もげら

文と時々、絵や写真。 ほぼひきこもりほぼ無職ミドサーギリギリ人間がnoteを始めました…

もげら

文と時々、絵や写真。 ほぼひきこもりほぼ無職ミドサーギリギリ人間がnoteを始めました。先がなーーんにも見えません。もろもろ ゆっくりやります。 日常雑記、思ったこと、考えたこと、ぐるぐるもやもやなんかを 書いたり描いたり、たまにショートショートを書いてみたりしています。

マガジン

  • 選んでくれてありがとう noteまとめ。

    みんなのフォトギャラリーを使ってくださったnoteを、ありがとうの気持ちを込めて、勝手ながらまとめています。 数ある中から、もげらのイラスト・写真を選んでいただき、ありがとうございます! 2022.06.10 - 2023.06.09

  • 選んでくれてありがとう noteまとめ 其のニ。

    みんなのフォトギャラリーを使ってくださったnoteを、ありがとうの気持ちを込めて 勝手ながらまとめています。 数ある中から、もげらのイラスト・写真を選んでいただき、ありがとうございます! 2023.06.11〜

  • ショートショート

    シロクマ文芸部に参加して書いたショートショートや、単発で書いたショートショートです。 ※ すべてフィクション ※ ジャンルはごちゃまぜ ※ 一話完結です。ショートショート同士の繋がりはありません ※ 年齢指定になるような極端な描写はありません。

  • もげらごと。

    もげらのことを書いたnoteたちです。

最近の記事

  • 固定された記事

【自己紹介】 note、やっています。 【改訂版 2024】

はじめましてのかたは、はじめまして、もげらです。 はじめましてではないかたは、いつもありがとうございます。何度目かはわかりませんが。 noteを始めて最初に書いた自己紹介記事を書き直そうと思いながら、ずいぶん経っていました。やっと書き直します。 これを読めば、もげらのことがわかるようなわからないような気持ちになれます。 それで大丈夫です、もげら自身もよくわかりません。 (『改訂版』って言いながら暫定的なものです、随時加筆修正します) ▶ どんなnoteを書いている?

    • 花火とともに消えた秘密 #シロクマ文芸部

       花火と手に銃を持ったその後ろ姿の、コントラストが忘れられない。  その日は花火大会で、会場には多くの人が集まっていた。  私も友だち数人で見に行っていて、楽しみにしていた。夏の一大イベントだ。  ほとんどの人が浴衣か普段着のようなラフな格好だったけれど、その人は上下きっちりとスーツを着ていた。  だからなんとなく目について、仕事帰りなのかな、と思った。  といっても、スーツを着た人は他にも居て、別段目立っているだとか興味を惹かれるだとか、そういうのではないはずなのに、何故

      • 今週のシロいクマさんだめかもしれない🫠 全然進まなくてどうしよう〜〜🫠

        • 風鈴を鳴らすのは #シロクマ文芸部

           風鈴とて暑さにやられているのだろうか。  無風の縁側では当然か。  涼し気な音色を響かせることもなく、ぐったりとしているような気さえする。 「だよなぁ」  誰に言うでもなく呟いて、持っていたうちわで風を送ってやると、チリンチリンと音を立てる。  だけど、もちろんずっとそうしていられるはずもない。  僕自身も暑さに負けて早々に部屋の中へと引き返す。冷たいクーラーの風でやっと息ができる、そんな気分にさえなる。  ここは亡くなった祖母の家だ。今は誰も住んでいないけれど、僕はこ

        • 固定された記事

        【自己紹介】 note、やっています。 【改訂版 2024】

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        • 選んでくれてありがとう noteまとめ。
          1,041本
        • 選んでくれてありがとう noteまとめ 其のニ。
          1,511本
        • ショートショート
          50本
        • もげらごと。
          51本

        記事

          20文字のかき氷 #シロクマ文芸部

          かき氷を君と分け合った夏は溶けていった。 かき氷、シャク、シャク、キーン、キーン。 かき氷とラムネ、夏の最強コンビは永遠だ。 かき氷の中に住みたくなるような暑さだね。 かき氷には魔法がかかってる、色の魔法が。 かき氷、何味が好きかでよく喧嘩したよね。 かき氷に何か入ってても欠片で発見不能さ。 かき氷はキンキンするから溶かして飲むの。 かき氷の日なんて、誰が覚えているのかな。 かき氷の日以外には、食べちゃいけないの? #シロクマ文芸部 企画に参加しました。

          20文字のかき氷 #シロクマ文芸部

          今週のシロいクマさんに手がつけられていない! どうしよ〜〜〜〜 どうでもいい近況報告: バイトの面接で、募集は○〜○時、ってあったんだけどね、15分前に出勤してね、お給料はつかないよ、って言われてブラックの気配では〜〜?😂😂😂 まあ、そこそこ元気にしています(で????)

          今週のシロいクマさんに手がつけられていない! どうしよ〜〜〜〜 どうでもいい近況報告: バイトの面接で、募集は○〜○時、ってあったんだけどね、15分前に出勤してね、お給料はつかないよ、って言われてブラックの気配では〜〜?😂😂😂 まあ、そこそこ元気にしています(で????)

          帰ろう #シロクマ文芸部

           海の日を理由にして、僕は海へと向かった。  本当は理由なんて要らなかったのだろうけれど。ただ海が見たくなった、それだけで十分だった。  けれど、海が見たい、だなんてちょっとカッコつけてるみたいで、なんとなく気恥ずかしい気がした。  車を降りて堤防沿いを歩きながら海を眺める。  7月の中旬、梅雨の合間の晴れ。  混雑しているとまではいかなくとも、家族連れやカップル、学生の友だちグループなどがチラホラ見える。 「おお、にーちゃん、海が好きか」  突然声をかけられ、僕は驚いて

          帰ろう #シロクマ文芸部

          現代版、夏夜 #シロクマ文芸部

           夏は夜、と清少納言は綴った。  もしも清少納言が現代に生きていたら、決してそんなことは綴らなかっただろう。  冬のほうが夜空は綺麗に見えるだろうし、昼間の暑さの余韻を残す夜はただひたすらに蒸し暑い。  蛍だってひとつやふたつどころか、今では見られる場所は限られている。  雨が降れば大きな被害が出ることだってあるし、蒸し暑さに拍車がかかる。  そんな現代で、清少納言は『夏は夜』だなんて記しただろうか。  川辺に沿った道を歩いて家に帰る途中の今だって、駅から数分歩いただ

          現代版、夏夜 #シロクマ文芸部

          海の便り #シロクマ文芸部

           手紙には、海の香りが同封されていた。  彼女が受け取った手紙には、宛先は書かれておらず、彼女の名前だけが書かれていた。差出人の名前はない。  通常であれば、そんな手紙は気味が悪いと思うだろう。  しかし、彼女はその手紙に妙に懐かしさを感じ、興味をひかれた。  手紙から漂う海の香りは、彼女の幼い頃の記憶を蘇らせる。  幼かった頃の彼女は、海辺の町に住んでいた。  小さな町だったけれど綺麗な砂浜があり、彼女はそこがとても好きだった。  彼女が手紙の封を開くと、海の香りは

          海の便り #シロクマ文芸部

          ラムネの音 #シロクマ文芸部

           ラムネの音を聞きたくなった。  ポンッ、プシューッ、シュワシュワ、パチパチ、  ラムネの音は、夏の音。  キンキンに冷えたラムネをゴクゴクと飲むと、口内でパチパチと炭酸が弾け、喉に小さな刺激を感じる。  ラムネの味は、夏の味。  父と一緒に夏祭りに出かけたとき、買ってもらったラムネ。  小さい頃は、ビー玉を落とすときにこぼすからと、ポン、プシュー、の瞬間はさせてもらえなかった。  ラムネのポン、は憧れの音。  少し大きくなって、自分にさせてくれと頼んで初めて自分で開

          ラムネの音 #シロクマ文芸部

          おはよう、横浜。実は昨日から横浜。

          おはよう、横浜。実は昨日から横浜。

          月曜日、消滅。 #シロクマ文芸部

           月曜日は、この世界から消えた。  月が消えたから。  ある日突然、なんの前触れもなく、地球上のどの位置からも月が見えなくなった。  各国の学者たちはすぐさま研究に取り掛かったけれど、原因は一向にわからなかった。そのうちに民間人にも『心当たりのある者は協力を』と呼びかけられた。全人類の頭脳を結集して解明しようとしたのだ。  それでも月が消えた謎は解明されなかった。  また、月がなくなったら地球に起こるとされている影響が、なにひとつ起こらないでいることも謎だった。  地球の

          月曜日、消滅。 #シロクマ文芸部

          召し上がれ #シロクマ文芸部

          「紫陽花を食べたことってある?」 「いや……、ないけど。紫陽花って食べられるの?」  彼女の急な質問にはどんな意味があるんだろう。  この頃仕事を理由に彼女との時間を取っていなかった。  正直、仕事じゃないときにも使った。そう言うと彼女は「しょうがないね」と言ってくれるから。  嫌いになったとか、飽きたとか、そういうことじゃないんだけど。なんとなく、そういう時期、みたいなこと。 「紫陽花には毒があるんだって」 「え、知らなかったなぁ」 「でもどこに毒が含まれてるかとか、ど

          召し上がれ #シロクマ文芸部

          6月10日、note2周年。

          更新頻度がガクッと下がっている今日この頃ですが、6月10日、もげらnote、2周年を迎えました。 2年。早い。2年。何をしていたんだろう? なにか成長できたことはあるんだろうか? ……なんて考え始めると落ち込むばかりなのでやめよう。 noteを始めて2年、を意識していなかったわけではない最近。いや、なんなら5月から「来月でnote2周年だ」とは思っていた。 そのせい、と表現すると語弊があるのだけれど、noteについて考えてみたりもした。 何が本当に書きたいんだろう? 書き

          6月10日、note2周年。

          雨音が遺したもの #シロクマ文芸部

           雨を聴くために階段を降りていく。  降りた先にあるドアを開けると、窓のない部屋。  でも不思議と閉塞感はなく、僕にとっては落ち着ける場所だった。  僕の祖父が生きていた頃に作った部屋らしい。  小さいけれど、しっかりとした造りの机と椅子。大きめの本棚には、ぎっしりと詰まった本。  そして、立派な音楽プレイヤー。 『雨って変化のプロなんだよ』  僕の母はよくそう言っていた。  僕はプレイヤーを起動させて、リストを選び再生する。  スピーカーから流れるのは、雨の音。  

          雨音が遺したもの #シロクマ文芸部

          夏の前に梅雨だなぁ

          夏の前に梅雨だなぁ