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AIが変える会計事務所の未来 - ChatGPTからClaudeへ、そして次のステップへ
私が代表を務める東日本税理士法人(常勤職員20名)では、半年前ぐらいにChatGPTを業務で取り入れようとしました。しかし、職員への普及活動は見事に失敗。失敗から学んだ現在の取り組みについて述べていきます。
ChatGPTの何が問題だったのか?個人のChatGPTの有料プラン(月20ドル)に一人分だけ加入し、それを全職員で共有する形としました。2回ほど社内研修を行い、基本的な使い方や使用例を紹介
会計事務所はいらなくなる?税務チェックBotの衝撃!
ChatGPTをはじめとした生成AIのイメージと言えば、
といった感じかと思います。
しかし、ここ1ヶ月ぐらいで急激に生成AIの能力が高まってきており、特に私が愛用している生成AIのClaude(クロード)が業務で相当使えることが分かってきました。
私の本業である会計事務所業務が生成AIに代替されていくことを事例により紹介します。生成AIは、有料版のClaude(月20ドル)を前提にしていま
【病院事務が激変!?】松田病院 佐竹事務部長が語る「生成AI」活用術とは?
仙台の松田病院で事務部長を務める佐竹氏。佐竹氏は、日々の業務の中で「これはAIでできるのでは…?」と感じる場面に出会うたびに、積極的に生成AIを活用し、目覚ましい成果を上げている。その革新的な取り組みは、病院事務のDXを推進するだけでなく、医療現場全体の働き方改革にも大きな可能性を秘めている。
収録音声はこちら
具体的な活用事例と驚きの効果議事録作成の自動化: Google AI Studio
医療経営士予想問題集作成の裏側
同じような問題に見えるけど4月10日に2024年度医療経営士3級予想問題集を発刊しました!
年に1回この問題集を更新していますが、作成の舞台裏は大変だったりします。170問と問題数は2023年度版と変わりませんが、実は問題の差し替えや訂正を結構しています。
例えば、医療経営士3級のこちらの問題。人口動態統計速報は毎年更新されるので、それに合わせて問題を変更しています。
テキストにもこのよ
「5疾病5事業」では不正解。医療経営士3級対策講座動画発売!
合格率は高くない2024年2月に開催された医療経営士3級の合格率は37.4%。初回からの累計合格率が42.4%だったので、それよりも低く狭き門になっています。
試験合格のために「なるほど、なっとく医療経営Q&A50」(以下、書籍)や医療経営士初級テキスト(以下、テキスト)に加え、予想問題集を使われている方も多くおられると思います。
合格率が低くなっている原因の一つとしては、書籍やテキストに
現場の取り組みを点数化する厚労省(眠りスキャンを例に)
2月4日に同時改定の解説動画を販売しました!
改定セミナーというと厚生労働省資料をそのまま使ったものが多いですが、私の場合はほとんどがオリジナルで作っています。時には見学視察先の病院や介護施設の写真も載せています。
最近の改定の特徴は、どこかの病院や介護施設の先進事例を参考に新規の点数や施設基準を決めているところがあります。
例えば、2024年度介護報酬改定で新設された「生産性向上推進体制加
ChatGPTを使ってスマートな議事録を作ってみた
病院では、数多くの委員会や会議がある。
会の終了後は議事録作成に時間を取られる。録音した音声を発言者ごとに文字起こしし、その文章を校正する。
ほぼ全てが人力である。
1時間の会議であれば、議事録作成に1日ぐらいかけているのではないだろうか(他の仕事をやりながら)。
最近は文字起こしソフトが充実してきており、ChatGPTなどAIとの連携も可能になってきている。そこで、最新の文字起こしソフト
ラジオ音声をChatGPTでブログ記事に
Stand.fmというラジオアプリで毎日のように配信している。収録音声は毎回保存されている。せっかくであれば文章化したいということで二つのサービスをつかってみた。
① Summary fm
② ChatGPT(iPhoneのアプリ版)
①で文字起こしをし、②で文章校正をするという流れである。
使ったラジオ音声はこちら
① ラジオ音声を文字起こしまず、録音したラジオ音声をダウンロードする(ア
ChatGPTで100ページPDFを瞬時に読み解く!
厚生労働省など省庁のPDFは100ページを超えることもある。しかし、全てが自らに関係ある内容では無かったりする。ざっくりと全体の内容を把握しつつ、興味ある箇所については深く調べたい。そのような時に使えそうなのが「AskYourPDF」(ChatGPTの拡張機能)。早速試しに使ってみたので、紹介していきたい。
* 5月19日にアップした本原稿を5月20日に追記(目次5、6)
拡張機能は、一般にプ
エストニア視察体験記 〜取り残された日本への警鐘〜
5月11日から5月12日までエストニアの首都であるタリンを中心に視察をした。その模様をFacebookに随時上げていたが、noteではまとめサイトのような形で掲載していきたい。
1 タリン市役所人口40万人のタリン市の市役所。申請窓口のある階には3人ほどしか職員がいない。離婚などを除きほとんどの行政手続がオンライン化。日本も未来はこうなるか?
午前10時に訪れていた市民は老夫婦一組のみ。インタ
2023年度版 医療経営士問題集発刊!
2023年度版医療経営士予想問題集(3級、2級)が発刊となりました!
医療経営士3級の主な追加問題
・マイナポータル
・電子カルテの標準化
・電子処方
・コロナ5類変更
・感染症分類
医療経営士2級の主な追加問題
・育児・介護休業法の改正
・オンラインに関連する診療報酬
・オンライン資格確認
・リフィル処方箋