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直観

いずれもnoteの記事を読んで出会った動画(YouTube)ですが
SMBC日興証券株式会社による
「教えてイチロー先生」

スタンフォード大学での
「スティーブ・ジョブス 伝説の卒業スピーチ」
どちらも素晴らしいですね。

超一流の人物による言葉は閾値を超えている。

勿論超一流の人物とはいえ、その人の主観が入ってますから、世の中の真理を確実に捉えているわけではない。そもそも万物、万人に共通の真実など存在しないことも含めて。

スティーブ・ジョブズの話は死の宣告を受けて、様々なしがらみを捨てて直観に従ったという話が一番響きました。

直観については私が大学4年のときもう7月に入っていたかも知れないとき。就活で生命保険会社の内定を得た。当時はまだ、損保と生保が明確な区分があり独立して存在していた頃で、まだ、大規模な業界再編や倒産が始まる少し前(1996年)であったためギリギリ保険会社は就職人気ランキング上位の時代。

とはいえバブル崩壊(1991年~1993年)を経て就職氷河期真っ只中。特に銀行や証券、保険といういわゆる金融業界は不良債権問題などの真っ只中で、狭き門。入社しても債権処理などイバラの道と言われていた。

そんな時代背景にあり、決して最大手に近い会社ではなかったため、内定をもらってそのままそこに決めるか、まだ活動を続けるか逡巡をしていた。

そんな折にアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ初共演(ゴッドファーザーパート2はそれぞれシーンの時代が違って直接絡みはない。一つの映画に二人が出演したというだけ。)の『HEAT』マイケル・マン監督が公開され、就活の合間に劇場により観た。

二人とも今は70を越えるおじいちゃんだが、24年前ということで共に50代であり、渋いカッコいい中年のときでした。

最後にデ・ニーロ演じるニールという大物犯罪者がイーディという女性と海外に高飛する直前。空港までカマロでハイウェイを流していたが、どうしてもやり残したこと(裏切り者の潜伏先を知りケジメをつけるということ)を払拭できず、しかしそんなことに囚われないで高飛した方が賢明なのは火を見るより明らかながら、途中でUターンをしてそのケジメを果たしにその敵の潜伏先にカマロを飛ばすシーンがあった。その結果は敢えて伏せておきますが、
あのシーンでニール(デ・ニーロ)は直観に従った結果であったのだ。

それをシンクロニシティ的に捉えた私は『直観』に従い、就活を続け別会社に行くことにした。
それにより結果的に成功か失敗かは敢えて申しませんが、スティーブ・ジョブス流にいえば、全ての経験がプラスに働いている。そのように捉えて常にいる。

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