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植物から教わった使命

植物から教わった使命

なんだかガジュマルの状態が良くなさそうで、幹を触ったら一部がブヨブヨしていてた。
ネットで検索したらまぁ色々と出てきたんだけど、ここ最近ガジュマルだけじゃなくて色んな植物を観察してきた訳だから、調べるのをそこそこにして、ちゃんと見て触りながら、何をどうすべきか自分で考えて、ガジュマルを救おうと思った。

結果的にはこのように、箸を松葉杖のようにして支えながら、立たせている。
ブヨブヨしていたところ

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感動の到達点を引き上げる

感動の到達点を引き上げる

子どもを保育園に送り届けて、帰ってきて自転車を止めたときに、足下に“ぺちゃんこ”という表現がぴったりな雑草があった。
それが目に留まって写真を撮った。
目に留まる理由というのは色々ある。
「綺麗だなぁ」とか「すごいなあ」とか「うわぁ気持ち悪い」と感じて、視線は動かされる。
この雑草は咄嗟に言葉にするのが難しかった。
強いて言えば「ん?面白いかも」かなぁ。
ぺちゃんこだったから面白いのではない。

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熱い内に打っちゃだめなこと

熱い内に打っちゃだめなこと

「価値観が違う」と感じる瞬間というのは、仕事でも家族でも友達でも不意に起こり得る。
この問題を相互の価値の理解で乗り越えるというのは可能だと思うが、難しい話だ。
何故なら「価値観が違う」と感じる瞬間というのは、飛び出し注意の看板の如く、言霊というボールと共に急に飛び出してくるからだ。
そういう時にも冷静にハンドルを切るなりブレーキ踏むなりして対処したいというのが今回の話である。
遠くから徐々にやっ

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承認欲求は砕けない

承認欲求は砕けない

最近、膝に水が溜まるように承認欲求が膨らんでしまっている。
YouTubeでその対処の仕方を調べようと思ったのだが、こういう「明確な答えがない問いは自分で考えた方がいい」と何かの本で読んだことを思いだし、日記を通してどうしていこうか考えることにした。

まず、この承認欲求というのは強大な敵である。
倒す、つまりはこの気持ちを満たそうとすると、SNSの投稿が赤ちゃんの写真でいっぱいになることだろう。

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今日

今日

とある日、子どもを保育園に送る途中、自転車に乗りながら「おぉ、美し」と感じた花のついた木があった。
深緑の左官壁の建物に覆われていたことで、その木の美しさが際立っていた。

今日、別の場所で同じ木を発見して、近寄ってiPhoneで撮影し、種類を画像検索した。

「百日紅(サルスベリ)」であった。



20時過ぎ、母からLINEがきて、奥さんに事情を伝えて、バタバタと外に出て自転車にまたがった。

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「ぼく」か「俺」か

「ぼく」か「俺」か

自分のことをなんて呼ぶか迷うことがある。
仕事では相手によって「自分」とか「僕」とか「私」にしたりする。
日記は何となく「僕」にしているけど、好きな日記を書く人はひらがなで「ぼく」と書いている。
統一していない状態はよくないので、とりあえず今日から「ぼく」にしようかな。

因みに1番自然に言葉として出る一人称は、実は「俺」だ。
だから日記も「俺」の方がいいんじゃないかって思うことがある。
でも「俺

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一日で書き切る

一日で書き切る

日記が一日で書けない。
でも今回のこの内容は今日から書き始めて、今日書き切る。そう決めた。

いつもいい題材が思い浮かんで、書き始めたら日をまたいでしまう。
それが数日で済むこともあれば、一週間以上経ってしまうこともある。
それがズルズル引き伸ばされて、一回やめてしまって、最近また始めた。
そして思った、その日中に書かなきゃ日記じゃないじゃんって。

日記じゃないものとして割り切って、何日もかけて

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意味深げな写真で怖がらせないために

意味深げな写真で怖がらせないために

「これを明日以降もまた見返したい?」という質問を自分に投げかけながら今日の写真を選んだらこれが残った。

↑この内容をInstagramにあげたところ、友人から「なんか怖い」と言われた。
正直、ムッとしてしまったのだが、この苛立ちの原因と、今後どうしていくべきか、このままでいいのか考えてみようと思う。

まず苛立ちの原因から考えると、この写真を生み出した自分の気持ちと、受け手の気持ちが繋がらなかっ

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いいものが作れているか確認する

いいものが作れているか確認する

帰宅途中、駅のホームでふと広告のマンガ絵に目が留まった。
別に下手な訳でもなかったのだが、この描き手は楽しい気持ちで描けたのかと考えてしまった。
あまりに忙しいと、なんでも効率よく捌くことに意識が向いてしまう。
そんな描き手の気持ちが薄ら感じられた。
モヤモヤ考えている内に、あれ、俺はちゃんといいものが作れているのか、と思った。
よし、文章化して気持ちを整理しておこう。

例えば今まで書いてきた日

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子供と遊んで知ること

子供と遊んで知ること

子供がブロックで遊んでいる。
ブロックで遊んでいるといっても、ブロック同士をぶつけて音を出したり、ブロック専用の透明の箱を噛みながら透明の箱越しの世界をみたりして、ブロック本来の遊び方とは違うことをしている。
説明書がふと目に入り、
「大人がお手本を見せてあげて下さい。」
と書いてあり、まぁ読まなくてもやっていたとは思うが、電車と象さんを足して二で割ったようなものを作って渡してみた。
すると子

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遠出の欲が出たのなら

遠出の欲が出たのなら

自分は何かと行動を起こせる人間だって思う時と、とことん閉鎖的な考え方をする人間だって思う時がある。
例えるなら、今この場でジャンプすることはできるけど、深い谷——だけどたった1mの幅しかないそれを飛び越えることはできないという感じだ。
今の環境で少し突飛な行動を取れっていうのはできる気がするけど、今の場から離れることには、何かと腰が重くなってしまう。

その原因は関係があるかわからないけど、ぼくの

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いっそ痛く、勢いよく。

いっそ痛く、勢いよく。

盆栽は苗木の時から慎重に手を加えてコツコツ育てるものがある一方で、高山の切り立った岩場に曲がりくねった状態で生えているものを抜いて、その形を活かしながら整えていくものがある。
それを真柏(シンパク)と呼ぶそうなのだが、日記や随筆を書く上では後者の盆栽のような進め方をしたいとふと思った。
そのためには自然に身を委ねて流れるような動きのあるものを最初に用意する必要がある。
肉やじゃがいも、にんじん等を

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頭と体の錆びたところ

頭と体の錆びたところ

早朝。腕立て伏せ、腹筋、スクワット、そして肩甲骨と腰を動かすストレッチをして、終了。
筋トレを前向きに取り組めるようになるきっかけは突如として訪れた。
「機械は動かし続けないと壊れる」
という自然に考えれば当たり前の話をふと耳にして、その機械というのは原子力発電所のことでその耳にした話は壮大であったのだが、僕は再稼働の是非を問いたい訳ではなく、ただ動かさずに放置し続けることが危うそうという感覚だけ

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