山手線と俺の人生

山手線と俺の人生

山手線は回っている。ぐるぐるぐるぐる。休むことなく回っている。始まりも終わりもなく目指していることなど何もない。本人には何の目標も行動する価値もないかもしれない。ただ、人を乗せている。その円の周りに生息する人々を乗せている。その人たちの役に立っている。それが山手線の唯一の生きがい。 俺の思考は回っている。ぐるぐるぐるぐる。休みながら回っている。到達点もなくずっとまわっている。だからこの思考の過程を書き綴ることにした。それが誰かの役に立てばそれは俺の生きがい。

Wordで人を作りたい

Wordで人を作りたい

                                                        俺はWord                                            で人の顔を作ってみたい。            どうやるのかというと、文字を            うまく   改行   などを            して人の顔の形に見えるように            するというよ  うなかんじだ            。これでうま

『思い出古地図』

『思い出古地図』

工房は東側に小さな窓がひとつあるだけで それも半地下になっており 通りの向かいの家を越えてからでないと 朝日が差し込むことはなくて つまりはほとんど ランプを灯さないことには 作業などできなかったと思う 地図職人だった爺さんが 父や僕に仕事を継がなかったのは まともに食っていける仕事じゃないからって 聞かされている たしかに僕の生きているこの時代に 建築家や土木作業者の測量した情報を寄せ集めて 地図に起こすなんていう仕事は まったくもって需… い

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ラジオ的動画。ビートマニアの思い出。37歳の私とゲーム。1997-1999

ラジオ的動画。ビートマニアの思い出。37歳の私とゲーム。1997-1999

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コンテンツで勝負!

コンテンツで勝負!

「おい、ゆうと、レイ、一週間人気バトルしようぜ。」 「またやまとが何か言い出したよ。」 「どうやってバトルすんのー?」 「俺がyoutube、ゆうとがtwitter、レイがnoteで投稿して誰が人気が出るか勝負だ!」 「俺twitterかよ。ノウハウわかんないわ。」 「ゆうとは思ったことつぶやいているほうがおもろいからな。レイは文章書くのうまいだろ。」 「うん、ちょっと楽しみだなー」 「どんな基準で勝者を選ぶの?」 「有名になったやつの勝ち。」 「それでもわかんないよー」 「

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解けかけた愛はまた絡む

解けかけた愛はまた絡む

どうして どうして 私達 ボタンをかけ違ったの? もう元には戻れぬ時に 想いを馳せる事しか 出来ない どうして どうして 僕らは 巻きもどす事が出来ない 時の中に囚われてるの 君への想い消えず 切ない夜 想い合って一緒に居ても 悪戯にすれ違う二人 それでも『私』と『僕』は 足掻いて足掻いて 先があるのかさえわからない 綱渡りの様な未来に縋る きっと私達は最初の二人には もう戻れはしない なら新しい二人の形を作る事に 縋るしかないでしょう? 新しい二人の形はどう変化す

黙された想い

黙された想い

深海の夜に 前世は物言えぬ貝だった そんな事を思いながら 走馬灯に包まれつつ 私は沈んで行く 叶わぬ恋 どこか冷たい月明かり 限界だった 深海の夜に 愛おしい貴方を想う 釣り合わない身分の私 それなのに愛してくれた どの想い出も愛おしい 愛おしすぎる想い出 沢山くれた愛情 失った後も記憶はあるから 両手でこぼれ落とさない様 心に頭に刻みつける 大切な貴方が選んだ 幸せになる為に選んだ道 私はもうその道に居ない だから困らせる前に 別々の世界へいくよ 愛してた 貴方の

大切の仕方

大切の仕方

子供の頃から俺はいつもそうだ もらった飴や自分で買った飴すら 大切に食べれずに 途中で粉々に噛み砕く癖が抜けなくて 今になって思えば この頃から何事も最後まで大切には 出来た事がなかったのかもしれない 今だってそうだ 君が俺のせいで傷ついて泣いてるのに どう言葉をかけたら どう行動したら いいのか正解がわからない 別に冷めてるわけじゃなくて 初めて大切にしたいと想えた 君だからなおさら どうすべきかわからないんだ 大切な物も人も何も作る気がなかった 俺に唯一この人だけは

また明日

また明日

「ねぇ。それはどんな味⁇」 あなたの真っ赤な爪の先、指さした物は真っ赤なタンブラー。透明な蓋越しに、真っ赤な液体がゆらゆらと光を反射する。 あれもこれも真っ赤っか。 真っ白なベンチに腰掛けながら、僕は少し幅を空けて座る。あなたのまっすぐな視線を受ける。「美味しくないよ。」 少し意地悪く言ってみる。 「美味しくないのに飲んでるの⁇」 見上げる瞳がキラキラと光る。 「慣れれば美味しいけど、慣れていない君には美味しくないんだよ。」 そう言って、片手でかっこよく飲み口の蓋を開けて

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罪と罰

罪と罰

貴女は静かに涙を流す けど貴女を助けて守る器がない僕は残酷な言葉を解き放った事を取り消せない 本当は貴女をまだ愛してる 本当は震えながら泣く貴女を抱き締めたい でも別れを切り出した僕にはそんな権利などなくて 静かに涙を堪えて見守るしかなくて 本当の愛の言葉も伝えられない 僕が貴女に最初で最後に吐いた嘘 これがお互いの為と頭は理解してる でも心は悲鳴をあげてる だけど僕はその自分の中の悲鳴は蓋をして聞こえないふりをする でも貴女が涙を流す姿をこの目に焼き付けて心に刻み付け