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音楽を中心としたカルチャーWebメディア【Culture Cruise】の編集後記。 記事には書けなかった裏話や感想、運営者が思う構想など、サイトに関連する記事はこちらにぶち込ん… もっと読む
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記事一覧

BALLISTIK BOYZ『Back&Forth』インタビュー振り返りnote

BALLISTIK BOYZ『Back&Forth』インタビュー振り返りnote

先日、Culture CruiseでBALLISTIK BOYZに行なった4度目の取材。

以前に書いたnote同様、インタビュアーの視点で振り返ります。

ただこれは自分の頭の中を整理する備忘録と反省ノートなので、このnoteの主人公は終始ライター(聞き手側)である点をご承知おきください。

今回はリポストの縛りなどもなく無料公開しています。

▼今回はこちらの記事についてのお話です

別角度で

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Webサイト運営を7年続けて気づいたこと

Webサイト運営を7年続けて気づいたこと

私が運営しているカルチャークルーズというWebサイトが、2024年1月で7周年を迎えました。

7年というと10年まではまだ3年あるし、数字としてはちょっと中途半端です。

語れるほどの歴史もないのですが、得られたものはたくさんあります。

10周年までの残り3年を最大限に活用するため、このnoteで現在地を明確にしてみたいと思います。

カバーデザイン:#012 (REIJI)さん

ポートフォ

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【記事ができるまで】12月3日以降に考えるFlowBackのこと

【記事ができるまで】12月3日以降に考えるFlowBackのこと

インタビュアーの目線で振り返る、記事ができるまでを綴ったnote、今回はFlowBack編です。

先日、Culture CruiseでFlowBackに4度目のインタビューを行いました。

その時のいきさつと、10周年ライブのこと、現在のことを書いてみようと思います。

最初のインタビュー遡ると、最初にFlowBackにインタビューをしたいと思ったのは、2020年に観た対バンの全国ツアーファイナ

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フェスで推し以外のアーティストのステージを楽しむことはとても大切

フェスで推し以外のアーティストのステージを楽しむことはとても大切

先日、BALLISTIK BOYZへの3度目のインタビューを行なった時のこと。

「タイの音楽シーンにはどんな印象をお持ちですか? 実際に生活をしたアーティストさんがどうお感じになったのか、ぜひお聞きしてみたいです」

という質問をしてみました。

2022年、半年間タイに拠点を移し活動していたBALLISTIK BOYZの7人。

イベントのために一時的に訪れるのと、現地に住んで音楽活動をするの

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ウィンザー効果でアーティストを褒める長期的なプロモーション

ウィンザー効果でアーティストを褒める長期的なプロモーション

人間には、当事者が自ら発信するよりも、他者を介して間接的に発信された情報の方が、信頼性を獲得しやすいという特徴があります。

心理学では「ウィンザー効果」といい、マーケティングでも広く利用されています。

ユーザーの口コミ効果もその一つです。

「〜さんが君のこと好きって言ってたよ」と人から聞くと途端に気になり出すあの現象も、一種のウィンザー効果です。

この方法は20代の頃、病気で自宅療養してい

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インタビューに雑談力はいらない

インタビューに雑談力はいらない

どう考えても自分には向いていない、インタビュアーの仕事を始めてから4年余りが経ちます(といっても件数は少ない)。

苦手なりに向上させたくて、いろいろ考えながら今に至っています。

雑談する時間すらない取材の現場自分に足りないのは雑談力では?

本題に入る前の雑談で話し手(インタビュイー)との距離を縮めるべきでは?

と本題の前の雑談について、勉強した時期がありました。

書店に通年並んでいる雑談

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書くこと以外にライターができること

書くこと以外にライターができること

Culture Cruise(カルチャークルーズ)というWebサイトを立ち上げてもうすぐ7年、インタビューを始めてからは4年が過ぎました。

インタビューカテゴリーでは、ミュージシャン・アーティストの方の記事をメインとしています。

さまざま振り返れるほど経験を重ねているわけでも、熟達しているわけでもないですが、現段階の自分にとっての備忘録として綴ります。

というのも、先日行なったインタビューで

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「取材後の取材」を続ける意味

「取材後の取材」を続ける意味

インタビューをして、記事を書いて、公開する。

その時点で取材は終了し、すでに次の方の取材準備に取りかかっている。

スケジュールによってはもっと時期が重なることもあれば、ずっと何もない時期、何も入れないようにする時期もありますが、私が今取り組んでいる仕事は、おおよそそのような動きをします。

終了した仕事のことがいつまでも頭にあるのは、あまり良いことではないのかもしれないけど、半人前な私は、終わ

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「読むインタビューの魅力」をWebメディアの運営者として考えてみる

「読むインタビューの魅力」をWebメディアの運営者として考えてみる

この先、インタビュー記事の需要はどれくらい伸ばせるのか。

大手のオウンドメディアでさえも、静かに閉鎖していたりする業界。

本当のところ、ご本人が話している映像が一番分かりやすいし、ファンにとっては動く推しを目にできる方が嬉しいはずです。

それに勝るものはありません。

どんなに5,000字で褒めちぎっても、ご本人の笑顔1秒に敵わないことはわかってる。

ではCulture Cruiseも発信

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BALLISTIK BOYZインタビュー振り返りnote

BALLISTIK BOYZインタビュー振り返りnote

誰にも公開するつもりのなかった自分専用の反省ノートの一部を、ここにまとめてみました。

あくまでも、取材する側の視点で書かれたnoteです。

Culture Cruiseでは記事本編だけでなく、その後のnoteや、Instagramでの「ライターの取材日記」、アザーカットの投稿など、SNSでの発信も含めて一つの取材としています。

▼今回はこちらの記事についてのお話です。

前回(2022年5月

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サイン入りチェキのプレゼント企画を始めた理由と結果

サイン入りチェキのプレゼント企画を始めた理由と結果

先日アーティストのNOAさんを取材させていただき、その一環として、NOAさんのサイン入りチェキを2名の方にプレゼントする企画を実施しました。

チェキのプレゼントは各メディアがやっていて、度々見かけます。特に新鮮味はありません。

でもCulture Cruiseがこうした企画をすることは、過去に一度もありませんでした。

既存のフォロワーさんは、キャンペーンをすること自体を意外に思われたかもしれ

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アーティストへの質問被る問題をインタビュアーとして考えてみる

アーティストへの質問被る問題をインタビュアーとして考えてみる

アーティストが作品をリリースすると、たくさんのメディアが取り上げます。

特にメジャーレーベルからアルバムが発売される時は、リリース週にはTLを追いきれないほどの動画や記事が出回り、テレビやラジオ番組への出演など、とにかく露出が増えたりします。

Culture Cruiseでも、年に何回かですがインタビューをさせていただくことがあり、他のメディアさんがどんな質問をするかは分かりません。

でもだ

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2022年の執筆記事(Culture Cruise後編)

2022年の執筆記事(Culture Cruise後編)

Culture Cruise(私が運営しているサイト)で2022年に公開した記事(運営者日記やnote以外)をまとめました。

気になった記事はタップ / クリックして読みに来てくださると嬉しいです。

前半に続き、今回は後半です。

13. THREE1989「Just be Blue」と雨の日のプレイリスト

雨の日の景色を変えてくれるTHREE1989の曲を並べました。

THREE1989

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2022年の執筆記事まとめ(Culture Cruise前編)

2022年の執筆記事まとめ(Culture Cruise前編)

Culture Cruise(私が運営しているサイト)で2022年に公開した記事(運営者日記やnote以外)をまとめました。

気になった記事はタップ / クリックして読みに来てくださると嬉しいです。

まずは前半の14記事から。

1.『明け方の若者たち』原作&映画レビュー

「明け方の若者たち」のレビュー。

2度買うことになったカツセマサヒコさんの小説と、北村匠海さん、黒島結菜さん主演の映画

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