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人と組織をつくる哲学 ―マネジメントと教育の「共通解」―

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マネジメント=管理とは「兵站(生産・物流・調達部門)を通じて限りある資源(ヒト・モノ・カネ・トキ)を把握・分配し、適時適切に適所で活かす」ことである。古来より兵站を軽んじ、人材や…
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2022年10月の記事一覧

保育業界の働き方改革/組織開発について

保育業界の働き方改革/組織開発について

保育園とわがやの関係

わが家では、9月からパートナーが復職し、4歳と2歳の子どもが保育施設に通い始めています。保育園に通わせることの難しさに、休日に「保育園行きたくない」とシクシクと泣き始めることがときどきあります。

そして、いざ月曜日の朝になると「いきたくない!」と大泣きして、強引に着替えさせて強制連行するように園につれていくこともしばしばあります。

「ほんとうに行きたくないなら、行かなく

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「経験不足」で終わらせるな

「経験不足」で終わらせるな

From 安永周平

先週のことだ。防災設備のメンテナンス・工事を手掛ける家業(寿防災工業)の方で、ある営業担当の社員が新たな取引先から新規物件の「消防設備点検」の見積を頼まれていた。

ちなみに「消防設備点検」とは…世間ではあまり知られていないが、火災の時にジリリリッと鳴って逃げ遅れないように知らせてくれる自動火災報知設備や、炎を感知して水を出し初期消火に一役買ってくれるスプリンクラー設備などの

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「マネジメントが発明された理由」を知ると「成果の質」が変わります。

「マネジメントが発明された理由」を知ると「成果の質」が変わります。

マネジメントは日常的に聞く言葉ですが、その意味を尋ねられたら概ねこんな答えになるのではないでしょうか?

・方針管理、戦略、戦術で成果を上げること

・メンバーのモチベーションを維持すること

しかし、マネジメントの意味はもう少し深いものがあって、それを知っているのと知らないのでは、成果の質が大きく変わります。

今日は、マネジメントについてお話したいと思います。

1.マネジメントを発明した人は

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『褒める・叱る』が職場で嫉妬を生む原因!|人類超人化計画 アドラー哲学に学ぶ、これからの「ヨコ社会」に必要な『勇気づけ』

『褒める・叱る』が職場で嫉妬を生む原因!|人類超人化計画 アドラー哲学に学ぶ、これからの「ヨコ社会」に必要な『勇気づけ』

結論から

「褒める」と「叱る」が
 職場で嫉妬を生む原因の一つです。

どうも
安全・安心と絆でつながる
キャリアコンサルタントのタルイです。

今回の内容は前々回から続くテーマ

「職場で嫉妬に振り回されずに
 上手に活用していく方法」

の最終章です。

ちょっとここで
前々回から内容を振り返ります

●嫉妬とは他人と比較する習慣から生まれる

●嫉妬には7つの嫉妬がある
(やっかみ、ねたみ

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戦国武将が語る「人に役立たずはいない、人の強みを活かすことが名将の条件」

戦国武将が語る「人に役立たずはいない、人の強みを活かすことが名将の条件」

先日、歴史学者の小和田哲男先生の「戦国武将の叡智 人事・教養・リーダーシップ」という本を拝読しました。タイトルの通りですが、戦国武将のリーダーシップ、人事政策、教養等について書かれたものです。かなり前に一度読みましたが、今回は前回よりも多少理解が深まったように思います。

いくつも興味深い内容が多々あったのですが、その中でも印象深い話が、戦国武将が人の強みを活かすことをいかに気を使っていたか、と

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