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【メンバー募集】社会のベターを問い続ける。まだ見ぬ「ここにある」を一緒につくりませんか?

尼崎を初めて訪れたのは、2017年のこと。Webメディア「greenz.jp」の取材をきっかけに、藤本遼さんにお会いしました。

当時は「尼崎ENGAWA化計画」として行政職員、主婦、職人、子ども、障害のある人など、さまざまな人と交わりながら数々のプロジェクトを立ち上げていた頃。振り返ってみると、尼崎のまちを藤本さん自身も楽しみながら、自らの拠り所となるような居場所を増やしていた時期だったように思います。

2016年、浄土真宗本願寺派の清光山・西正寺から始まった「カリー寺」。レトルトカレーも開発・販売し、全国にその取り組みが広がっています。2019年には「カリー寺基金」も始動。カリー寺で得た収益とクラウドファンディングで集めた資金を尼崎のプロジェクトや取り組みに資金提供し、個人や企業の活動を応援しています。
2017年に始まった「ミーツ・ザ・福祉」。障がいのある人もない人も一緒に楽しめるようにとの思いで、当事者とともにイベントを作り上げています。会場を盛り上げるステージイベントに加え、飲食やクラフトなど40を超える店舗が出店(2022年度)。出店店舗の約半数が福祉施設や事業所です。

その後、2019年11月に藤本さんは「株式会社ここにある」を創業。尼崎に軸足を置きながらも、フィールドは地域や行政のみならず、企業なども含め広く社会へと移り変わりつつあります。

個人から法人になって丸3年の今、「ここにある」は新たにフルコミットのメンバーを募集します。

尼崎や「ここにある」は、筆者にとって人生について考えたくなった時、生活を見直したくなった時にふと訪れたくなる場所。ここで生きる人たちと会って話をすると、不思議と自分の本心に気付いて、進む方向性が定まるのです。

応募を検討している方も、なんとなく読み始めた方も「ここにある」の現在地を受け取っていただき、あなた自身や「場づくり」と呼ばれる仕事について考える機会になれば嬉しいです。そして「ここにある」で働きたいと思う人が出てきてくれたら、より一層嬉しいなと思います。

文:北川 由依(きたがわ ゆい)

取材された当日の写真。事務所の洗面台にいます。ちょっとブレています。サカナクションの山口一郎さんに似て、、やめておきましょう。

グラデーションある「ここにある」。だけど、今回の募集はフルコミットメンバー

北川:創業してもう3年ですか。今回はフルコミットメンバー(入社時は契約社員を想定)の募集ですね!今年の初めにもメンバー募集をしていたから、法人として事業規模が大きくなってきているってことだよね。改めて聞いてみたいのですが、個人から法人になったことで感じている変化ってありますか?

藤本:そうやね。だいぶあるんじゃないですかね。創業1年目は個人事業の時とあまり変わらなかったかな。以前からやっていたことがそのまま法人に移った感じ。2年目から少しずつ新しいことも増えていって、プロジェクトごとにチームをつくり、対価を払いながら関わってもらえる人も広がった。ただ、外部パートナーと一緒にやる良さもある一方で、難しさも見えた1年だったかな。プロジェクト単位や週1〜2日の関わりだとプロジェクト自体は遂行できても、どうしても「ここにある」としてのカルチャーを共有しきれなかったり、一緒にやっている感じをもちづらかったりするんよね。

北川:なるほど。

藤本:そろそろ大きく組織を変えていかなあかんと思って、3年目に入った頃にフルコミットメンバーを募集することにした。採用活動を経て多くのご縁があり、最終的に入社したのが鈴木芽生(すずきめい)だね。

2022年春からフルコミットの業務委託としてここにあるに関わり始め、8月から社員に。介護系の人材紹介会社や民間学童で勤務した後、より温かみのある関係性を築きながら暮らしたいと思い、尼崎へ移住。

北川:じゃあ、組織として大きく変わったタイミングが今年なんですね。事業はどう変わってきていますか?

藤本:企業関連の仕事が増えていますね。「ここにある」としての実績が積み上がってきているのもあるし、社会の変化も大きいように思う。SDGsをはじめとした社会貢献の取り組みを株主から求められたり、企業としても専任の部署や担当者を置いたりするところが増えてきているからかなと。また、僕らが株式会社になったことによって企業も関わりやすくなっているのはあるんでしょうね。順調にパズルがハマってきている感じがします。

北川:例えば、企業とはどんな取り組みをしていますか?

藤本:東急不動産SCマネジメントさんが運営する「あまがさきキューズモール」、ここはJR尼崎駅直結の大型ショッピングモールなんやけど、2020年からギャザリング(地域連携)事業として、イベントや取り組みをご一緒させてもらっています。ショッピングモールが地域とのつながりをどう深めていくのか、地域住民らと一緒にどう場をつくっていくのかを考えていきたいとご相談をいただいて。初年度は数本だったイベントも2年目以降には予算も増え、年間約50本弱のイベントや場づくりに発展しています。

年間50本!?ショッピングモールで地域との関係性を編みながら活動を展開する「ここにある」の仕事について

藤本:阪神電鉄さんとは2017年から。最初はワークショップのプログラム設計とファシリテーターで呼ばれたんやけど、2022年は沿線施設のリノベーションに際しての企画からご相談いただいています。こうしたご相談も僕自身の成長と社会の変化、そして法人格を得て積み上がってきたものによって変わってきていることかなって。

まちから企業へ、移り変わるフィールド

北川:2014年から藤本さんは「場づくり」と呼ばれる活動をはじめていますよね。個人事業の時は、もっと草の根的な取り組みだったと思うけど、今は企業の仕事が増えてフィールドが変わりつつあります。そこはどう捉えているんですか?

藤本:バランスみたいなものは、すごく考えているところ。企業から期待される成果や何かしらの制限がある中で、どう面白く打ち返していけるだろうか、と。まちでやっていた「自分が面白いと感じるものを自由につくっていく」こととは割と違うなと思っていて。でも、草の根運動や市民活動としては小さくて成し得なかったことを、企業と連携すればできていくかもしれない、という期待感や可能性は感じています。

北川:期待感や可能性?

藤本:うん。今やっているのは、自分達がまちで積み上げた価値観やカルチャーをどう企業にインストールできるのかということだと捉えている。僕たちが地域でやっていたことは面白がってくれる人には届いているけど、社会全体にはまだまだ届ききっていないと感じていて。そうした中で、社会に影響を及ぼすことのできる企業が関わったり、そこが変わっていったりすると、自ずとまちで暮らす人たちの暮らし方や考え方も変わっていくんじゃないかなって思うから。遠回りに見えるかもしれないけど、企業にあるものを生かしつつ、僕らの動き方や考え方、つながり方を入れ込んでいくことで社会全体が変わっていくんじゃないかなと。今はそこに面白さを感じています。

2022年3月、阪急電鉄さんと一緒に高槻市駅近くの高架下をいかに活用するか?というワークショップ「コーカシタカイギ」を開催した。この場で出たアイデアがのちの「未来市」というイベントにつながる。
こちらが2022年8月に開催された「未来市」。子どもたちが自分でつくったものや考えたゲーム・サービスなどを提供・販売する企画。約800人の方に参加してもらった。企画の中心を務めたのは「ソラトイロ」というカフェのオーナーのあゆみさん。「ここにある」はサポートをした。

藤本:とはいえ、多様な人たちと関わることから「カリー寺」や「ミーツ・ザ・福祉」のようなプロジェクトが生まれたのは事実で。そうした取り組みや事例を見た人たちが「尼崎って面白いまちやん!」と思ってくれる。そんな循環が生まれていくことが純粋に嬉しい、という気持ちは個人事業をやっていた時から変わらない。でも、今はそれを経済や社会のような大きなフレームとどう結びつけていくかを考えているかな。それは「ここにある」がどう稼いでいくかだけではなくて、10年、20年先を見据えてどう社会としてそうした活動を持続的なものにしていけるのかということで。きっと今までにない面白いことができるんじゃないかなと僕も思っているし、一緒にやっている企業の担当者のみなさんもその面白さを少しずつ感じてくれているんじゃないかと思う。

北川:つまり、地域で得た知見や経験を社会実装させていく未来を見つめているってこと?

藤本:かっこよく言うとそうかな。例えば「Community Nurse Company 株式会社」の取り組みは面白いと思っていて。小さなまちから始まったコミュニティナースの活動だけど、県や企業と組んで、その仕組みを全国展開している。多様な組織と協働をしている点も素晴らしいけれど、それ以上に地域と病院や医療機関をシームレスにする文化を全国展開しているような感じがして。地場の活動を社会や経済にインストールしているのが、すごく良いなって思っています。「ここにある」でもそうやって、まちの活動と社会や経済がうまく交わり合う接点を生み出せると良いなって。

少しずつ組織になっていくところ

北川:冒頭にも話したけれど、今回は週5日フルコミットで「ここにある」のメンバーとして活動できる人の募集です。春から関わっている鈴木さんもフルコミットですよね。どういった経緯で入社に至ったのでしょうか?

鈴木:「ここにある」が運営している「おつかいチャレンジ」という企画に誘ってもらって、ボランティアとして参加したのが最初です。子どもたちは1,000円を握りしめておつかいに行くんですが、あるケーキ屋さんでお金が足りない状況が発生したんです。すると、お店の人がその子の隣に来て一緒にお金の計算をして、何を買うかその子と一緒に考えてくれました。そのおかげで、その子も諦めずにおつかいを終えることができて自信にもつながったと思います。その光景を見て、参加者や運営側だけではなく、店員さんも一緒にイベントをつくっている感じがしてすごく素敵だなと思って。子どもたちが帰ってくると、保護者やスタッフだけではなく一般のお客さんも「おかえり」と子どもたちに声をかけていて、すごくあったかい雰囲気で。こんなに関わるみんなが優しい気持ちになれるイベントがあるんだって驚きました。

3歳以上の未就学児が「あまがさきキューズモール」内の店舗で初めてのおつかいにチャレンジするイベント。2022年10月には第4回目が開かれた。

鈴木:尼崎で出会う人たちがみんな素敵で、この人たちと生きていけたら幸せやなって思って、どんどん尼崎に来るようになって。やっぱり自分の人生の時間を使うなら、好きな人たちと一緒にやりたいことをやりたいなと思ったんですよね。そこからボランティアとして活動に関わるようになりました。その後、遼さんとじっくり話しをする機会があって。その時に初めて「ここにある」的な考えや生き方を知って、自分もその生き方をしたいと思い、2022年4月から業務委託のフルコミットになり、8月からは社員として働いています。

北川:もっと知りたいなと思ったのはどうしてでしょうか?

鈴木:遼さんは目の前の人とのつながりも大事にしながら、裏では結果や数字に向き合っています。これまで私は想いと利益のどちらかしか大切にできないと思っていたから、両方を大事にする生き方もできるんやって。前職までは「どんなスキルが身につくか」で働く先を選んでいたので、「ここにある」が初めて生き方や価値観から選んだ会社です。

2022年7月に金沢の駅前空地で開催した「カナザワマチナカキャンプ」。よく一緒に活動・仕事をしている手話エンターテイメント発信団oioiさんを招いてのパフォーマンスなどを行った。ただ、プロジェクトについては大コケ。「ここにある」の中でも一番の反省プロジェクトとして教訓にしている。

北川:そうなんですね。今「ここにある」ではどんな仕事をしていますか?

鈴木:大学生が中心になってつくっていくイベントのリーダーをすることが多いです。かっこよく言うと、プロジェクトマネジメントですが、みんなでイベントをやろうって旗を掲げる役割かな(笑)。あとは「ここにある」で運営するシェアハウスに住みながら管理人をしたり、遼さんの仕事を少しずつ引き継いだりしています。すでにナレッジが溜まっているイベントの運営やさまざまな会議の議事録をとるなど、遼さんじゃないとできないこと以外は全部やろうとしていますね。今はまだ学ばせてもらっている感覚が強くて、丸ごと盗んでやろうって気持ちです。

北川:ボランティアから業務委託、社員と段階を経てきて、心境に変化はありますか?

鈴木:大きくは変わらないのですが、フルコミットで関わり始めてから大きな壁にぶち当たって。それは、私が代替可能な人材であることで。「ここにある」は業務委託と社員の境界線が曖昧なので余計にそう思ったのかもしれませんが、春先はプロジェクトの運営をしているだけだったので、フルコミットの意味があるのかって悩んだんです。

北川:フルコミットの意味?

鈴木:「ここにある」のフルコミットメンバーであるはずなのに「ここにある」の組織全体のことには関わってない。プロジェクトを回すだけなら、フルコミットじゃなくてもいいのではないかと思っていたんです。

北川:なるほど。

鈴木:それで遼さんにモヤモヤを相談したら、じっくり話を聴いて受け止めてくれて。「ここにある」は、インターン、業務委託、副業など色々な関わり方ができることが良さでもある一方で、「ここにある」全体のことを考えているのは遼さんだけの状況が続いていたんです。私自身のことと、組織の状況も踏まえて話をすると、遼さんも理解を示してくれて。そこからは「今の組織の状態についてどう思う?」「今後どうしていく?」と一緒に「ここにある」全体のことを考える場がとても増えました。

11月に開いたここにあるメンバー研修・対話プログラムの様子。最近では月に一度、尼崎から1時間〜1.5時間程度で訪れることのできる自然の豊かな場所に行き、リトリートと交流、対話を行っている。

メンバーは一人ひとりがタレントたれ

北川:まさに今、メンバーの意識も外からの見られ方も変わっていっているところなんですね。

藤本:そう。組織が変わっていくプロセスで、めいさんはもちろん、えっちゃん(唐溪 悦子さん)や杉浦(杉浦 僚さん)、大森(大森 亮平さん)などの存在も大きいね。以前は僕がほとんどの意思決定をしていましたが、さまざまなことをみんなで議論できるようになりました。そうなった背景には夏に開いた合宿が大きくて。そこから組織と自分の関わりについてそれぞれが主体的に考えるようになり、小さなことに関してもメンバーの会議で話し合うようになっていった感覚があります。

北川:なるほど。では、今回新たにフルコミットメンバーに期待することってなんでしょう。

藤本:さっきめいさんも話していたけれど、プロジェクトを面白がって旗振り役をして、みんなを巻き込んでいく役割かな。あと「ここにある」は、関わる活動や人、事業に対してかなりの程度自分ごととして捉える必要があると思う。「ここにある」=自分とは思わなくていいけど、「ここに」ぐらいまでは自分やと思ってほしいかな(笑)。

北川:藤本さんは100%?

藤本:「ここにあ」くらい、8割かな(笑)。創業者だしね。僕ね、名刺を渡す時「藤本遼です」って言うんです。「『ここにある』っていう会社をやっています」「カレーが好きです」みたいな。個人の藤本遼であることが前提というか。僕らのやっていることって仕事と暮らし、遊びなどのバランスが曖昧なので、そういう感覚じゃないと働けない気がするんですよね。仕事になることもあれば、お手伝いで終わることもあるし、仕事にしない方がいいこともあるというか。めいさんは「ここにあるの鈴木です」って自己紹介することが多いんよね。間違ってはないけど、それだけなのかなって思ってしまう。

北川:一般的に、代表だったら自分の会社の所属だと名乗ってくれたら嬉しいと思うんじゃないかな?

藤本:そうかもしれないけれど、残りのあなたはどこにいったの?って。「ここにある」のメンバーであることに疑いはないし、そのコミットも感じているけど、それがあなたの全てではないんじゃない?って思っちゃうから。他に興味のあることや好きなことも自己紹介でしてほしいなって。そうやって会社のことにもしっかり向き合いつつ、自分自身として誰かとつながるということを繰り返してほしいなと。

もうちょっと真面目な話をすると、仕事内容はざっくりしているけど、マルチタスク能力や情報処理能力、構想する力や巻き込んでいく力、マネジメント力や言語化力などは必要かもしれないね。あと、コミュニケーションに対して開かれていることは大事ですね。自分の心のうちをフラットに話せる人、そうした素質を持っている人を求めています。

昨年度関わっていた豊中市の「いきいき長寿フェア(現:いきてゆくフェス)」。豊中市の介護保険事業者のみなさんや関心のある市民のみなさんと一緒にイベントの企画運営から一緒に行った。2022年度は「ここにある」は関与していないが、いろいろな人がフラットに参加できるオープンミーティングなどは継続して行われている。

鈴木:「ここにある」的なものを大事にする環境を整えているタイミングなので。今はまだ遼さんの色が強いけれど、私や新しく加わる方の色が強くなって、混ざり合って新しい「ここにある」になっていったらいいですね。どんな色ができあがるのかわからないけど、見てみたい。

藤本:「ここにある」のメンバーは一人ひとりがタレントなんだろうね。何かしら魅力があって、一緒にやってみたいと思わせる何かがあって。それは仕事の能力だけではなくキャラクターや振る舞いも含めて。自らつながりをつくれたり、自己表現できたりできることが、僕たちの仕事としては大切ですね。

「ここにある」さんは、どんな人?

北川:「ここにある」=藤本さんではなくしていくという話もあって、今は法人という一つの人格をつくっていく真っ最中ですね。じゃあ最後に、みんなでつくっていく「ここにある」さんは、どんなキャラクターだと考えますか?

藤本:うーん、そうだね。ベターを問い続けていく人なのかなと思う。色々な歴史や積み重ね、関係性がある中で、「絶対」というものはないんだろうなって思いながらも、現状にも満足することなく活動している人。今よりもちょっとだけ良い状態を目指すためにアクションを続けている人。それをいろんな人たちと共有しながら、こっちの方向が良さそうじゃない?一緒にやらない?と言って動いている人。そんなイメージ。

2022年11月20日(日)に生駒市で開催した「くらしのブンカサイ in いこま」の集合写真。行政、環境系の団体、企業、高校生、先生など、多様な属性の方が集まり、一緒に企画運営を行った。

藤本:世界は広いので、まだ見えていない世界があることに対して不安に思ったり、至らなさを感じたりもする。でも、もっと様々な世界を知りたいと思っていて、それが「ここにある」さんの聡明さにつながるんじゃないかなと。今の世界で淡々とベターを探し続けているのが「ここにある」さんかなと思います。新しいメンバーにも、そんな「ここにある」さんを当事者として一緒につくっていってほしいですね。

鈴木:私にとって「ここにある」さんは「本当にこれでいいのか?」と生き方を模索している大学生のような人である気がします。そのプロセスで色んな人を巻き込み、一緒に人生を面白がれる人を増やしているイメージ。まだ組織として体制が整い切っていないので、今は多様な人との関わりと言っても限られています。でも、環境が整えば本当の意味で色々な人と関わることができるようになる。高齢者、シングルマザー、孤独を抱えている人など、まだ出会えていない人に会いに行って、彼らが何を考えているのか、何を一緒にできるかを考えて、共に生きていけたらと思っています。

藤本:「ここにある」は、植物みたいに成長している実感があります。最初は芽が出て大きくなるだけだったのが、花が咲いたり実がついたりもするようになって広がりを感じているところ。だから、順調に植物を成長させてくれてもいいんだけど、なんだろう、いい意味で裏切りのようなものも期待していて(笑)。今の「ここにある」さんではできないことを新しいメンバーが入ることでできる、そんなイメージが強いかもしれません。

【募集要項】
⚫︎仕事内容
・コミュニティマネジメント / コミュニティデザイン
・プロジェクトマネジメント
・企画
・広報 / PR
・社内体制づくり 等

⚫︎雇用形態
①正社員(最初は契約社員から)
②業務委託
※今回の募集では上記のいずれかの契約になります。

⚫︎勤務時間
完全フレックス制
※仕事の特性上、夜間帯の打ち合わせなども多いです。土日にイベントやプロジェクトがあることもかなり多いので、流動的な仕事の仕方になります。

⚫︎休日
週休2日制
GW休暇 / 夏季休暇 / 年末年始休暇 / 有給休暇 / 産前・産後・育児休暇
※休暇の取り方についても相談しながらという形になります。

⚫︎福利厚生
社会保険 / 労働保険 / 交通費支給

⚫︎勤務地
兵庫県尼崎市ほか
※2021年度は奈良県生駒市の中期案件がありました。スポットで関西エリアの仕事や活動などもあります。それ以外の地域への展開も可能性としてはあります。
※尼崎市での居住は必須条件ではありませんが、地域に根ざしたプロジェクトも多いので居住できる方が優先です。

⚫︎給与
200,000円〜(応相談)

⚫︎賞与
業績による

⚫︎募集内容
フルコミット(週5日)
業務委託

⚫︎募集期間
2022年12月1日(木)〜2023年1月10日(火)
※募集要項フォームの入力期限です。1/10(火)23:59で締め切らせていただきます。
https://forms.gle/Zqgj1GKfPpYBN93m7

⚫︎採用プロセス記事やサイトなどの閲覧・確認

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メンバー面談

代表との面談

現地(尼崎市)での活動・仕事体験

インターンシップ(1-2ヶ月程度) or 本採用(試用期間あり)
※契約までのプロセスは相談しながら確定できればと思っております。あくまでも一例です。

ライター
北川 由依(きたがわ ゆい)
三重県生まれ。札幌を経て、現在は京都と三重の2拠点居住。 誰もが自分らしい選択をできる社会になることを願って、地域に根ざした取り組みや人をテーマに書いています。カフェラテといちじくが大好き。

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