見出し画像

単なる『要望』?貴重な『意見』?いやもっと… +

 『〔議論〕と〔喧嘩〕とを混同してしてはならない。』 --- 誰かの名言か何かで紹介されていたような気がします🤔

 その”発信者”にとっても、《純なオリジナルではなく「受け売り」感が否めない》でしょうから、〔誰〕なのかはどうでもよい話。
 あ、なんだか辛口ですね(~_~;)

 

 討論好きな人(?)においては特に、「熱くなっても、それは議論であってはケンカではない」という基本姿勢を備えていることが多いのかもしれません。
 概ね論破するのが得意な人が「鋭く差し込むけど、あくまで沈着冷静な様子を示しながらも畳み掛ける」というのは、もはやテクニックであって、人格的な要素も土台にあるようにも思えますが、《論理性思考の深さ》とは別の資質の方が意外と発揮されているように感じることもあります。

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

 さて。本題。
 会社などで、〔要望〕と〔意見〕と〔報告・示し〕とを混同している。つまり、適確に区別して受け止められない上職が多いのでは?と感じるエピソードや事例を見聞きします。
 これは職場に限ったことではなく、行政(国や自治体)や町内会に至るまで、あらゆる社会生活のコミュニティーに通ずる話です。

 

 固定観念に見舞われていたり、部下の様子や問題の実状などを末端まで認知しきれていない(多くの場合において「仕方ない」のかもしれない…)状況において、”気付き”を与えてくれる人からの〔示し〕を、「君の要望は受け入れられない」「意見は求めていない」等のスタンスでいると、せっかく組織のoutput向上を命題にボトムアップしてくれているのに無下に扱う、そのような展開…😞

 

 その中の全てがそうであるとは思いませんが、いくつかは、

◆個人的な〔要望〕を通してもらおうとしているのではない
◆下の立場からなので〔意見〕しようとは思っていなくて、鈍い点にただヒントを与えてくれている

のでは?

 

 少し考えてみましょう。
 盲目的な上位者の暴走を止めてくれるような貴重な存在の「頭を打つ」の?

 全体を取り纏めたり上に立って先導するしたりする役割・立場の人は特に、さらに言えば、管理職的なポジションでさらに上層グループの意思決定者に進言できる人において、意識的になることが望ましい要件です☝

 

◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆

 

【広く〔意見〕に耳を傾けよう】なんて心得を唱えるのは、もはや稚拙な管理者論。


 その人が押さえ込もうとしている〔身近な協力者〕は、既に〔意見〕ごときを言っているのではなく、貴重な〔示唆〕だということをなかなか認知できないのは、より前段階にある課題で、顕在化しにくい『大きな歯車のズレ』ではないでしょうか😌
 そのような環境が成立してしまっている残念な”現場”は少なくないと推察します。


#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #コラム #最近の学び #習慣にしていること #毎日note #仕事 #生活 #要望 #意見 #示唆 #議論 #職場 #組織 #コミュニティー #無下 #暴走 #仕事のポリシー

この記事が参加している募集

習慣にしていること

最近の学び

【サポート頂く】=【より多くの方に起案主旨を届けたい!との願いを叶えることにお力添えを頂く】 --- 記事のシェア等によって、より多くの方に「記事に触れる機会」が生まれ、過ごしやすい社会がもたらされることが最大の喜びです😍 貴方のお気持ちは起案内容の質の向上に繋げます!