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人員配置替えのデザイン

 いわゆる新年度が始まってひと月が経ちましたね。この春に転居されたという方もいらっしゃることでしょう。一年で最も引っ越しが多い時期が過ぎました。
 入学や初就職を機に、という事例が真っ先に思い浮かびますが、それ以外にありがちな「季節的」の事例は、被雇用先での『異動』でしょうか。それをテーマにして記事を書き始めると膨大な内容となってしまいますので、今回は出来るだけ簡潔に表面の要件のみを、と思っています✍

 

 昨日放送されたテレビ番組『がっちりマンデー』では、ややレアな系統の特集となっていて《国土交通省》でした。つまりそこでは概ね国家公務員が従事しています。
 昔から見聞きしていた”噂”によると、やはり例外ではなく、一般企業と同様、いやそれ以上に『人員配置換え』が多い、というのは信憑性がありそうです。インタビューに答えている人の口からも、そのことを意味するコメントがありました。

 少しだけ当方にてアレンジして本質を解釈して記述しますと、

  • とあるプロジェクトなど、完遂する前に転属することがある

  • 他部署から替わってきてすぐに専門的な仕事を執行すべき場面がある

というところです。
 「~もある」という、ニュアンス的には「あり得る」という珍しさではないのだと思います。「大いに/あまり考慮されずに日常茶飯事的に」なのだと。

貴方はこの話をどう受け止めますか?

 publicで働く人の部署がコロコロ替わる/深い専門性を備えているか思ったら担当者が入れ替わったせいで・・・ 

 

 冒頭で述べたように、本稿で深堀するとどこまでも詳しい議論になってしまうので薄くしますが、

一般企業であれ公的な機関であれ、人が入れ替わることによって、様々なoutputつまり仕事の生産性や成果がガタ落ちするということへの認知が弱すぎるのではないか

と感じています。

 どちらかと言えば「人事異動推進/賛成」派の人にとっては、その評価軸の根拠としてお決まりの〔メリット〕及び滞留することによる〔デメリット〕をいくつか並べてくることは想像に容易いです。でも、総合的にみたらどうでしょう。

箇条書きで2項前述した点に関連して連想されるように、
・遅々として進まず実現しない構想
・不慣れで頼りない従事者

って、何かと散見されませんか?

そしてその「社会的損失への気付き」が弱くないですか?

 『組織の施策』のような大きな話に関わるか否かではなく身近な課題。成果を目減りさせたり中途頓挫させたりという「意図的な減衰」に向かってしまいがち…
 【生産性や顧客満足度(CS)の向上】を命題として掲げている様子はよく見掛けますが、基本的な本質要件を軽視して右往左往しているようにも思えます。


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