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レモン・ジンジャー・マーマレード
絶望の中に迷った君を、ひとさじのレモンジンジャーマーマレードで救えたら。
“希望という感情は絶望の後にしか現れない”、読書中そんな一文に出会った時、あるバンドが思い浮かんだ。彼らはいつも絶望と希望の間を行ったり来たりしていた。神聖かまってちゃんというバンドだ。特に、「天使じゃ地上じゃちっそく死」と、「美ちなる方へ」というこの2曲の絶望と希望のコントラストがとても綺麗で印象に残っている。自作の
AIとBIはいかに人間を変えるのか / 波頭亮
AIとBIによって、未来はどのように変わっていくのか。AIとBIの持っている可能性を踏まえ、それによって社会や人々の生活、価値観がどのように変化していくのかを予測する。
分かりやすく、ポイントを網羅してあって、メリットだけでなく問題点についても言及してあり納得できる。素直に未来にワクワクできる内容だったし、友達にも勧めたい本。明確な三部構成に、各部のバランスも良く、ボリュームも結構あり、お得。
PERFECT DAY 04
今月初めにプーケットに旅行に行った。約5年ぶりの海外旅行。最後に行ったのはハワイ。ハワイの"ハワイ感"の徹底振りにときめいた記憶を頼りに、他の国のリゾート地も見てみたいという事でプーケットへ。
オフシーズンだったこともあり、ビーチ沿いではなく山奥ののんびりと過ごせるホテルを選んだ。山の高台に建つホテルからは、向かいに山並みと、その先に海が少しだけ見えた。その風景が、子どもの頃に住んでいた湯河原の
神聖かまってちゃん10周年に寄せて
午前4時半。風の音で目を覚ます。瞼を開けると、開いた窓から覗くピンク色に染まった空と目があった。しばらく見惚れていると、まだ完全に起きてない頭は夢の続きを探しているようだった。夢の中で、最近アップされた神聖かまってちゃんの「33歳の夏休み」を口ずさんでいたことを思い出して、朝焼けを見ながら彼らの曲を聴き返す。 少し目を離していた隙に、彼らは本当に"ポップロックバンド"になっていた。本当に素晴らし
もっとみる自由について考えてみる
五月晴れの月曜日。雨に隠れてたけど、もう夏は来ていたみたい。夏の夜を味わいたくて、いつもよりゆっくり歩いて帰る。
「本当の自由を得るためにはルールが必要」と書いてあったのはどの本だったっけ。こんな夜道を歩くのにはなかなかいい題材を思いついたと思った。
自由にピアノを弾けるようになるには、ある程度の音楽のルールを身につけないと弾けないし、自由に泳げるようになるには正しい泳ぎ方を身につけな