ポール

クリエイティブディレクター/コピーライター 2006 YOMIKO 2019 CyberAgent 2022 独立 ノンアルコールバー マフラーしまい髪研究所 2022年世界一周 リモート映画の脚本なども

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    鏡川源流のFIRST DRIP COFFEE

    またまた高知の土佐山アカデミーに来ている。 1年かけて土佐山のツアーをつくる「旅づくりワークショップ」第二弾。前回の「水源を巡り妖怪と出会う旅」に続き、今回もまた水がテーマである。 高知市の水道を支える鏡川。その源流点で水を汲み、バリスタの方にコーヒーをつくっていただく。そしてその場で味わう。という贅沢な旅だ。 参加者は、山梨の大学チームや、高校の先生、病院勤務の方などなど、旅をつくることだけではなく、土佐山そのものや水に興味がある方々。 菖蒲(しょうぶ)という集落で

      • 日本の治安はいいのか悪いのか

        町田で発砲事件が起き、銀座に強盗が入り、和歌山では首相が暗殺されかけている日本ですが、なんとなく治安悪くなってきたな〜という雰囲気が漂っている。 歌舞伎町では東横キッズが溜まり、若い立ちんぼが増加し、組織的な詐欺や強盗が増えている、ような気がする。 友人たちとも、治安悪くね?と話したりしている。では、実際、治安は悪くなっているのだろうか。(ファクトフルネス感) 時系列での比較の前に、そもそも世界の中での日本の安全度はどうなっているか確かめてみた。 global pea

        • 木曽ぶらぶら、プロジェクトハウスごしごし

          長野県の塩尻からもう少し先に木曽と呼ばれる一帯がある。そこは山々に囲まれながらも、中山道という江戸から京都への通り道であることから、宿場や工芸、商売などが栄えた地域でもある。 特にうるしが名産であり、長野オリンピックの際は、その技を活かしたメダルなどもつくられたという。 今回この地域に訪れたのは、半分仕事、半分遊びである。 仕事として、ミッション、ビジョン、バリューを定め、カンパニーブックをつくったGoldilocks(ゴルディロックス)という会社がある。「半径100m

          • 水源をたどったら妖怪がいた

            高知は土佐山に来ている。 先月に続いて「旅づくりワークショップ」のためである。今回は山梨から水質の研究チームや地域資源観光の研究チームが訪れていたので、水を採取するために水源に行く、という大テーマがあった。 まず訪れたのは、「山姥の滝」。 伝説では、滝の右側に山姥がいるという。山姥とは、山の姥、つまり乳母であり、命の象徴でもある。なんとなく包丁もって襲ってくるみたいなイメージがあったのでちょっと意外だった。各地にまつわる伝承や民話は、土地の気候風土と結びついて、地方地方

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            チェコのゆるさはポスト資本主義のヒントなのかも

            チェコのゆるさに気づいたのは、プラハのお店をぶらついていた時だった。 カフェに入ってパンとコーヒーを頼んだところ、はいこれ、と欠けた皿にクッキーを乗せて出してくれた。サービスだそうだ。そのお皿はなんていうか和風のばったもんみたいな絵が描いてあって、日本人の自分への粋な?サービスにも見えた。 ありがとう、いつからこの店やってるの?なんて会話しながらしばらくその店で過ごしてると、店主のおじさんが「ちょっと出てくる」と言って、店の外に消えていった。 え?まだお金払ってないのに

            ヘルシンキのサウナで英語の上達を感じ、ダチョウ倶楽部が現れる

            半年間の世界一周で、英語力がほんの少し身についた。そのことを実感したのが、ヘルシンキのサウナだった。 日本の暗く熱いサウナと違い、そのサウナはガラス張りで太陽の光が差し込む明るい場所。バルト海が見渡せるオーシャンビューである。男女が水着で入り、あたたかな部屋でロウリュを楽しむ。 ロウリュとは、熱せられた石にアロマ水をひしゃくですくってかけた時に「ジュウゥゥ!!」と水蒸気が大量に発生し、サウナ内の温度が急激に上がるアトラクションである。「オー」「ノー」「マイガッ」などとみん

            台湾のシビアな結婚挨拶

            友人Oは日本人なのだが、台湾人の女性とつきあっていた。そんなOから聞いた話である。 台湾の結婚挨拶はシビアである。つまり、男性は自らの預金通帳を持参し、相手方の母親に見せて判定されるという儀式があるのだ。 この、一見超資本主義的な風習はつまり、「うちの大切な娘を養えるフロー及びストックがあるのか」というのを見極めることでもある。そう考えると、日本でも確かめこそしないが、結婚式やマイカーや家など、これから必要となるお金を用意する気概が試されている、気がしないでもない。 と

            みた&よんだ&きいた

            2023年の1~3月に見たもの、読んだもの、聴いたもののまとめです。オススメしたいものに絞ってます。 本デヴィッド・フィンチャー マインドゲーム フィンチャーの映画について、いろいろとまとめた本。好きだから読んでられるが、とにかく翻訳が読みにくい。修行みたいな一冊。おすすめできない。 好きよ、トウモロコシ ほぼ日の塾でいっしょだった中前さんのエッセイ集。同じ時代に、同じような上京・仕事・生活を送ってきている(はずの)世代なのに、こんなにも感じ方や生み出す言葉が違うのか

            1-3月ふりかえり

            今年のテーマは「HOME」 自分の手の届く範囲の仕事や遊びをホームグラウンドとして固めていく。1-3月はいい形で始められた期間だった。 WORKCDのサブスク クリエイティブ・ディレクションの仕事は、継続的にする方が一貫性が出ていい。フリーでやるには、デザインやムービーやコーディングやプロデュース機能が足りないが、外部パートナーに頼りながら進めていく。その際に、月額制を導入してみたら、クライアントもこちら側も安心感があっていい関係で仕事できることに気づいた。実稼働がすごい

            ノンアルバーをアップデートしてみた

            2月にノンアルバーを始めて、次が4回目になる。毎回楽しいし、反省もある。そして、それを工夫によって乗り越えようとするのもまた楽しい。月2回っていうのもいい。準備に2週間かけられるのは、ちょうど広告代理店時代の競合プレゼンと同じくらいだ。リズムが体に合ってる。本当は利益のことを考えながらちょっとずつ仕入れを増やしたりすればいいんだけど、楽しすぎてグッズや冊子をつくりまくっている。旅先でノンアルを仕入れるのも楽しい。旅行振興券を活用して買いまくってしまう。やばい。 次回のアップ

            高知で「旅づくり」はじめました

            土佐山アカデミーのこと 設立10年以上になるNPO法人「土佐山アカデミー」。その代表である吉冨さんとスタッフの下元さんとの出会いは、4年前のことだった。 「高知行かない?」と誘われたのだ。誘ってくれたのは高木健太さん。「ごきげんでおなじみ」という最高の屋号でプランナーをしている。「air AIR JAM」というコピーバンドのイベントで対バンしたり、JAAAという広告業界団体の若手が集まる会で会ったり、なにかと縁がある関係だ。吉冨さんは昔、高木さんと同僚だったらしい。 当

            住みたい街オブザワールド

            2022年7月1日〜12月12日の半年間に旅した世界の44都市。その中で「住みたい」という基準で考えて、ピックアップしてみた。観光地として「行って楽しかった」や「この体験がすごかった」ではなくて、住みたい街。 それは、歩ける範囲にあるスーパーマーケットや、建築物や、自然や、公園や、人々との距離感、スモールトーク、横断歩道のゴミ箱、リスや鳥、交通サイン、治安、広場や交通機関、天気、天候、インテリアやファッション、それに料理や物価、現実的な要素はたくさんあるけど、それらを統合し

            ノンアルバーやってみた2

            2/4土に「NON ALC BAR PAUL」を開催した。同時にミニ写真展「GRADATION」も。 結果、34人のお客さんが来てくれて、大盛り上がりとなった。ありがとうございました。 来てくれたのは、高校の同級生や、前職の先輩、後輩、仕事仲間、山仲間、バーで知り合った人たち、恵比寿の友人、昔からの友人などなど。 間借りしたのは、渋谷の完全紹介性バー。場所は秘密だけど、一度来店したらFBグループに招待して、次からは自由に来ていい仕組み。 このバー、平日はテキーラを中心

            新しい感情を募集している

            「新しい感情」を人から聞き、コレクションしている。そこにはたまらなく気持ちを揺さぶる何かがある。 先日、こんなことがあった。久しぶりに連絡のあった友人とランチの約束をして、お店の前で待っていると、思ってたのと違う人が来た。 こんなことは、今までの人生になかったことだ。 種を明かせば、相手のLINEの登録名や写真がシンプルすぎて、同姓同名の友人と間違っていただけなんだけど。 思っていたのと違う結果になった時の、心の混乱と脳の補正はとても興味深い。 「あ、これから待ち合

            ノンアルバーをやることになり、色々楽しくなってきた話

            2/4土にノンアルバーをやる。 渋谷の「完全紹介制」バーを間借りして、まずはイベント的な開催である。 世界旅行の報告も兼ねて、ミニ写真展も同時開催することにした。写真集の販売も行う。 どれくらい売れるか予想できないので、数冊を見本誌として設置し、受注販売方式にしようかなと思っている。 メニューは、世界旅行で出会ったノンアルコールドリンクからインスピレーションを受けて(まんまパクって)開発したもの。 インドの南、チェンナイで出会ったモロッカンスカッシュ。要はノンアルの

            未来のことを話すと鬼の腹筋が死ぬ

            なんてことを言いますが、いくつか「こうなるのでは?」と思ってることがあって、それを2023年の今書いておいて、5年後とかに見返してみたらどうなるんだろう、という試みである。試みです。試む。 1.クルマで仕事するようになる イーロン・マスクがやってる事業を並べてみると未来に近そう。なんて思ってる。テスラは電気自動車だ。さらに自動運転もついてる。これはどういうことか。未来のクルマは「バッテリーつき自動移動マシーン」ということで、ほぼ新幹線やん。ということである。しかも駅が自由