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「全部自分のせい」というリーダーは3流

チームメンバーは都合よく
「それってリーダーのせいですよね?」
と言い放ちます。

そう言われたら多くのリーダーは
「全部自分のせい」
と言いがちです。

はっきり言いましょう。

そのほとんどは
リーダーのせいじゃないです。

「全部自分のせい」
というリーダーは3流
もしかしたらリーダーですらないかもしれません。

耳の痛い話になりますが
リーダーをやっている人はもちろん
メンバーとして活躍している人
これからリーダーを目指す人
つまり全員にとって大切な話になります。

■パフォーマンスにすぎない

「全部自分のせい」

これはとても責任感に溢れた
とても勇敢な言葉に聞こえますよね。

もちろんリーダーのせいだって時もあります。

それは後述しますが多くの場合は
リーダーだけのせいってことは
そう簡単にありません。

でもリーダーはメンバーからの圧で
「このチームの責任は自分のせい」
と言いがち。

カッコいいですが
でもこれって裏を返せば

「自分のせいにしておけばいいんでしょ」

という半ばヤケクソで諦めがちな
都合のいい言葉でもあるんです。

一種のパフォーマンスになってしまって
本質から逃げていることになります。

■問題の本質から逃げるな

リーダーの仕事は言うまでもなく
チーム単位で成果を上げることです。

決して人間関係を良くするとか
部下に好かれるとか

言い方はアレですが
「お金」にならないことは評価されません。

そこに至る過程として
人間関係であったり
コストの使い方であったりと
いろんな要素があります。

今回のタイトルでもある
「全部自分のせい」というのは
何かしらのミスがあったときに言われる
都合のいい言葉です。

リーダーの仕事は
チームの責任を取ることです。

その中にはミスの責任を取る
ということも含まれますが

部下がやったことのミスを
自分のミスにする必要はないわけです。

大事なのは
しっかりと検証して、再発を防ぐこと。

リーダーのスタイルにもよりますが
ある程度の権限移譲をしている場合は
部下にも責任はあるんです。

そこを履き違えてなんても
「自分のせいだ」というのは
問題解決のルートから外れています。

■リーダーの責任は「デザインすること」

ではリーダーの仕事って何?
ただメンバーより高い給与をもらって
ドシンと構えていることなの?

という指摘が入ることかと思います。

これは半分正解で半分間違いです。

もうTwitterでもそうですし
noteでもこちらのマガジンで
くどいくらいに書いていることですが

リーダーの仕事は
「チームの仕事をデザインすること」
です。

メンバーと同じ仕事を同じ目線で
ただ責任度合いを増してやるのではなく

チームのバランスや先のことまで見据え
チューニングしつつ
チーム内外にさまざまなアクションを取ること。

ここで勘違いしてはいけないのが
細かい取り決めを作るのは現場であり
メンバーの仕事です。

やはりリーダーはチームの業務の中で
「作業」に関わる部分には接しずらく
もっと大局で考えていることがほとんど。

なので細かいことには
あまり気が回らないものなのです。

それにそういうことは
現場のメンバーが主体でやった方が
いい方向に行くことが多いもの。


リーダーは細かい作業の部分ではなく
全体的にどういう方向性でいくか
どのような道筋を立てて
将来的にどうしていきたいか?

ということを考えたり
根回ししたりということが仕事です。

ここをわかっていないメンバーが多いのが
この国の特徴でもありますが。

なのでリーダー自らが
日頃からせかせかと働いているのは
あまりいい光景とは言えません。

マンパワーが足りていない場合は
仕方ない面もありますが
それ以外の場合でリーダーが忙しいのは
うまく部下を使えていない
もしくは
部下に恵まれていない場合です。

しかしそれすらも込みで考えて
これまた言い方はアレですが
「それ相応の使い方」を考えていく。

その戦力でこの先何をしたいか。
本当にその戦力で
自分の考えていることや
会社の方針は達成できるのか?

ここにフォーカスしないといけないので
「思考する」余白は残さないといけない

これがリーダーの仕事であり
本当に意味での「リーダー職」なんです。

■部下は守りつつ、前進する

こうして書くと
リーダー自身の責任逃れみたいな印象も
若干するかもしれません。

でもリーダー自身も
永遠にリーダーでいられるわけではなく

会社には定年もありますし
何か病気になって仕事できない時が
やってくるかもしれません。

「現状維持」

というのは難しいことではありますが
これまた会社にとっては困る話で

どんな部署でも前進してもらわねば
その人にリーダーを任せている意味が
まったくないわけです。

とにかく前進させることが重要。

その反面、しっかりと部下は守りながら
でも責任感はつけてもらう

それは自分の仕事に対することだけではなく
会社に対して、顧客に対してもです。

これがないと
ただの作業マンなので
正直いらない人材です。

考えて仕事はできているかもしれませんが
その実、何も貢献になっていない
そんな捉え方もできるんです。

メンバーはメンバーで
全体視しながら仕事できるように
力をつけていきながら

リーダーはリーダーで
部下が思いっきり仕事できるように
プロテクトしながら
それでいて前に進める仕事を
やっていく必要があります。

ものすごく抽象的に書いたのは
結局リーダーの仕事に
正解がないからです。

どんなに過程が悪くても
結果が出ればそれが正解。

ただ現実は
ただこれは信用を失くしたりするので
過程も重視しつつ、結果を出す。

サッカーでいうなら
内容重視しつつ、育成もして
それでいて3-0で勝つ。
みたいな感じですね。

要はここをイメージできているか
普段から意識できているかなんです。

これができる人が
出世していきますし

上司からも認められて
より重要な人材へと成長していけるんです。

もうわかりますよね?

とにかく頭を使うことなんです。
理論的に考えることなんです。

そして何より
これが超!超!超重要です。

決して負の感情を出して
そのチカラで周りを屈服させて
自分の思い描いた理想を具現化するために
周りが存在しているわけではない。

これはトイレの壁にも
職場のデスクの前にも
至るところに標語として
貼っておきたいくらいの鉄則です。

■リーダーは真の意味でチームを考える

ということで
全部自分のせいだっていうリーダーは
3流だよってお話でした。

3流は自分のせい
2流は自分と部下のせい
1流は「人」で捉えない。

1流は論理的に
あくまで事実ベースで考えるため
誰がやった、あの人が悪いとか
くだらない犯人探しであったり
属人的な考え方はしないものです。

人が原因って時もありますが
そこに至る過程であったり
他に環境要因があったのか?

そういうところにベクトルが向きます。

言うならば「ミスした人」なんてのは
あくまで情報の一つであり
根本的な原因ではない。

だと考えることができれば
冒頭に話したこと

「全部自分のせい」

ということにはならないわけです。

リーダーもそうですし
これから目指す人
メンバーとしてもそうですが

各々が他人のせいにすることなく
本当の意味での自責思考を持って
職務を全うしていきたいですね。


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