記事一覧
文化がヒトを進化させた―人類の繁栄と〈文化-遺伝子革命〉
Henrich, Joseph (2016). The Secret of Our Success: How Culture is Driving Human Evolution, Domesticating our Species, and Making us Smarter.
ジョセフ・ヘンリック (著), 今西康子 (翻訳) 白揚社 (2019/7/13)
ジョセフ・ヘンリック 2016
アメリカ西部開拓博物誌 增補版
鶴谷 壽(著) ピーエムシー出版(1990/3/1)
※下記は断りがない場合はすべて本書引用(小見出しは任意のため目次とは相違)
ジョン万次郎の冒険
ゴールド・ラッシュに東洋からは中国人がかなりの数でやってきたことはわかっているが、 さて日本人となるとどうであろうか。当時の日本はまだ徳川幕府の鎖国時代であり、海外への 渡航は禁じられていたから、カリフォルニアのゴールド・ラッシュには全く関係を
わが投資術 市場は誰に微笑むか
著者:清原達郎 / 出版:講談社 (2024/3/1)
下記、本書からの引用
感想:以上は本書の中で目に留まった箇所の引用である。タワー投資顧問については20年ほど前に知人から存在を知らされ、ウェブサイトで売買動向がある程度公表されてもいたので、それらを閲覧することはあった。
本書は概ね好評で迎えられ、とりわけ株式投資家からば絶賛コメントを見かけるが、本ブログ著者は異なる感想をもった。
余
支配する人道主義 植民地統治から平和構築まで
五十嵐 元道 (著) 岩波書店 (2016/2/26)
序章
結論を先に言えば、人道主義は植民地統治を基礎づけ、そして、同じように脱植民地化後の開発政策や冷戦後の平和構築活動を正当化してきた。人道主義は一九世紀から現在に至るまで介入、統治を「する側」と「される側」両方の性質を規定する重要な要因のひとつだった。簡単に言えば、これまで多くの人々が人道主義的に考え行動した結果、強いパワーをもった国が
依存症と人類 われわれはアルコール・薬物と共存できるのか
カール・エリック・フィッシャー 松本俊彦監訳 小田嶋由美子訳
本書に記した歴史は、必然的に選択的なものである。自身の遺産と文化を理解しようとした私の取り組みの結果として、大部分はアメリカ合衆国の話になっている。しかし、アメリカに焦点を当てたのは、私個人の背景のせいだけではない。依存症という病気の概念常在するアイデンティティとしての依存症-は独立戦争のころ、アメリカの黎明期に確立され、主にア
「経済成長」の起源: 豊かな国、停滞する国、貧しい国
単行本 – 2023/8/28マーク・コヤマ (著), ジャレド・ルービン (著), 秋山 勝 (翻訳)
マーク・コヤマ(Mark Koyama)
ジョージ・メイソン大学経済学部准教授、マーカタス・センター上級研究員。イギリスで誕生、オックスフォード大学で経済学の博士号を取得。専門は経済史。共著に近世ヨーロッパにおける宗教的寛容の台頭と国家の発展を論じたPersecution and Toler
The Intelligence Trap: なぜ、賢い人ほど愚かな決断を下すのか デビッド ロブソン (著), 土方 奈美 (翻訳)
目次
第1部 知能の落とし穴――高IQ、教育、専門知識がバカを増幅する
第1章 IQ190以上の神童の平凡なる人生――知能の真実
第2章 天才はなぜエセ科学を信じるのか――「合理性障害」の危険性
第3章 専門家が判断ミスを犯す根本理由
第2部 賢いあなたが気をつけるべきこと
第4章 優れた判断力、知的謙虚さ、心の広さ
第5章 なぜ外国語で考えると合理的判断が下せるか――内省的思考