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緩急織り交ぜてoutputをアップさせるデザイン~雇用と規程

 テレビ局等からも取材があるのでしょうか、各種メディアで時々話題にのぼる中小企業があります。事業(興業)スタイルや思想、その”あり方”が何かと注目に値します👀
 さて、どのような特徴があるのでしょうか。

 大阪府内にある、某・食品加工工場。パートタイマー従業員は、好きな時に出社従業可。つまり、【出勤時刻や退社時刻のシフト】や【労働日設定の勤怠そのもの】が自由で、急な休業の連絡通知が不要、というか禁止🚫とのこと😲

 ラフすぎて、そんな体制で事業が成立・存続するのか、第三者として見聞きすると訝しく思う人が多そうですが、少し深くイメージしてみると腹落ちします。
~時給制なので、結果として労働力不足には至らないご様子。
 被雇用者各位は「給料が欲しい」からこそ、の就労なので、自然と出勤者が集まることになるわけですね👍

 

 また、
◆工場内のあらゆる業務内容に関し、各員、「自分がやりたくないこと/嫌いな作業」を一覧表内に”×”を記入しておき、担当・配置を除外してもらえる

~この発想の本質は掴めますか?
 『嫌いな人が嫌々やるのは、スピードも遅いしチームワークも乱れる。自分の得意な作業をやっていれば自然と全体の効率が上がってくる』と社長談。

 この発想とは、【目先の生産効率よりも従業員のストレスになることは何か】に注目し回避する、という目論見があり、総合的に実効性をもたらしているということでしょうか🤔

 

さらに
◆従業員同士の「助け合い」も禁止

~『助けなきゃいけないと思うとそれがストレスになる』とはまさしくその通りで、単に「競わせてoutputを向上させる」という発想とはまた異なる〔潔さ〕のようなものを感じます。

 人恋しくて/誰かと仲良しになりたくて、就業しているわけではないので、至ってドライに☝

 複数人(~大勢)で同一ワークや協働をしているような業種職種だと、どこの現場でも多かれ少なかれあるでしょう ---

寄ってたかって😵‍💫


 例えば、3人集まっても3人分の出来高にならないことが多い実状。

 「助けてもらえない」との感情はそもそも持たないことでギクシャクもしないし、自助努力にも繋がる💪

 

 何はともあれ、雇用者や評価者は、各員の『ケイパビリティ』を適確にキャッチし、広義のストレス低減を常に意識しながら総合尺度での査定をしつつ配置し、社益に繋げること/出来高の極大化 を念頭に置かなければならない、ということですね💡


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