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【テニス会場での熱中症後の処置】by 牟田口恵美

元プロテニスプレイヤー【牟田口恵美】(むたぐちえみ)です。

テニスコートで冷えピタをつけ始めた牟田口でございます。(破壊的な暑さ)

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さて。

今日は【テニス会場での熱中症後の処置】についてちょこっと書いて行きたいと思います。

ここ数日で、本当に暑い夏に一変しましたね。
コートに立っているだけでもこんだけ暑いのに、選手はさらに動いてますから、本当にすごい!!(昔やってたなんて信じられない。笑)

皆さんも常日頃から熱中症対策はされているとは思いますが、今日はテニスの試合会場で熱中症になった場合にどんな対処がされるのかお話をして行きたいと思います。

皆さんもよく耳にするグランドスラム。このグランドスラムの一つである、オーストラリアンオープンというのは毎年1月に開催され、1月の南半球オーストラリアはもうほんとうにわけのわからない暑さが多いことで有名です。今年は山火事が起きてしまったくらいですからね。本当に暑さとの戦いの大会の一つです。

そんなオーストラリアンオープンでは、殆ど毎年出場選手の中で熱中症者が多数出ています。

わたしは経験がありませんが、ある選手から聞いた話は、もうボールがいくつにも見えてきて試合中目を擦っていたとか。ほんとうに恐ろしいですよね、、、。

この症状はまさに熱中症の極みではありますが、このようになってしまった選手に対し大会トレーナーがまずすること。それはロッカーに選手を運び、冷水のシャワーをウェアのまま浴びさせるということのようです。

熱中症対策というのは衣類を脱がせ、冷やし、、、という話はよく耳にしますが、テニスの大会会場ではとにかくウェアのままでも冷水をかけることを優先させているようです。これは極度な熱中症のケースでもありますから、意識がちゃんとある場合は自分で服を脱いで冷水シャワーを浴びてもらうよう指示したり、着替えてからアイシングをするようにと指示すると思います。ですが意識が朦朧としてしまっている状況では一気に冷やすことができる、冷水シャワーでまずは第一段階の処置を行うようです。

こんな状況にはなかなかならないよ〜とも思いがちですが、正直年々コートでの体感温度が上がっているように感じています。

いつこのような状況に陥るか、本当にわかりませんので、ぜひ今日の話も頭の片隅に置いてテニス、スポーツをこの暑さの中でも楽しんでいただければと思います。

以上、【テニス会場での熱中症後の処置】でした。いかがでしたか?

少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた次の記事でお会いしましょう。またね



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