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残酷な映画【悪の教典】
残酷な映画とか小説の話になるといつも人間性を疑われるのよね。ほんと困っちゃう。
「悪の教典」って映画知ってる? 貴志祐介さんの小説が原作なんだけどね。今から10年前かな……あ、ちょっと待って。
うん。2012年公開の映画みたい。だからわたし20歳ぐらいだった頃かな。ええ、ぐらいだった頃ね。年齢は言いたくないもの。細かいことはいいのよ。
朝のニュースでね、AKBの子たちをその映画の試写会に招
小さくても横浜アリーナ
「誰目当てですか? 私はゆりなさんで」
ライブが始まるのをフロアで待っていると、同じか、ちょっと年上かなと思われる女性が声をかけてくれました。
「あー……わたしはサポートで出てるギタリストの方を見に来てて」
そう言うと、受付でもらったフライヤーの束から探そうとする女性。
「あ、いや、たぶんそこにはないと思います。サポートなので。ほとんどのステージに出ると思いますけど」
「そうなんですね。
ライブハウスが怖くて行かない人がいる
ドルオタの主人の部屋をノックする。
「あのさ、ちょっといい?」
「なに?」
壁にはアイドルの写真や、サインを書いてもらったポスターやTシャツが飾られている。
「5月4日に行く渋谷のクラブエイジアでのライブさ、来場目標300で、もう300超えてるんだよね。まだまだ増えそうな感じで。エイジアってクアトロより大きいっけ?」
「いや、クアトロよりは小さかったはず。エイジアで300入ったら結構パン
集客につながるSNSの使い方
推しのポストを見ながら
「ねぇ、見て見てこれ」
「なんだ、チャラ男か」
「最近やっっっとまともなポストするようになった」
「所詮SNSだろ。見てないやつは見てないから」
「でも見てるやつは見てるよ。現代の営業ツールだもん」
占いができるわたしは、命数が分かる人は調べて、その人のSNSの使い方パターンを研究しています。
5月4日の渋谷クラブエイジアでのライブを前に、アーティストさんたち
売れないアーティストが好きなファンもいる
「武道館を目指してます!」
そう宣言するアーティストがいて、
「よし! 応援するぞ!」
と頑張るファンがいるけど、
いざ本当に武道館に行くくらい有名になると、そのファンは離れていたりする。
売れないアーティストが好きなファンがいる。
売れたら、近くでは見れなくなるし、チェキも撮ってくれなくなるし、自分のことを認知もしてくれなくなる。
だから、売れないように、自分に執着してくれるように、
マッチングアプリで出会っても
3、4ヶ月前に、仕事で関わりのあった30歳くらいの男性から、主人にLINEがあった。
「近くにいるのであとで寄ってもいいですか? 彼女も一緒なんですけど」
と。
「なんか木村くん、あとで寄りたいみたいだけど大丈夫? 彼女も一緒みたい」
とわたしに聞く主人。
「別にいいけど、どうしたんだろうね」
数時間後に、彼女と一緒に職場を訪ねてきた木村くん。
「あ、こちらは今お付き合いしてる彼女です
ちょっと変わってる人
もう3年くらい指名している整体師さんは、40代くらいの男性で、ちょっと変わってます。
まず、とっても早口。
普通の人の1.5倍くらいのスピードで話す。
着替えて案内されるなり、
「今日は右肩ですか、首ですか、腰ですか。あ、腰ですか今日は。どうしました?」
毎回毎回「右肩が痛くて」と言っていたので、「右肩ですか?」と1番に聞かれる。
そして、たまたま腰に手を当ててただけで、「腰ですか今日は」