著者:清原達郎 / 出版:講談社 (2024/3/1)
下記、本書からの引用
感想:以上は本書の中で目に留まった箇所の引用である。タワー投資顧問については20年ほど前に知人から存在を知らされ、ウェブサイトで売買動向がある程度公表されてもいたので、それらを閲覧することはあった。
本書は概ね好評で迎えられ、とりわけ株式投資家からば絶賛コメントを見かけるが、本ブログ著者は異なる感想をもった。
余談:ところで、本書によると著者は野村證券出身で、著者が本社の事業方法について、顧客に損をさせて会社が儲ける仕組みになってると違和感を抱き続けたことが、ヘッジファンド設立に向けた動機になったのだという。(本書第2章の著者記述による)
さて、本書のなかで、清原氏はその出身母体である野村證券について、「いくつかの不祥事を乗り越え、40年前の 『準詐欺組織』 から 『コンプライアンス重視の世界を代表する超優良企業』へと見事に変身し」たと褒め上げ、以下のよう書いている。
また、この記述の直後に著者は以下のように書いている。
著者の思い描く野村證券の姿と、著者が同證券に期待するあり方について、何が根本的に変化したというのか、上記の記述からは本ブログ著者は理解できなかった。