本人

信心深い日本人

日本人全般は無信教ではなく多神教であるとの言説を最近よく聞きますが、まさにその通りかと思います。

元日に初詣して基本的に神道に帰依し、(明治期の神仏習合令の影響もあり神社だけでなく寺に初詣する場合もあり、その場合は厳密には神道ではなく仏教に)、クリスマスというクリスチャン要素もあり、厄払い、厄年みたいな発想はまたしても神道か。節操なく多神教であるのは枚挙に暇がない。

ここまでは非常にステレオタ

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理想の会社経営

理想の会社経営

半沢直樹や織田裕二の『SUITS』を見ているとあれらは物語だからデフォルメされたヒーローが存在し、現実にはないと思わざるを得ないが、
そこで描かれている組織の実態、腐敗は現実の社会、会社でそこかしかこに存在するのではなかろうか?
半沢は「仕事は顧客のため、ひいては社会のためにするものだ、自分のために仕事をするとおかしくかる」と述べていたし、
織田裕二扮するやり手の甲斐弁護士も、所属する法律事務所ト

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直観

直観

いずれもnoteの記事を読んで出会った動画(YouTube)ですが
SMBC日興証券株式会社による
「教えてイチロー先生」

スタンフォード大学での
「スティーブ・ジョブス 伝説の卒業スピーチ」
どちらも素晴らしいですね。

超一流の人物による言葉は閾値を超えている。

勿論超一流の人物とはいえ、その人の主観が入ってますから、世の中の真理を確実に捉えているわけではない。そもそも万物、万人に共通の

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noteの活用法

noteの活用法

最近はマガジンをうまく活用し、自らの作品のカテゴリー分けは勿論

人様の作品で読み返したいものを収納するマガジン(非公開)を作り、繰り返し読み血肉となるまで精読しています。

高校生の息子の勉強への意欲を引き出すのに「勉強しなさい」は逆効果の言葉であることは自らの実体験でも痛感している。

そこでnoteでみつけた記事で勉強したくない心理をアカデミックに説明した幾つかの記事を少し加工し、冒頭と終わ

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100作品目。七味とうGらしの基本思想の整理

100作品目。七味とうGらしの基本思想の整理

1週間ほど前に述べたことは以下の通り。この世はカオスで出来ている。秩序とはそもそも存在しなく、デフォルメしてようやく秩序らしきものが生まれることを述べた。秩序をデフォルトと錯覚していることから真実は見えない。カオス前提で事象を捉える必要にも言及した。
一方で逆説的だがシンプルに考える利も説いた。

1点、直線、平面これらは秩序の基本だろうが、数学的発想では基本的なものに相違ないが極限という概念を使

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121

121

今月31日でnote投稿開始から3ヵ月経過を迎える。あと 8日だ。月により30日、31日があるから93日間に5月31日~8月31日はなるのだろう。

1日1クリエイトペースだと8月31日に93作品目となるが、本日は乱造してるように(しかし作ることが目的で無為な創作ではなく、作りたいから作っているのだが)既に121作品に達している。

日によって何通も書くから書かない日もたまにあっても現状85日間で

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心配性

例年は8月6日頃~22頃まで全国高等学校選手権大会(夏の甲子園)がNHKラジオでも放送される。その前後や試合のない日にこども電話相談が放送される。

本日の6歳の男の子の質問は
ブラックホールが地球を飲み込まないかが心配で眠れません。どうしたらよいでしょうか?という質問。途中から聞いたので天文学の先生の回答は途中から聞いたが、先生の回答の概略はブラックホールは地球から非常に離れた場所にあるのでまず

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住めば都

住めば都

人間は順応性のある動物です。
例えば、火星に移住してもそのうちその環境に慣れて、それがノーマルになります。

都会生活に慣れた人もひょんなことでポツンと一軒家みたいな環境に移り、それはもう不便でも直に順応してしまうものです。

もちろん、個体差、個人差として順応速度の多少の速い遅いはあれど、どのみち、時が立てば順応してしまうものです。

今年の流行語大賞はニューノーマルやwithコロナになるのでは

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センチメンタルジャーニー2

センチメンタルジャーニー2

先日クリエイトした『センチメンタルジャーニー』ではラジオ体操第二BGMと国立科学博物館の情緒溢れる趣に関して述べました。

第二弾センチメンタルジャーニー2は
EXPO85つくば科学万博について

35年前。かなり昔になりましたね。大阪万博の時はは私は流石にこの世に誕生しておりませんが、

つくばは行きましたね。中1でした。茨城県まではまぁ、日帰りでも行けるので東京から、記憶は曖昧ですが、叔父さん

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人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。

人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。

※タイトルは芥川龍之介の言葉である

若い頃は苦労を買ってでもしろ。

挫折なき成功者はいない。

これら格言は干支を四週目近くを迎える我々世代なら多くの人が実体験として痛感するのでなかろうか?

挫折にも大小や質の相違はあれど、ひとつの尺度として眠れない、もしくは眠りが浅く目覚めてしまうなどの精神的、心理的苦しみを味わうほどの悩みを抱えれば、それは挫折と言えまいか。

今はメンタルヘルスについて

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夢

睡眠中に見る夢の方の話である。

夢の意味を記憶の整理であると説明するのが最近は定説となっている。

記憶はエピソード記憶とスポット的な五感の記憶に大別される。

記憶の整理といってもエピソード記憶でいけば現実には存在しなかったり、荒唐無稽なストーリーが夢の中で展開されることがほとんどだから、実記憶というより、妄想や未来予測や過去の断片の寄せ集めであったり、まさにカオスを一旦フォルダにまとめてしま

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センチメンタルジャーニー

センチメンタルジャーニー

タイトルは聖子ちゃん、いや違ったヒロミの奥さん伊代の若い頃のアイドルソングか。

先に発表した随筆「夏の終わりのシンフォニー」ではずいぶんとセンチメンタルなもののあはれを表現していたが、

自称ポエトは一歩間違えると痛い人になり勝ちである。しかし、この情感を表現するのは詩や短歌にとどまらず、広く文学の本質であろう。

という受験現代文に頻出しそうな文学論を月並みに述べてみます。

前置きは以上で、

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夏の終わりのシンフォニー

夏の終わりのシンフォニー

タイトルはいわずもがな井上陽水&安全地帯の名曲である。

浜松市で歴代最高気温タイを記録した昨日。いわば夏真っ盛りには早いタイトルと思われるが、

住まいが長野県で全般に避暑地と呼ばれる県だからだろうが朝はひんやりした空気を感じる。

昨年もお盆明けには天候が崩れて最高気温も上がらなくなったが、天気が悪くて涼しいのとは違い、晴れなのに秋の足音を感ずるのがタイトルにふさわしい。

昨年は今年同様に7

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102 creation分析

102 creation分析

noteではいわゆる投稿者はクリエイターと呼ばれる。ではその創作物はクリエイションと英訳するのが妥当だろう。

8月5日(水)の朝6時台後半45分頃から三宅民夫のマイ!BIZで「noteの急成長」について芥川賞作家でIT企業役員の上田岳弘さんが解説。
ツイッターや他のblogより、所感や呟きというよりガッツリした文章による作品としての側面が強いと説明されていた。
また、noteの有料投稿(有料無料

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