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Dreamer
2021年8月23日 19:08
知花は、思い悩んでいた。「わたしには、生きる価値があるんだろうか」知花は、13才の中学生の女の子。学校の勉強には、まったく興味が持てず、思い悩んでいたのだ。「みんなが勉強しているのだから、わたしも勉強しなきゃ」「でも、何が楽しいのか全然わからない」「学校をさぼりたいなぁ」知花は、決して勉強ができないわけではない。親からも、担任の先生からも、やればできる子と、太鼓判を押されてい
2021年8月12日 00:17
高校生の頃は、香水を付けていた。服につけていたし、手首にもつけ、枕にもつけていた。わたしのお気に入りの香水ベスト3は、、。③ジバンシーのウルトラマリンこれは、当時すごく流行っていた。容器に大した個性はないのだが、色がエメラルドブルーで綺麗だ。香りがとても爽やかで、まったくクセがない。まるで、海辺にいる気分にさせてくれる。②ブルガリのプールオム容器がとてもお洒落で
2021年8月5日 12:11
もうここ十数年、観葉植物を買っていない。観葉植物を買って、育てるだけの余裕がなかった。かつてのわたしなら、町で観葉植物を見かけたなら、見ずにはいられなかった。特に、樹木のタイプには目がなく、どれを買おうか?などと考えながら眺めていた。「すみません、これ買いたいんですけど、どうやって育てるんですか?」「水はどのくらいであげます?」「室内で育てるの?」「室内ね。だったらね、
2021年7月31日 07:48
小学5・6年生のとき、わたしには親友が一人いた。クラスメイトのほぼ全員(男だけ)と仲が良く、一緒に遊んでいたが、彼は特別だった。お泊り会なるものをやったのも、彼が最初で最後だった。彼は、マンションに二つの家を持っていて、そのひとつで、布団に入りながら、夜中まで一緒にTVゲームをやっていた。そういう間柄だった。でも、ある日、彼と喧嘩をした。学校の家庭科の時間に、彼と、多分他の
2021年7月4日 05:15
2004年のことだ。わたしは、それまで飲食店で働き、まったく休みのない日々を過ごしていた。好きな人ができて、夜の仕事ではなく、昼の仕事をしようと思ったのと、それまで、趣味でフランス語を学んでいたので、フランスで過ごしてみたいな~という思いから、飲食店を辞めて、一か月間フランスへ行くことにした。場所は最初から決めていた。エクス=アン=プロヴァンス、通称エクスだ!どうしてエクスにし
2021年7月3日 08:57
唐突だが、ゲームってなくなって欲しい。ボードゲームではなくて、TVゲームやスマホゲーム、PCゲームのことだ。今までの人生で、もしゲームがなかったら、わたしの想像力はもっと磨かれていたはずだ。わたしが初めてゲームをしたのは、確か幼稚園生のときだった。ファミコンを買って貰って、マリオブラザーズをやっていた。あとはスパルタンX、F1レースなどにはまっていた。その後に、祖父にゲーム
2021年6月28日 18:44
小学校の低学年の頃から変な違和感があった。なんか自分には自分がないな~という思いだ。他の子たちは、ちゃんと自分の意見をいってのびのび生きているように見えた。自分で自問自答しても、なぜ自分が無いかが分からないのだ。他人と接するときは、いつも相手はいま何を考えているのだろう?何を望んでいるのだろう?どういう言動をしたら相手が一番喜ぶのか?こういうことばかり常に考えていた。なぜそ