だいちろ

職業:内装設計,インテリア/歩きながら写真を撮ったり、書いたりしてます。

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最近の記事

遠出の欲が出たのなら

自分は何かと行動を起こせる人間だって思う時と、とことん閉鎖的な考え方をする人間だって思う時がある。 例えるなら、今この場でジャンプすることはできるけど、深い谷——だけどたった1mの幅しかないそれを飛び越えることはできないという感じだ。 今の環境で少し突飛な行動を取れっていうのはできる気がするけど、今の場から離れることには、何かと腰が重くなってしまう。 その原因は関係があるかわからないけど、ぼくの実家、そして父方と母方の祖父母もみんな同じ市内に住んでいることが、閉鎖的な考えを

    • いっそ痛く、勢いよく。

      盆栽は苗木の時から慎重に手を加えてコツコツ育てるものがある一方で、高山の切り立った岩場に曲がりくねった状態で生えているものを抜いて、その形を活かしながら整えていくものがある。 それを真柏(シンパク)と呼ぶそうなのだが、日記や随筆を書く上では後者の盆栽のような進め方をしたいとふと思った。 そのためには自然に身を委ねて流れるような動きのあるものを最初に用意する必要がある。 肉やじゃがいも、にんじん等を鍋に入れて、水を入れて沸騰させて火を通して調味料をーではない。 うまいかどうかわ

      • 頭と体の錆びたところ

        早朝。腕立て伏せ、腹筋、スクワット、そして肩甲骨と腰を動かすストレッチをして、終了。 筋トレを前向きに取り組めるようになるきっかけは突如として訪れた。 「機械は動かし続けないと壊れる」 という自然に考えれば当たり前の話をふと耳にして、その機械というのは原子力発電所のことでその耳にした話は壮大であったのだが、僕は再稼働の是非を問いたい訳ではなく、ただ動かさずに放置し続けることが危うそうという感覚だけが色濃く自分の中に残り、その後はやたらと放置されて硬直し続けているものに対して、

        • せっかちな俺へ

          めまぐるしい。 仕事が立て込んでいる。 加えて、支えているものが便利すぎる。 手が、目が、体が、そしてやっと頭が、 引っ張られて、振り回される。 そんな状態が続くから、小手先ばかり早くなってしまった。 いつなんどきも呼吸が乱れない人間は、手ではなく頭が先をゆくんだ。 自分はせっかちである。 そんな自分とは対立を続けていかなくてはならない。 個性は、活かすべきものと眠らせるべきものがあるように思う。 自分を変えることは容易ではない。 だから自

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        • だいちろ 遊歩日記
          78本
        • 遊歩日記-設計の話-
          29本
        • 遊歩日記-家族の話-
          19本

        記事

          ゆっくりは心掛けだけでは足りない

          ゆっくりが大切だってわかっていても、なかなか早く話してしまう。 ゆっくり噛むのがいいのもわかっている。 ある時、ふとカメラが身近にあったら、生活が変わると思った。 カメラを購入して半年がすぎ、大きな変化があった。 それは自転車よりも散歩の方が好きになったことだ。 お昼に散歩に出かけて、30分で30枚ぐらい撮った。 その後、少し経ってから、また外に用があって、今度は自転車で外に出た。 そのときもカメラを持って出たのだが、いいものに巡り会えなかった。 数日前に仕事で山梨

          ゆっくりは心掛けだけでは足りない

          よしおさんの雑草精神

          奥さんからとある番組の予約をお願いされて、テレビで番組表を開いたら、予約してほしいものの隣に気になるものがあった。 情熱大陸、小島よしお。 情熱大陸はあと数分で始まる。小島よしおがテレビに出始めたのは、ぼくが中学生ぐらいの時。一発屋と言われながら、今もテレビやYouTubeでよく見かける。ってことはなんだかんだ15年近くも見続けていることになり、加えて人柄も好きなので、親しみがあった。だから自然と迷うことなく、チャンネルを変えなかった。  「お笑いの才能は本当にない。

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          ハウツー本疲れにはミステリー小説がいいのかも

          何年ぶりだろう。久々にミステリー小説を読んだ。タイトルはアガサクリスティーの「そして誰もいなくなった」。中身とは関係ないが、「為になる本」を読むことに疲れていたんだなぁ、と読みながら気付いた。ぼくにとって読書は、基本的に勉強の姿勢だった。「いい文章の書き方」とか、「いい写真の撮り方」とか、「自己啓発」とか、「脳の知識」とか、もちろん読んでいて楽しいのだが、その楽しさは成長とか発見から来る楽しさだった。「そして誰もいなくなった」はミステリー小説なので、当然為になる内容は少ない、

          ハウツー本疲れにはミステリー小説がいいのかも

          休日を襲う「俺って何がしたいのかなぁ」という問い

          ぼくにとって30代というのは、20代で得た知識や技術が整理されていく年代なのかもしれない。20代は治したいこと、伸ばしたいこと、楽しいこと、楽しくないこと、合うやり方、合わないやり方にピントを合わせていく年代だったなと振り返ってみて感じた。病名も効果的な薬もある程度わかっていれば、30代では必要な薬を選んで、継続的に飲んでいかねばなぁと思う。去年子供が産まれて、自分に与えられた時間がぎゅっとなり、計量スプーンから砂糖を擦り切るように、無駄なことがこぼれ落ち、必要な分だけが一日

          休日を襲う「俺って何がしたいのかなぁ」という問い

          苦労して手に入れていた娯楽

          もう既に頭のいい人達が議論して結果まで出しているような内容なんだとは思うんだけど、娯楽がすぐに手に入れられる状態というのは、やっぱりよくないよなぁって思う。 ぼくが小学生の頃、録画してでも見たいテレビが割とあって、月に何度かはビデオで「Gコード予約」をしていた。Gコード予約って何歳の人まで伝わるんだろう。中身が消えてもいいビデオを差し込んで、新聞の番組表に記載してある8桁ぐらいの数字を入力すると、開始時刻と終了時刻が設定されて予約できる仕組みだ。懐かしい。そう、苦労して録画し

          苦労して手に入れていた娯楽

          チーム共有会の名前何にしようかな

          毎週チーム会がある。案件の進捗状況の報告と、部署通達の確認をしたりする。ただそれだけだと時間が余るので、どこのチームも担当案件の提案書の共有だったりを行うのだが、この時間に熱を持って挑む男がいる。ぼくだ。ただの共有会だと面白くないし、どうせなら楽しい時間にしたい。提案書の共有以外に、ディスカッションとか、こんな発見あったよー、悩みあったらチームで解決しよー、みたいなことができたらなと思っている。ただアツくてムシムシしてて蝉のような騒々しさにならない範囲で、熱を持って行うのがぼ

          チーム共有会の名前何にしようかな

          今からでも心がけて去年よりもハッピーに過ごそう

          調子がすごくいいというわけではなく、だからといってすごく悪い訳でもない。 ただどちらかというと悪い方なのだが、こういう中途半端な時ほど、筆が進まないように思う。 すごく悪ければ、大体は原因がはっきりしているので、そのことについて書けばいいのだが、漠然と調子が悪いとそれを突き止めなければならない。 いや、すごく悪ければそもそも筆をとる気にすらならないから、どっちもよくないか。 そういえば昨日は調子が結構よかった。 その理由は「内村さまぁ〜ず」を何話か見たからなのかもしれない。

          今からでも心がけて去年よりもハッピーに過ごそう

          “書けない”というテーマだとなぜ書けるのだろう。

          書きたいテーマは思い浮かぶけど、なんだか書き進まないなぁ。 大事なマインドが一つ欠けている状態のように思う。 実はほとんど書き上げているものがあったのだが、内容が薄っぺらいと感じて、公開に至らなかった。 週に何回か書く日記で、誰かにとって得する知識を披露しようったって、限界がある。 だから日記でこの考え方はよくないんだなと思う。 因みに、ぼくは内容にもよるが、書くこと以外にも話すのも好きだ。ついでに人前で発表するのも基本的に好きだ。 だから書くのが好き、というより、人に伝え

          “書けない”というテーマだとなぜ書けるのだろう。

          いいモノを作る、いい人になりたい。

          年末だ。 「来年からチーム長を目指そう。」 と入社7年目で本腰を入れたくなった。 リアルに考えると、早くても2026年、34歳でチーム長。 足りないものはPM(プロジェクトマネジメント)の力かなぁと思ったけど、会社から求められているのはそれではない。 大きな「実績」が求められている。 (言い忘れたが、オフィスの内装設計の仕事をしている。) 記憶に残るすごい人というのは、記憶に残る実績があることが多い。(以下敬称略) 鳥山明には「ドラゴンボール」 ガウディには「サグラダファミ

          いいモノを作る、いい人になりたい。

          いつか書けなくなった私宛

          できれば毎日続けたいと思ってもなかなか続けられない日記。 楽しく書けないと、なんで書いてるんだって気持ちにさせられる。 そう、なんで書かなきゃいけないんだ。 ぼくは本棚にあった一冊を手に取った。 タイトルは「さみしい夜にはペンを持て」。 古賀史健さんの作品だ。 日記について書かれたこの本。 最後のページに袋とじが付いている。 「もしも書くのが止まってしまったら、これを開けるように」と書かれている。 本当にちゃんと開けていなかった。 偉い。 開封してみた。 ネタバレになる

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          恵比寿の写真日記

          移動中に写真を撮るのが面白い。 昨日は久しぶりに恵比寿に行った。 乗っていた電車が途中で止まってしまって、本当は幡ヶ谷まで行って打ち合わせだったのだが、間に合わなかったので、恵比寿のサテライトオフィスからオンラインで参加した。 場所は雑居ビルの9F。 帰りにエレベーター付近のバルコニーまで行くと、柵が腰までしかなく「怖いなぁ」と思いつつ子どものように、柵に手を当てて真下を見たり、周りを見回したりした。 (当然、昼休憩の時間に行っている。) ぼくが働く会社は規模が少しずつ

          恵比寿の写真日記

          今日から始めるウトウト対策

          痛い経験があった。 若手じゃないにも関わらず、会議中ウトウトしてしまったのだ。 しっかり睡眠をとったにも関わらず、なぜ眠くなってしまったのか考えると、おそらく今日に限っておにぎりをいつもより1個多く、計3個食べたからだ。 寝不足だったり、ご飯の量がいつもより多いと、あらがいようがない睡魔に襲われることがある。 こうなったら誰かに声をかけられない限り、続いてしまう。 声かけらると「ビクッ」となって、その後は「やっちまった…」となって、眠気は覚めるが、へこみ続ける。 実際これは昔

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