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美意識とかいう呪い

美しくあることって、本当に良いこと?


近年では男性もメイクをするようになってきて、美に対しての意識は変わってきましたよね。
美意識が高い、って言葉、凄く良いように聞こえますが、私はどうなのかなーって少し懐疑的だったりするんですよね。
なぜなら、美意識は呪いへと変わるからです。

美に囚わ続けると段々と価値観がおかしな方向に向かい始める、そういう人を結構見てきました。
言い換えれば美しくなければ価値がない、という強迫観念に駆られ始める。

そういう人を見てきて、知らず知らずのうちに美意識の呪いに縛られる人生ってきついだろうなって思うようになりました。

加工しないと写真も載せれない、すっぴんだと外も出れない、なんていう人も珍しくないですよね。
冷静に考えてみたら、これ結構異常じゃないですか?

メイクがマナーとか、よくよく考えたら「いや何が?」って感じですよね笑

ルッキズムに毒された人々

韓国は非常にルッキズム的考えが強い国ですよね。そして韓国と感性が近い日本も、韓国ほどではないがまぁまぁルッキズム的思想は強いとは思います。このせいで生きづらさを感じる人が凄く多いだろうなと思います。というか、生き辛さを実感すらしてすらない人も結構多いのではないかと。

韓流アイドルのキラキラした姿をずーっと見せつけられて、TikTok、インスタグラムなど各種SNSでもフィルターをかけて盛られた顔がずっと流れてくるので、まるで自分だけが不細工になったかのように錯覚しちゃいますよね。

ついには男性用コスメなんていうものも一般化してきた。

韓国は美容大国、なんて良いように言われてコスメグッズなどが非常に発展してますが、逆の言い方をすれば美しくない人間は価値がないと見なされてるだけにすぎません。

整形大国なんて言われてるの、最高に不名誉じゃないですか?

そりゃ精神病んで当然じゃないですかね?自殺率高くて同然じゃね?って思います(韓国が病んでる国なのは他にも理由は色々)

ルッキズムからの解放

五十嵐隼士という、とある俳優がいます。
この人は大人気ドラマの「ルーキーズ」にも出演してた人ですね。

いわゆる若手イケメン俳優って感じの人ですね。

その後この人は芸能界を引退して、飲食店で事業を起こすわけなのですが、現在の姿が↓の画像です。

だいぶ変わってますよね。
この姿でメディアに出た時はSNSとかで結構ガチャガチャ言われる訳なんですよね。
まるで太って見た目が劣化したから不幸、かのような言われ方をしてSNSではバズっていました。

うるせぇ。って感じじゃないですか?笑

本人は今の仕事を楽しんでいて、充実した生活を送っているのに、何の権限があって浅い価値観で見た目だけで人の人生否定してるのかなって思いました。

例えばレオナルド・ディカプリオ。

現在の姿。

太ったおっさんになって残念だ、とか言われる訳なんですが。

タイタニックで一躍有名人となった彼ですが、タイタニックで有名になってしまった、ということはこれは別の言い方をすればタイタニックでの「王子様キャラ」が定着してしまった、ということの裏返しでもあるんですよね。

この事実が彼を苦しめます。彼はアイドルではなく俳優なわけですから。それを回避するために、俳優としてのキャリアを着実に積み上げていくために彼はタイタニックのキャラとは真逆の、クレイジーなイカれたキャラを積極的に引き受けるようになります。

映画 ウルフオブウォールストリートでは、タイタニックの彼からは想像もつかない、詐欺・ドラッグ・セックス何でもありのイカれキャラを見事演じていました。

五十嵐隼士やディカプリオなどを見ていて思うのが、ルッキズムから解放された人間は自由なのではないか、ということなんですよね。

美に囚われることで余計なストレスやコンプレックスを抱えながら生きていかなければならない。その窮屈な考えから解放された人達はそれだけで結構生きやすくなるような気がします。

何事もほどほどに。

美に囚われると生き辛くなるよねー、って書きましたがこうなってくると極端な反対意見がまた出てきて面倒臭いんですよね。
それがポリコレという存在。

弱者に対して配慮しましょうね、っていうやつです。

この考えが行きすぎた結果、昨今のゲーム・映画などでは主役が不細工、黒人、女、障害者、同性愛者じゃないとダメとか無茶苦茶なことになってます。(主にディズニー)

(日光が当たらない深海で暮らしてるリトルマーメイドが黒人なのはそもそも世界観壊れてる……笑)

今度は逆に白人・美形の人間が迫害されるとかいう訳が分からない状況になってます。

アカデミー賞は黒人が主要キャラにいることが条件、とか。
もうやりたい放題、狂ってますね。

美意識に囚われすぎるな、と私は考えていますが汚くあれとは思ってないんですよね。


0か100かではなく、ほどほどに行きたいものですね。

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