長谷川チエ / Culture Cruise

音楽とカルチャーのWebメディア「カルチャークルーズ」 小説を書きながらだいたい1人で運営しています。【HP】https://culture-cruise.com/

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マガジン

  • Culture Cruise裏メニュー

    音楽を中心としたカルチャーWebメディア【Culture Cruise】の編集後記。 記事には書けなかった裏話や感想、運営者が思う構想など、サイトに関連する記事はこちらにぶち込んであります。

  • エッセイのような言葉のかたまり

    Culture Cruiseのサイトには書かないようなエッセイを閉じ込めておくマガジンです。

  • 記事執筆のコツ

    1. 読者ファーストであり 2. 読みやすく 3. 心に刻まれる文章 良質なライティングとは何か?を日々研究するライターの研究結果です。

  • ライター編

    フリーランスのライターとして感じたことなどを綴っています。

  • プレイリスト

    プレイリストに関するnoteです

最近の記事

LIL LEAGUEインタビュー振り返りnote

インタビュアーの目線で綴る振り返りnote、LIL LEAGUE編を書きました。 取材する側の視点で構成されたnoteですが、インタビュー記事を別の角度から読み解く一助になってくれたらと思い、時々記録しています。 ▼今回はこちらの記事に関するお話です そして今日、8月10日は山田晃大さんのお誕生日。SNOOPYと一緒!  おめでとうございます! ということでInstagramには晃大さんの撮影behindもUPしています。 LIL LEAGUEへの取材LIL LEA

    • PSYCHIC FEVERインタビュー振り返りnote

      インタビュアーの目線で綴る振り返りnote、PSYCHIC FEVER編を書きました。 取材する側の視点で構成されたnoteですが、インタビュー記事を別の角度から読み解く一助になってくれたらと思い、時々記録しています。 ▼今回はこちらの2記事に関するお話です PSYCHIC FEVERへのインタビューPSYCHIC FEVERのメンバーは『GLOBAL JAPAN CHALLENGE』のオーディションで何名か存じ上げていたのですが、グループとしてのパフォーマンスを生で観

      • BALLISTIK BOYZ『Back&Forth』インタビュー振り返りnote

        先日、Culture CruiseでBALLISTIK BOYZに行なった4度目の取材。 以前に書いたnote同様、インタビュアーの視点で振り返ります。 ただこれは自分の頭の中を整理する備忘録と反省ノートなので、このnoteの主人公は終始ライター(聞き手側)である点をご承知おきください。 今回はリポストの縛りなどもなく無料公開しています。 ▼今回はこちらの記事についてのお話です 別角度で魅力を伝えるこれまでのインタビューでは、 前編:楽曲制作 後編:タイでの半年

        • Webサイト運営を7年続けて気づいたこと

          私が運営しているカルチャークルーズというWebサイトが、2024年1月で7周年を迎えました。 7年というと10年まではまだ3年あるし、数字としてはちょっと中途半端です。 語れるほどの歴史もないのですが、得られたものはたくさんあります。 10周年までの残り3年を最大限に活用するため、このnoteで現在地を明確にしてみたいと思います。 カバーデザイン:#012 (REIJI)さん ポートフォリオとして始めたサイト「Culture Cruise」は、ほとんどの業務がワンオ

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        記事

          【記事ができるまで】12月3日以降に考えるFlowBackのこと

          インタビュアーの目線で振り返る、記事ができるまでを綴ったnote、今回はFlowBack編です。 先日、Culture CruiseでFlowBackに4度目のインタビューを行いました。 その時のいきさつと、10周年ライブのこと、現在のことを書いてみようと思います。 最初のインタビュー遡ると、最初にFlowBackにインタビューをしたいと思ったのは、2020年に観た対バンの全国ツアーファイナルがきっかけだった。 それまでも存じ上げていたし、取り扱う楽曲も面白くて注目し

          【記事ができるまで】12月3日以降に考えるFlowBackのこと

          ウィンザー効果でアーティストを褒める長期的なプロモーション

          人間には、当事者が自ら発信するよりも、他者を介して間接的に発信された情報の方が、信頼性を獲得しやすいという特徴があります。 心理学では「ウィンザー効果」といい、マーケティングでも広く利用されています。 ユーザーの口コミ効果もその一つです。 「〜さんが君のこと好きって言ってたよ」と人から聞くと途端に気になり出すあの現象も、一種のウィンザー効果です。 この方法は20代の頃、病気で自宅療養していた時期に心理学を勉強していて知ったのですが、Culture Cruiseでも日頃

          ウィンザー効果でアーティストを褒める長期的なプロモーション

          フェスで推し以外のアーティストのステージを楽しむことはとても大切

          先日、BALLISTIK BOYZへの3度目のインタビューを行なった時のこと。 「タイの音楽シーンにはどんな印象をお持ちですか? 実際に生活をしたアーティストさんがどうお感じになったのか、ぜひお聞きしてみたいです」 という質問をしてみました。 2022年、半年間タイに拠点を移し活動していたBALLISTIK BOYZの7人。 イベントのために一時的に訪れるのと、現地に住んで音楽活動をするのとでは、まったく違う印象を抱くのだろうと思い、個人的にも聞いてみたいことでした。

          フェスで推し以外のアーティストのステージを楽しむことはとても大切

          インタビューに雑談力はいらない

          どう考えても自分には向いていない、インタビュアーの仕事を始めてから4年余りが経ちます(といっても件数は少ない)。 苦手なりに向上させたくて、いろいろ考えながら今に至っています。 雑談する時間すらない取材の現場自分に足りないのは雑談力では? 本題に入る前の雑談で話し手(インタビュイー)との距離を縮めるべきでは? と本題の前の雑談について、勉強した時期がありました。 書店に通年並んでいる雑談力の本を読み漁ってみたり、しゃべりが上手い人の入り方を研究してみたり。 でも、

          インタビューに雑談力はいらない

          書くこと以外にライターができること

          Culture Cruise(カルチャークルーズ)というWebサイトを立ち上げてもうすぐ7年、インタビューを始めてからは4年が過ぎました。 インタビューカテゴリーでは、ミュージシャン・アーティストの方の記事をメインとしています。 さまざま振り返れるほど経験を重ねているわけでも、熟達しているわけでもないですが、現段階の自分にとっての備忘録として綴ります。 というのも、先日行なったインタビューで考えるきっかけをいただいたのです。 現在編集中の記事で、あるグループの方々への

          書くこと以外にライターができること

          「取材後の取材」を続ける意味

          インタビューをして、記事を書いて、公開する。 その時点で取材は終了し、すでに次の方の取材準備に取りかかっている。 スケジュールによってはもっと時期が重なることもあれば、ずっと何もない時期、何も入れないようにする時期もありますが、私が今取り組んでいる仕事は、おおよそそのような動きをします。 終了した仕事のことがいつまでも頭にあるのは、あまり良いことではないのかもしれないけど、半人前な私は、終わってからも反省点がわんさか出てきます。 だから次の仕事に取り組みながらも、前の

          「取材後の取材」を続ける意味

          「読むインタビューの魅力」をWebメディアの運営者として考えてみる

          この先、インタビュー記事の需要はどれくらい伸ばせるのか。 大手のオウンドメディアでさえも、静かに閉鎖していたりする業界。 本当のところ、ご本人が話している映像が一番分かりやすいし、ファンにとっては動く推しを目にできる方が嬉しいはずです。 それに勝るものはありません。 どんなに5,000字で褒めちぎっても、ご本人の笑顔1秒に敵わないことはわかってる。 ではCulture Cruiseも発信方法を切り替えて、動画と記事両方にするか。 そんなことも時々考えるけれど、現在

          「読むインタビューの魅力」をWebメディアの運営者として考えてみる

          BALLISTIK BOYZインタビュー振り返りnote

          誰にも公開するつもりのなかった自分専用の反省ノートの一部を、ここにまとめてみました。 あくまでも、取材する側の視点で書かれたnoteです。 Culture Cruiseでは記事本編だけでなく、その後のnoteや、Instagramでの「ライターの取材日記」、アザーカットの投稿など、SNSでの発信も含めて一つの取材としています。 ▼今回はこちらの記事についてのお話です。 前回(2022年5月)のインタビューについても少し触れています。記事をさらに深く理解するヒントにして

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          BALLISTIK BOYZインタビュー振り返りnote

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          音楽に寛容な母のこと

          幼少期の音楽体験は、大人になってもベースになり続けるのではないかと思う。 幼少期ということは、親が聴いている音楽がそのまま礎になることも多いのではないだろうか。 母の日は、母がたりしても良い日だと聞いたので私の母の話を。 私の両親はジャズがきっかけで出会ったくらい、どちらも音楽好きで、私のレコード好きは父、雑食なところは母に影響を受けたのかもしれない。 しかしふたりは私が幼い頃に別れていて、父とも交流はあるものの、私にとっては一緒に暮らしていた母から受け取るものが非常

          音楽に寛容な母のこと

          最初から100点をつけるテスト

          小学生の頃、幼なじみのゆなちゃんとよく学校ごっこをしていた。 どちらかが先生役で、どちらかが児童役。 先生役の人は、チラシの裏とかに適当にテストを作って、児童役の人がそれを解く。 正直、やりたいのは先生役の方で、児童役の時は先生役が回ってくるまでのサポートみたいな感じでやっつけだった。 そのためか、児童役だった時のことはほとんど覚えていないのに、先生役としての記憶はけっこうある。 ゆなちゃんは帰国子女で、英語が得意な分、国語が苦手だった。 でも私は当時から国語が好

          最初から100点をつけるテスト

          「誰かのため」は自分に返ってくる(失くしたピアスと思い出が見つかった話)

          先日、引っ越しをした日の話です。 引っ越し先は2kmもないくらいの距離なので、自分の手で運びたい物だけ旧居の方に残していました。 荷物の運搬が終わり、引っ越し業者さんをお見送りした後、自分で運ぶ物を取りに、あと、最後にさっとお掃除するために戻りました。 退去後のガランとした部屋でひとり、「ここでいろんな記事書いたなぁ」としみじみしながら、床やキッチン周りなどを拭き掃除しました。 まぁこんなものかなと、終わりにしようとした時。 そのお部屋ではレンタル家電などがあったの

          「誰かのため」は自分に返ってくる(失くしたピアスと思い出が見つかった話)

          サイン入りチェキのプレゼント企画を始めた理由と結果

          先日アーティストのNOAさんを取材させていただき、その一環として、NOAさんのサイン入りチェキを2名の方にプレゼントする企画を実施しました。 チェキのプレゼントは各メディアがやっていて、度々見かけます。特に新鮮味はありません。 でもCulture Cruiseがこうした企画をすることは、過去に一度もありませんでした。 既存のフォロワーさんは、キャンペーンをすること自体を意外に思われたかもしれません。 昔はずっと、レビューを書き続けるブログのような感じだったし、記事だけ

          サイン入りチェキのプレゼント企画を始めた理由と結果