市民の怒り 中国 武漢 新型コロナウイルス

　専制的な独裁国家であっても、市民の健康、安全を守るために取り組むことは当然のことです。
　けれど、専制的な独裁国家の権力者の多くは、その権力によって市民の反発を抑えることに慣れきっており、肝心の緊急事態においての問題解決に関する能力を持ち合わせていません。
　また、権力者を支える組織も同様に、危機に対処する能力を保持する必要性を認識していないために、状況が悪化の一途をたどることは避けられない事態となります。
　これは、専制的な独裁国家だけでなく、問題が起きた際に権力者が説明責任を果たさない国家においてはいつでも同様に、事態の悪化を招くことは避けられません。

新型コロナウイルス流行の中心地となっている中国中部・湖北省と同省の省都武漢市の幹部が26日に開いた記者会見が、中国のインターネットユーザーらによってやり玉に挙げられている。… https://t.co/YLyudbIv7w

— AFPBB News (@afpbbcom) January 28, 2020

https://www.afpbb.com/articles/-/3265452
新型ウイルス、湖北省の当局会見にネットで批判 世論の怒り押さえきれず
武漢では公共の場所でのマスク着用が義務付けられたにもかかわらず、王省長自身がマスクを着けずに会見を行ったことに多くのネットユーザーが反応した。さらに武漢市の市長もマスクを裏表逆に着けていた。

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