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学びて習う、学びて富む ―悠久の賢者たちとの終わりなき対話―

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机を挟んで賢者と交わす一回の対話は、 一ヶ月かけて本を読むのと同じ価値がある。  ――古代中国の格言   文明開化の時代、福沢諭吉は世界人の素養たる実学の重要性を説き「学びて富… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

人文教養を身に付けることのメリットとデメリット

人文教養を身に付けることのメリットとデメリット

最近、けんすうさんという方のnoteマガジンを購読してます。自分のフォロワーはあんま知らないと思うんですが、昔nanapiというノウハウ共有サービスを作ったりした、いわゆる「起業家クラスタ」の有名人みたいな方です。

ノウハウ共有サービスで起業しただけあって、けんすうさんは「ハウツー」とか「ライフハック」みたいな分野にかなり愛着があったみたいなんですよね。学校で教えるまどろっこしい教養より、具体的

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(仮説)学ぶことが好きで成績も良好な子どもの親の共通点

京都大学に入学して面白いと思ったのは、「勉強しろと親に言われたことがない」という同級生が多かったこと。京大だから、というのもあるかもしれない。東大に行ってガツガツ勉強なんかしたくない、したい勉強だけしたい、という性格の連中が多かった。強制されるのは大嫌い、というのが多かった。

で、本人が親になって、困ってるケース複数。「勉強しろなんて強制したら勉強嫌いになるから言っちゃだめだ、放っておけっていう

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人生は、基本的にうまくいかない。清水ミチコ著「カニカマ人生論」。

人生は、基本的にうまくいかない。清水ミチコ著「カニカマ人生論」。

■「清水美智子」がそこにいた

ステージでモノマネを披露する
ときよりは少しだけ真面目に、
清水ミチコは、
自らの子供時代から現在までの
人生を綴ってみせた。
そこには、芸人・清水ミチコ像を
いいようにつくりあげようとする作為は皆無だ。
選ばれた言葉から伝わってくるのは、
「私はこんな女です」と、
彼女の好きなビールの入った
グラスを持ちながらの
会話のように本性をのぞかせる
独白だ。そしてそれは

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正解をほしがる人は「失敗したくない人」

正解をほしがる人は「失敗したくない人」

地方BtoBのWeb活用で重要なのは社内の適任者向探しです。

Web活用における適任者の流れ

苦がなく始められる(開始)

そのまま続けられる(継続)

放っておいてもやる(深掘り)

Web活用の担当者さんが(3)までいったら万々歳です。(1)でも恩の字です。それすら難しい地方BtoB企業は沢山あると思います。

だから、やる前から正しいフローとか整備してもあまり意味がありません。だって、社

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正解を知りたがる人は正解に辿りつけない。

正解を知りたがる人は正解に辿りつけない。

正解を知りたがる人は正解に辿りつけないと思うようになりました。正解は見つけるものなんです。たぶん。「教えてもらうこと」じゃなくて、「見つけるもの」なんだと思います。ベクトルが違う。

それっぽい正解を知ったとしても、たぶん使いこなせない。そもそも使わないし、ゴリゴリ試行錯誤しない。知ったことで出来た気になっちゃうから。特にBtoB企業のWeb活用においては。

正解は知って終わりじゃなくて、使うも

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