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【告知!】文学フリマ東京38に出店します!
🏢東京流通センターにて開催される『文学フリマ』にサークル参加します!
🗓️日時は5月19日(日)12:00〜17:00
サークル名 【はきだめ渓谷出版】
ブース配置 【い―48】
入り口から若干遠目ですが、本の表紙をプリントしたポスターをブース内に貼るので、そちらを目印にお越しください!
百合要素のある刺激的なバイオレンス小説、東京を舞台にしたハードかつファニーなクライムノベル、アラ
【二次創作】シュヴァルとキタさんの梅見ランニングデート
「シュヴァルちゃん♪ はい、あ〜んして、あ〜〜ん!!」
「も、もう、食べられないよ……」モグモグ
「遠慮せずにどんどん食べて〜! シュヴァルちゃんのためにいっぱい作ったんだから!」
リスのように口いっぱい食べ物を頬張る僕の目の前で、キタさんが満面の笑みを浮かべていた――。
手元には、顔と同じくらいのサイズがある巨大肉まん。
いくらなんでもデカすぎると思うが、沸きあがる熱々の湯気とモチ
【二次創作】 シュヴァルとドゥラメンテの春を告げる雪割り桜
冬の陽光が虚ろな背中に射し込み、冷たい土のうえには無様な影法師が映し出されていた。
お気に入りのマリンキャップに積もる小雪に触れる。その儚い雪でさえ、今の僕にはとても重く感じられた。
「今日も、寒いな……」
風花が舞う冬晴れの午後――。僕はトレセン学園のグラウンドに立ち尽くしていた。日課のランニングをしなきゃならないけど、あまり気乗りがしなかった……。
真っさらな雪が点々と積もるグ
【二次創作】 シュヴァルグラン 決意の返し膳
〜~〜~
※ウマ娘の二次創作となります。
3期のシュヴァルグランを初めて見たときから、いつかSSを書きたいと思い、ようやく完全しました。
楽しんでいただけたら嬉しいです。
〜~〜~
◇ ◇ ◇ ◇
「また、勝てなかったな……」
僕は虚ろな目をしながら春のうららかな風を浴びていた――。
淡い色した桜の花びらが儚げに舞い散り、何もない虚空に吸いこまれていく。誰の目にも留まらず、期待に応
ドライブアットロッキンリバー
――― あらすじ ―――
元芸人のタクシードライバーは赤坂の街で怪しい二人組を乗せた。彼らの傍若無人な振る舞いに、タクシードライバーの心身は次第にすり減っていく。目的地に着いたとき、彼の目の前で、身の毛もよだつ事態が起きる……。
――― 登場人物 ―――
◉ 田中ナオト…………タクシードライバー 元芸人
◉ 平戸………半グレ 兄貴分
◉ 酒木………半グレ 弟分
◉ 原田………田中の元相方
明日は文学フリマ当日
改めて告知となります!まずはお品書きから
ブース配置はこちら。
いよいよ明日に迫った文学フリマ東京。Xの告知がビビるくらい反応無くて始まる前からモチベーションが消え入りそうですが、初の文学フリマを最後まで頑張りたいと思います!
あと、サークルロゴをあしらったステッカーを作りました!先着順で配布します!よろしくお願いします!
文学フリマお品書きの追加情報。
前回のお品書きが自分だけのものだったので、改めて完成版のお品書きを報告させていただきます!
ちなみに表紙もすべてCanvaを使ってます。当日はこの画像をブースに貼るので、当サークルの目印にしてください!
追記:これを作ってる最中に12月のコミティアの当選通知が届き、「折角ならコミティアの新刊を作ろう!」と息巻いてます(鼻息だけは荒いが筆が進まない)。
文学フリマ東京37に出す本が届きました&お品書き報告。
10月8日に入稿を済まし、ちょ古っ都製本工房さんに依頼していた拙著が届きました!
二度目となる自主制作本こと同人誌の出版。この感慨、上手い例えが浮かびません。でも、とにかく嬉しい。
苦労して綴った物語が白い紙に刷られてページ上に刻まれる。そして、この文字を、物語を、まだ会ったこともない他者が読む。尊くて愛おしい唯一の営み。そうとしか言いようがありません。もちろん、不評に終わる可能性もあります。稚
文学フリマ東京に出店します!
◎ブース配置は『い―28』
◎出店『ポテト亭』
となっております。
初参加です!
NOTEでアップしてる『はきだめのチェリー』と書き下ろし新作『ドライブアットロッキンリバー』の2作品。更に友人の小説を2作品を持っていきます!
当日は、何卒よろしくお願いします!
はきだめのチェリー 20
【20】
月明かりに照らされた鈍色のアスファルト、骨片のように細かく剥がれた舗装、その上を、ただひたすらに走る。
街灯ひとつない寂れた県道。血と狂騒にまみれた修羅場を辛うじて抜け出した私たちは、帳が下りた闇夜をドライブをしていた。
助手席のユメキはボロボロになった身体を座席に深く沈めている。
脇腹を蹴り抜かれ、左腕に穴を開けられた私も満身創痍だった。薄ぼんやりした意識を何とか保った
拙著『はきだめのチェリー』次回がラストです。
散々書き綴っていた拙著はきだめのチェリーも次回がラストです。読んでくださった方、いいねをして頂いた方、本当にありがとうございます。明後日にはアップします。
本作は11月11日に開催される東京文学フリマで出版します。文学フリマの情報もNOTEとXで随時更新していきます。
何卒よろしくお願いします。
はきだめのチェリー 19
【19】
自分勝手な鉛玉をぶっ放すことで、血溜まりで怯える少女アイリスを救った気になったトラヴィス。その魂は、ニューヨークの街を永遠に彷徨い続けてる。
でも私は違う。
田中は私が止める、ユメキも止める。大丈夫、きっと出来る。
何とかなる、大丈夫、大丈夫だ。
咀嚼できない感情の固まりを強引に飲み込み、意を決して公衆トイレから出た。
歩道を越えると、ユメキが必死の形相で走り寄っ
はきだめのチェリー 18
【18】
キンモクセイの匂いは私の心のヒビをいつも癒やしてくれた。秋になると狂ったように悶えだす孤独の焦燥を、キンモクセイの優しい香りは何度も包み込んでくれた。
だが、広場を吹き抜けるキンモクセイの香りは、今まで嗅いできた私の好きな匂いとは全く別物に感じられた。
これから待ち受ける最悪の事態。それを考えると、口に運んだコーヒーが胃から逆流しそうになる。そうならないように、喉を抑えながら