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【コレクション欲は破滅の道を歩む】

今日は『コレクション欲は破滅の道を歩む』
についてお伝えしていきます。

幼少期から小学校低学年頃まで

「プラモデル」

「フィギュア」

「ミニ四駆」

「戦隊シリーズのおもちゃ」

「ビックリマンチョコのシール」

etc

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数々の種類を集めていました。


新シリーズが出る度に

「あれが欲しいよ、買ってちょうだい」

「周りの友達も持っているからお願い」

「自分だけ持ってないのは嫌だよ」

etc

泣きじゃくるように
駄々をこねては
両親を困らせていました。


本当にワガママな餓鬼でした。

どれだけ迷惑をかけていたか
今思うと恥ずかしいばかりです。


大人になるとさすがに
子供時代よりかは
モノを集める習慣は
少なくなりました。

しかし、何かのきっかけで
感情がトリガーされると
つい購入しています。


10年以上前では
オシャレに意識が向いて

「シャツ」

「ジャケット」

「ジーンズ」

「靴」

「財布」

「カバン」

etc

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高級ブランド品ではないですが
そこそこ高額な商品を
たくさん買っていました。

特に

「オシャレは足元から」

キャッチフレーズに惑わされて
靴を揃えていました。


下駄箱に入り切れなくなり
自分の部屋のクローゼットに
収納するようになっていました。

履きもしないのに
集めるだけで満足している
愚か者です。

当然家族からは苦情を言われ
渋々転売等で処分しました。

ただの無駄使いでしかありません。


アパレル商品以外にも
「情報商材」を買い漁って
ノウハウコレクターに
陥っていた時もありました。

当時は煽り系の内容が
浸透していた頃でした。


謳い文句として

「寝転んで入力作業するだけで
 月収50万円獲得出来る方法」

「好きな時間に好きな事が出来る
 ネットビジネスの仕組み」

「自動化すれば不労所得で
 一生安泰出来るテクニック」

etc

落ち着いて観察すれば
バカバカしい事に見えます。

興奮してIQが下がった状態だと
冷静な判断が下せません。


また「お金の洗脳」が
強く作動していた事もあり

「楽して稼げる」

「不労所得」

「権利収入」

といったおかしな単語に
引っ掛かっていました。


「不労所得」という言葉は
思考停止している状況下では
美味しい話に見えます。

仕組み化と自動化が出来れば
ある程度は不労所得に
なるかもしれません。


基盤が完成するまで
それ相応の労力が
発生しています。

見えない所で
エネルギーを
費やしています。

楽してチャリンチャリンと
お金が舞い込んで来ると
思ったら大きな間違いです。


甘い誘惑にそそのかされて
情報商材を購入する要因は
目の前に集中していない事です。

テレビやネットに飛びつき
情報収集中毒になっています。

2割8割の法則から重要な5%を選び
シングルタスクを実践するだけです。


選択肢が多過ぎる事も
あれこれ迷って
決断力が鈍っています。

フォーカスするポイントを決めて
レーザービームのように
1点集中すれば
躊躇する事は無くなります。


子供と大人共に
モノに対してはそれぞれ
コレクション欲があります。

男性は女性に比べて
コレクション欲が
強い傾向があります。

「男のロマン」と称して
年齢を重ねても
収集壁が出てきます。


大切な着眼点は
コレクション欲は
「欲しい」という欲望で
購入している事です。

つまり

「何としてでも手に入れたい」

という強い氣持ちが表れています。


背景でよく例えられるのが

「人は感情に基づき行動し、論理で正当化する」

です。

いわゆる「認知的不協和」
納得させようとしている事です。


但しこの考え方には
見落としている盲点があります。

それは

「感情」の1つ上に
「論理」が働いている事です。


人は思考してから想像して
感情を出すようになっています。

喜怒哀楽の状態も
何らかの事象に基づいて
感情表現しています。


例えば
怒りの感情であれば

「自分が決めている基準値を超えたので
 許せない気持ちが作動している」

それぞれ解釈が異なります。


さらに怒りの感情は
「二次感情」とも呼ばれます。

本当は1つ手前の
「一次感情」が存在します。

「心配」「悲しい」

「不安」「寂しい」

「残念」「不甲斐ない」

「苛立ち」「恥ずかしい」

etc

根っこにある出来事に基づき
許容範囲を突破した時に
感情がトリガーされています。


感情の上に論理が成り立つ事を
提唱しているのが
イマヌエル・カントです。

「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」


「認識」は「主観」であり
「対象」は「客観」となります。

「認識」は「言語(言葉)」
「対象」は「事実」と捉えています。


要するに

「対象(客観)が認識(主観)の形式に一致するように構成される」

「言葉が事実に従うのではなく、事実が言葉に従う」

という事です。


噛み砕いて言うと

「おもちゃ」

「プラモデル」

「高級外車」

「高級住宅」

「高級ブランド品」

etc

何度も何度も繰り返し
見聞きしているうちに
潜在意識に入っていきます。


カタログやネットの情報等は
無意識に購入させるように
色々なカラクリを仕掛けています。

正確にはモノを購入するというより
「ドーパミン」を分泌させて
買いたい気持ちにさせています。


突き詰めて言えば
「ドーパミン」を買って
興奮という感情を味わっています。

脳内に「刺激」を与え続ける事で
自然と「記憶」として定着し
サブリミナル効果で
感情を呼び覚ましています。


注意点として
子供にはおもちゃ等のカタログを
見せる事は控えたほうが良いです。

お金に対する認識を履き違えて
我慢する事を覚えなくなります。

幼少期についた悪い癖は
習慣化していくと
大人になった時に
中々取り除けません。

そう考えると
長時間スマホやネットで
情報の刺激を与え続ける事は
知能向上の妨げになります。


『欲しいモノは捨てる、必要なモノだけを手に入れる』参照。

『欲しいモノは焦らす』参照。

コレクション欲を抑制する為には

「コスト」

「リスク」

「リターン」

を常に考慮する事です。


欲しいという強欲さによって
IQが低下した状態で決断すると
確実に貧乏になります。

「購入しようとする目的は何か」

「購入する事で得られるメリットは何か」

目的とメリットを
明確にしておきます。


欲しいの気持ちだけで
購入する理由は

「セックス」

「ステータス」

この2つが大いに関係しています。

セックスでは
「異性に見せつける事でモテモテになる」

ステータスでは
「周りの連中との競争で出し抜いて優位性を保てる」


大方他人や周囲と比較して
どう見られているかを
氣にしています。

瞬間風速的に
性的魅力や地位を手に入れて
満足する事はあるでしょう。


しかし
短期的期間なので
幻想として終わります。

上辺だけ取り繕って
誠実性が一致しないあり方は
ストレスが蓄積するだけです。

『見栄はゴミ箱に捨てる』
参照。

極論になりますが
必要なモノだけを購入すれば
破滅は避けられます。

欲しいモノを
買ってはいけない
という事ではありません。


一時の欲情に扇動されて
足元を見失ってしまえば
あらゆる面で浪費街道に
突っ走って行く事になります。

「コレクションしたほうが良いモノ」

「コレクションすると破滅するモノ」

無駄を省いた上で
冷静に見極めて購入したほうが
本当に大切なモノが手に入り
生涯役立ちます。


欲しいモノに対して
自問自答してみましょう。

今日も読んでくださって
ありがとうございます。


追伸
あなたにとっての
「コレクション」を
教えてください。

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