マガジンのカバー画像

日記

18
運営しているクリエイター

記事一覧

不幸福の遺伝

母の家系にはいわゆる「うつ病」の人が多く、私が母親にメンタルの不調を訴えたとき、まっさきに(遺伝だ)と思ったらしい。
そして母もまた、精神的な病に長年苦しんでいる。

今日、仕事を休んで最近は元気だと思い込んでいたが、また人とあっている時に急に些細なことで傷つき涙が止まらなくなり、しばらく気が休まるまで待ってもらうことがあった。

たしかに傷つくことを言われたが、28歳で泣くほどのことではなかった

もっとみる

学ぶことへの劣等感

姉と話していた際、MBTI診断の話になり、「誰でも当てはまる事が書いてある」「人間はこんなに単純に分類分けできるものではない」とは言いながら、診断してみる流れになった。

姉は『建築家』で、日本人では少数派の、論理的思考が得意で価値基準がはっきりしているためカリスマ性が高い人、非論理的な人を見下す傾向有り、みたいな結果が出た。

私は『討論者』で、具体的な問題よりも構造的な問題を議論することを好む

もっとみる

転職活動のコツ(現職は金融、新卒入社5年目、役職なし、営業2年・コーポレート2年)

28歳女子、銀行勤務、現職では役職なし。初の転職活動が区切りを迎えたので備忘録として学んだことを記します。近い境遇の方の参考になれば。

【自分のステータス】
2020年卒の新卒入社の銀行勤務して5年目。
上司からのハラスメントをきっかけに会社の事業に限界を感じていたこともあり転職活動を開始。本格的に開始したのは現職を休職してから。合計100社程度を受け、コンサル複数社、メーカー、不動産、等選考が

もっとみる

内定が出ました(やったねー)

残った駒のうち無事に第一希望から内定が出た。

でも人生でこんなにはっきりと確信が持てなかった決断のときは初めてだ。

いままで迷いながらも「目的のために最善を尽くした」と満足しながら進んできた。

今回もできる限りのことを全てしたとは思う。

ただ、その方向性自体があっているかはわからない。

誰かからみたらこの内定先に進むことは間違っていないと思う。すくなくとも悪くない選択であることは確かだ。

もっとみる

私の今(28歳銀行管理部門勤務、転職活動中)

私は今まで自分で自分の人生を決めてきた。
くだらない話かもしれないが、
高校では続けてきた吹奏楽を辞め、軽音部に入部したし、
人前で話すことが好きで、伸ばしたいと思ったから、誰もやらないスピーチコンテストに申し込んだし
大学も目指したいところまで100%努力して、叶わなかったが、そこそこ満足いく大学に入ったし
大学でも自分にとって必要だと思う塾講師のバイトや、サークル活動に勤しんできたし、留学もし

もっとみる

急に痩せれば心配されるのに急に太っても笑われるだけ

って分かってるから太ったことを笑い話にしてみたけど、本当は痩せているときよりも不安と自己嫌悪で死にそうだった

昨年の5月に人生が大きく変わるような出来事があり、夜も眠れず食事も喉を通らず、毎日何かしらの体調不良を抱えて体重は1ヶ月で5キロほど落ちた。

その後も状況が改善することもなく自分の自己責任論的な思考の癖も相まって精神的にかなり追い込まれ、
また『理性的』であろうとしたために己の精神状態

もっとみる

手軽に認められたい

私の言うこと一言一言に価値があり世界を動かしみんなが私のおかげで救われてほしい。

そうして誰かの役に立てた喜びで私自身も救われたい。

でも実際は何もわかっていない私の言葉に何も価値はなく

人々の間で言葉はただ表面を滑っていくだけ。

世界に存在する不幸について誰が悪くてどうすればいいのかただ論じたところで
ただのお遊びのお喋りに過ぎないし

世界はどうしたら救われるのかなんてさ

救えると思

もっとみる

時代に置いていかれることの恐ろしさ

私の父はコンピュータグラフィックスの関係の仕事をしていたので長らくIT関係の最先端を走っていた。

だから我が家はくそくそ貧乏だったくせにPC付近は割と充実した生活を送っており、そのおかげで私は同年代の中では割と普通にネットがわかる方だ。

我が家にはいつも父が選んだメーカーのデスクトップPCとノートPCが2,3台あり、姉も私もタイピングゲームで遊んで育った。

PC関係で困ればいつも父に聞いたし

もっとみる

話を聞く気がないなら意見を求めるなよ

引っ越しをした知り合いが
俺インテリアのセンスないからさ、アドバイスしてよって言ってきたので

これは?とか家具やらカーテンやらのURL送って聞くと「いやそれはちょっと」とか「高くない?」とか言うし

ああそう...って任せてたら「これとかどうかな?」って聞かれ「いやあんま他の家具と合わないじゃん」って言うと「いーんだよ合わなくて」とか言うし

そもそもどういう系統がいいの?って聞くと「それがまず

もっとみる

ありのままの自分を認めないといつかこうなる

普通の人間になりたくないイタいやつだった私は、「私はこういう人間である」というアイデンティティを常に他人との違いに求めた。

いや、そりゃ、違わなければ認識はできないんだが、中でも変わっている部分を、自分の本質であると勘違いして生きてきた。

例えば
政治の話が好き
プレゼン・スピーチが好き
ディベートが好き
なのに傷つきやすい
頑固、プライドが高い
英語オタクで発音大好き
情緒が不安定
男っぽい

もっとみる

頭がおかしいのかただ馬鹿なのか教えて下さい

会社で資格を取ってくださいと言われていたので勉強をしていくつか取った。

そしたらこれも取るといいよ、と4つほど別の資格が提示されて、おそらくその取得状況に応じて次の配属先が決まるだろうと噂されていたので資格受験を申し込んだ。

その間親と揉めたり自意識をこじらせたりして勉強しようとすると脳内の自分を責める声がうるさくて集中できなくなったり一人で家で暴れたりして、これはさすがにまずいかもって心療内

もっとみる

真実は球体

いつだったか忘れたけど、高校生くらいのとき、たぶん厨二病だったんだろうが、なんのために生きるのかをよく考えてた時期があって、今でもうっすらそのときに考えたことを主軸に生きているところがある。

その中の一つに、生きることとは、「真実を探求すること」というのがあった。

この世の中にはあらゆる事象があり、それぞれが複雑に影響しあっている

それらを私達は『人間の目』を通してでしか理解することはできな

もっとみる

姉は妹の人生を左右する

小さい頃の姉は妹にとって神様だ
なんでも知ってるし、自信があるように見えるし、友達も大人びててかっこいい

服も化粧も全部知ってる。どこで遊ぶかも、誰と遊ぶかも、全部正解を知ってる。

なんてかっこいいんだ。うちのお姉ちゃんが世界で一番かっこいい。

ってまじで思っている。妹は。

少なくとも私はそうだった

でも私にとって世界の全てだったお姉ちゃんは、そのとき恐らく人生で一番苦しんでいた

近く

もっとみる

日々が過ぎていく

私は完璧主義だ

見た目も言動も中身も全く完璧じゃないから恥ずかしくて人に言ったことはないが

生まれてこの方、自分の身の回りのあらゆる気に食わないことに耐えられず発狂しそうだった

髪の毛の落ちた廊下
謎の食材の入った料理
デザインが統一されていない家具
安っぽい装飾のついた服

どれも耐えられないくらい嫌でしょうがなかったけど、自分の理想を求めるにはお金がいる

そしてうちには生憎他の家よりず

もっとみる