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2022年ふつうの旅

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2022年に行った世界一周の記録
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モンゴルの遊牧民に教わったシンプルな生き方

モンゴルの遊牧民に教わったシンプルな生き方

夏休みで約1週間、モンゴルに行ってきた。大学時代のG先輩と避暑&冒険的なノリで。遊牧民のゲルに泊まって、大草原で馬に乗りたいよね〜的な感じで。

モンゴルの基礎情報はこんな感じ。人口は334万人。横浜より少し少ないくらいだ。面積は日本の約4倍。世界一人口密度の低い国。遊牧民族をルーツとする国。かつてチンギス・カン(最近はハンじゃなくてカンというとか)が最大版図と呼ばれるような広い地域を治める一大帝

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告知:ノンアルバーやります〜

告知:ノンアルバーやります〜

41才になりました。みなさんお祝いの言葉ありがとうございます。

今年は「HOMEをつくる」がテーマでして、早速なんですがノンアルバー(とミニ写真展)やります〜。

NON ALC BAR PAUL
同時開催 ミニ写真展 GRADATION

2/4(土)17:00〜LAST
渋谷某所

世界旅行の写真をコンパクトに展示し、写真集を数量限定で発売。世界で出会ったノンアルコールドリンクをお出しします

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2022年ふつうの旅まとめ

2022年ふつうの旅まとめ

2022年7月1日から12月12日まで世界一周の旅に出ていた。その様子をnoteに記していたため、各記事へのリンクをまとめたのが本編である。

第1シーズン〜アジア・中東編〜

↑この記事では旅に持って行った全道具も公開しているので参考になれば

カンボジア

インド

ネパール

↑まさかのコロナ入院編になってしまった

ドバイ

カザフスタン

ウズベキスタン

第2シーズン〜ヨーロッパ編〜

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日本のユニークさがすごい【2022年ふつうの旅 比較編】

日本のユニークさがすごい【2022年ふつうの旅 比較編】

半年間世界一周して、帰ってきた。帰ってきてそろそろ1週間。あたりまえだけど自国は落ち着く。落ち着きながらも、違和感というか、こういう国だったのか、こういう民族なのか、みたいなことを感じるので、うまくいくか分からないけど、言語化してみる試みである。

出汁をとる

他国と比べて、やわらかく、あたたかいものが多い和食。特に出汁をとる文化はアジア圏特有のものだと思うが、umamiがすごい。帰ってきてまず

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世界のごはん全公開【2022年ふつうの旅 食編】

世界のごはん全公開【2022年ふつうの旅 食編】

半年かけて世界を巡った#2022年ふつうの旅
食べ物や飲み物の写真をできる限り載せていきます。

おいしさランキング

食べ物

1位:コペンハーゲンのニシンの酢漬け(デンマーク)

2位:ブエノスアイレスのステーキ(アルゼンチン)

3位:チェンナイのビリヤニ(インド)

4位:エイルディルのヨーグルトサラダ(トルコ)

5位:ロンドンのマッシュルームリゾット(イギリス)

飲み物

1位:チェ

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思ってたんの1.3倍かかった【2022年ふつうの旅 予算編】

思ってたんの1.3倍かかった【2022年ふつうの旅 予算編】

半年間かけて世界を周った#2022年ふつうの旅
数字の話です。

期間

2022年7月1日(金)〜 12月12日(月)
165日間

移動

24ヶ国、44都市

総費用

415万円

内訳
エアー 129万円
宿泊 64万円
観光 88万円
食事 64万円
その他 70万円
 ▶︎都市内移動、キャンセル費、衣服、消耗品、e-sim、電子コンテンツなど

所感

・もっとも費用がかかったのは

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世界はグラデーションでできていた【2022年ふつうの旅 感想編】

世界はグラデーションでできていた【2022年ふつうの旅 感想編】

観光したり、仕事したり、生活したり、入院したり、走ったり、焦ったり、整ったり、地下鉄でその服いいな、と言われたりする#2022年ふつうの旅

帰国した翌日。感想をまとめておきたくて、スマホでnoteを開いています。恵比寿のサンマルクカフェで。パンと紅茶で3ドルです。最高か。

今どき、ネットとスマホがあれば、だいたいの情報はバーチャルに手に入る。だからこそ、現地で、リアルに、五感で感じる体験が欲し

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HOMEをつくることにした【2022年ふつうの旅 #26日本】

HOMEをつくることにした【2022年ふつうの旅 #26日本】

観光したり、仕事したり、なんだかんだあって半年後に帰国したりする #2022年ふつうの旅

12月12日。
無事に恵比寿に帰ってきた。

2021年。家に引きこもるコロナ禍の生活に飽き、会社員の立場に飽き、広告の仕事にも飽きた。飽きの反動。2022年、何も目的を持たずに出発したこの旅は、あえて言うならたくさんの写真を撮ることが目的のようなものだった。

この年(40歳)にもなると、ちょっと世界一周

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心が動いたランキング【2022年ふつうの旅 番外編】

心が動いたランキング【2022年ふつうの旅 番外編】

2022年7月1日から12月12日。半年間の世界一周を終えて日本に帰る。聞かれることは分かっている。「どこがよかった?」である。

しかし、意外にこの質問に答えるのは難しい。よかった、の軸がたくさんあるからだ。心地よくてよかった、大変だけどよかった、インパクトが大きくてよかった、発見があってよかった、住みたくなる意味でよかった、二度といかないけどよかった…

ひっくるめて、心が動いた。という基準で

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2022年ふつうの旅 第3シーズン〜アフリカ・アメリカ大陸編〜

2022年ふつうの旅 第3シーズン〜アフリカ・アメリカ大陸編〜

2022年7月1日から始めた世界一周も、終わりを迎えようとしている。

アジア、中東、ヨーロッパに続く第3シーズンとして、アフリカ、南米、中米、アメリカについて、それぞれの街のハイライトを写真とともにまとめてみた。

タンザニア/サファリ

日本人の世界一周旅人あゆみさんと合流し、7泊8日の豪華ツアーに参加。一生分の動物を見まくる。ライオンにも2メートルの距離まで近づいて観察することができた。気づ

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新しさを楽しむ才能【2022年ふつうの旅 #25アメリカ vol.2】

新しさを楽しむ才能【2022年ふつうの旅 #25アメリカ vol.2】

観光したり、仕事したり、乗るツアーバスを間違えて、グランドキャニオンの南側のつもりが西側に到着したりする #2022年ふつうの旅

前回のヒューストン、ワシントン、ボストンのトントントンでは、科学と歴史を追いかけた。

NASA、ホワイトハウス、ボストン茶会事件、MIT……この国がいかに自由と民主主義を勝ち取ってきたのか。また、軍事力を背景に、いかに科学を進化させてきたのかを感じた。

今回は、ニ

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USAでトントントン【2022年ふつうの旅 #24アメリカ vol.1】

USAでトントントン【2022年ふつうの旅 #24アメリカ vol.1】

観光したり、仕事したり、急に寒くなってZARAで30$のダウン買おうとしたら、あーこれミスやわ60$やわと言われ、結局ユニクロに行ったりする#2022年ふつうの旅

ヒューストン、ボストン、ワシントン。
3つのトンを訪ねた。

ヒューストンに行こうなんて思ってなかった。ただ単に、メキシコ→アメリカで最安値のエアーをとったらカンクン→ヒューストンだっただけだ。

まったく知らなかったが、ヒューストン

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意外と治安いいしむしろ家族旅行向きだった【2022年ふつうの旅 #23メキシコ】

意外と治安いいしむしろ家族旅行向きだった【2022年ふつうの旅 #23メキシコ】

観光したり、仕事したり、エアビーの宿に着いたら誰もいなくてネコだけがいてそのフンの処理をしてから眠りについたりする #2022年ふつうの旅

メキシコにけっこう長く滞在した。

この国のイメージは「ナルコス」「ブレイキング・バッド」に代表される麻薬王国だったので、やべー治安悪そう、というモードだったのだが、意外とそうでもなかった。

むしろ、グアテマラの方が、車がフルスモーク(透明だと強盗に襲われ

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中南米の京都または川越?アンティグアの街歩き【2022年ふつうの旅 #22グアテマラ】

中南米の京都または川越?アンティグアの街歩き【2022年ふつうの旅 #22グアテマラ】

観光したり、仕事したり、カビ臭すぎる部屋でWi-Fiが繋がらないため急遽ホテルを変えて移動したらエアビーが全額返金してくれて感動したりする#2022年ふつうの旅

仕事仲間であるハイパーアートディレクター兼モーショングラフィック会社We経営者であるサンドウさんとメキシコシティで合流し、グアテマラへ飛んだ。

この国の見どころは、世界遺産の街・アンティグア。

スペイン統治時代の教会群と、高さの揃っ

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