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亜州

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アジアを旅したきおく
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#旅

移動はドラマティックな旅の絶対領域

移動はドラマティックな旅の絶対領域

今回はフィリピンでの旅の出来事について綴る。小娘はジョブズと二人でフィリピンのセブ島を訪れた。

私たち二人はマニラのニノイ・アキノ国際空港のターミナル○で待ち合わせをして、そこからセブ行きの国内線ターミナルへと移動をした。

そこからマクタン・セブ国際空港へ飛び立った。その後、数日セブでゆったり過ごした私たちはアイランドホップをすることにした。

アイランドホップ

セブシティから北東に位置する

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絶対にこれだけは負けない

絶対にこれだけは負けない

今回は小娘が初めて海外に行った時のことについて綴りたい。

小娘が記憶に残っている中で初めて海外に行ったのは小学6年生の時だった。それも旅行でいったのではなく、遠征で行ったのである。

小娘は小学4年生から地域のスポーツ少年団のチームに所属して、バドミントンの練習に励んでいた。運良く、その入ったチームが全国的に名が通っており、素晴らしい指導者もいた。同級生たちは、全国大会の常連ばかりで、足元にも及

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笑顔の素敵なカップルに背中押されて

笑顔の素敵なカップルに背中押されて

あれは友人と卒業旅行でミャンマーとラオスを旅した時のこと。今回はラオス編第2弾である。

私たちはラオスのヴァンヴィエンというブルーラグーンで有名な地域にいた。ここは、パリピなヨーロピアンたちが集まってウェイウェイするような地域らしく、私たちが泊まったホステルも夜な夜な爆音が鳴り響いていた。

そこで過ごした最終日。
私たちはやっとのことでブルーラグーンへ行くことになった。前日にお世話になったドラ

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臭豆腐の呪い

臭豆腐の呪い

これは小娘が中国で単身赴任をする父親を訪れた時の話である。

今回の訪問は父親が単身赴任してから初となり、母親と祖母と女3人で訪ねた時のことだった。

1日目

以前紹介した素晴らしいガイドさんに勧められて、西塘(シータン)で中国の伝統的な『臭豆腐』を食すことになった。

見た目は普通の豆腐だったが、その上に何やら妙な色のソースがかかっていた。そのソースの色がなぜか緑。うん、食欲はそそられません。

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自分の努力を讃えられる人間になろう

自分の努力を讃えられる人間になろう

中国での出逢い

あれは上海にいる父を初めて訪ねた時に出会った1人の女性の逞しさに圧倒された話。

今回は母親と祖母と女3人で、父のいる上海を訪れ、上海付近の観光をした。

私たちが観光したのは西塘(シータン)と呼ばれる、あのミッションインポッシブルのロケ地にもなった、とても古い町だ。運河が町を繋ぎ、まるで中国のベネチアと言ったところか。

私たちはバンに乗り、両親と祖母、小娘、ガイドさん、運転手

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全く知らない少年たちと『だるまさんが転んだ』をした話

全く知らない少年たちと『だるまさんが転んだ』をした話

以前フィリピンを訪れた時に、赤ちゃんを抱いた少年の話をした。

今回は同じフィリピンという国で、全く違う少年たちと触れ合った日について綴りたい。

小娘とジョブズは、最後の目的地にいた。
セブ島南部のオスロブでジンベイザメを見るために海の中を泳ぐツアーに参加した。その後、セブシティに戻るために、オスロブから少し北上したダラキュテという地域にいた。

このダラキュテという地域は山が多くあり、ハイキン

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微笑みの国だけど、実は愛国主義が強い一面があった

微笑みの国だけど、実は愛国主義が強い一面があった

今回は両親と3人でタイ🇹🇭を訪れた時のことを綴ります。

みなさんはタイと聞いて、何をイメージしますか?ほとんどの人が『タイ王国=微笑みの国』というイメージを持たれているかと思います☀️

小娘もタイを訪れるまではそんなイメージを持っていたのだが…

まえおき

実はこの前、授業で世界の映画館についてまとめた英文を扱った。内容はこうだ。

カナダ出身の筆者は世界各国を訪れた際に、映画館に必ず行

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タイのおばちゃんにしばかれた話

タイのおばちゃんにしばかれた話

『しばく』なんて、そんな言葉久しぶりに聞いたよ!なんて人もいるかもしれないが、小娘は台湾で一度、タイでも一度、しばかれたことがある。

今回は家族でタイに旅行した時のことを綴りたい。

小娘と両親はバンコクでは特にツアー等は申し込まず、その日の気分でなんとなく過ごしていた。

タイといえば、マッサージ!
私たち3人はJTBと契約を結んでいる割と有名なマッサージ店で古式マッサージを受ける事にした。

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旅人とジャカルタ市内をぐるぐるした話

旅人とジャカルタ市内をぐるぐるした話

私が新卒1年目に生意気にも部活のお休みもらって、高校時代の友人が働くインドネシアのジャカルタへ遊びに行った時の話。

ジャカルタは本当に面白い街だ。
発展している地域はジャカルタの中でもほんの一部で、そのほかは今回の見出し写真のような風景である。

小娘の滞在は5日間程だっただろうか。
友人は大変忙しい時期だった。無理言って押しかけてしまって、きっと逆に負担をかけてしまっていたと思う。そんな中、小

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人には夢がある。希望がある。でも格差もある。

人には夢がある。希望がある。でも格差もある。

今回はジョブズと2人でフィリピンを旅した時のことを再度綴りたい。

私たちはセブシティから南へ移動してBadianという地域にきた。私たちの目的はここでキャニオニングという川下りをしながら、川に飛び込んだり泳いだりするというものである。

今回の旅のメインディッシュである。

そこで私たちはkawasan canyonyingというところでツアーをお願いし、インドから来た女性2人と私たちで思うがま

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みんなブラザーだから、同じ釜の飯を食べるのは当たり前

みんなブラザーだから、同じ釜の飯を食べるのは当たり前

あれは友人と卒業旅行でミャンマーとラオスに行った時のこと。今回の話はミャンマー編だ。

ラオスでの旅を終えた小娘たち一向は、ミャンマーへと向かう。ミャンマー出身の友達のお父さんと弟くんが迎えてくれ、私たちは5人で、ミャンマーの京都、バガンへと向かった。

友達のお父さんがお昼をご馳走してくれるといい、ハイウェイ的な道路の脇に一軒ぽつんとあるお店に入った。とてもローカルな感じで、小娘が好きな雰囲気だ

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赤ちゃんを抱いた少年

赤ちゃんを抱いた少年

あれはジョブズと2人でフィリピンのセブを旅した時のこと。

セブ島と言えば、美しいビーチで観光地としても日本では人気があるが、ここ最近は留学先としても人気が高まっている。

ジョブズと小娘はアウトドアスポーツを楽しむためにセブ島やその周りの小さな島々を転々としていた。

セブシティには、セブ島民の簡素で風が吹いたら壊れてしまいそうなトタンでできた住宅地の中に、観光客向けの綺麗で頑丈なショッピングモ

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この世界の共通言語は笑顔だと思う

この世界の共通言語は笑顔だと思う

このフレーズは高橋優さんの『福笑い』という曲のサビにある歌詞だ。この歌詞を身をもって経験したことがある。今日はそれについて綴りたい。

大学4年生の卒業手前、私は友人と2人で卒業旅行で、ミャンマーとラオスを訪れた。加えてミャンマー出身の留学生の友達と合流し、ラオスへと向かった🇱🇦

少女たちに案内されて

ラオスの首都ビエンチャンから北上すること40キロぐらいだろうか、ヴァンヴィエンというブル

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君子は敬して失う無く、人と恭しくして礼有らば、四海の内、皆兄弟なり

君子は敬して失う無く、人と恭しくして礼有らば、四海の内、皆兄弟なり

四海兄弟の精神を引き継ぐ国、中国。
小娘は中国の知的で他人思いな一面が大好きで、尊敬の念を抱いている。

今回は、小娘が中国の上海と北京に2週間強、滞在した時の中国人の他人思いな一面を感じたエピソードについて綴りたい。

小娘の父は約6年程、中国の上海に単身赴任していたことがある。その事もあり、大学では自分の専攻とは別に、中国語を第二外国語として専攻し、結局大学在学中4年間学び続けた。

せっかく

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